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ゲーム感覚とドラマが融合した稀な成功例

2014年7月7日 相馬 学 オール・ユー・ニード・イズ・キル ★★★★★ ★★★★★

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オール・ユー・ニード・イズ・キル

 ゲームの初心者がリセットを繰り返すうちにスキルを広げ、先の、そのまた先のステージへ進むような感覚。そんなプレーヤー感覚を忠実に再現した点で、これまでのどんなゲームの映画化よりもゲーム的な映画となった。

 トム・クルーズをそんな“初心者”の状態に置くアイデアも活きている。“自分の血を見るだけで倒れちゃいますから”と全力で最前線行きを拒絶する、実戦経験皆無の主人公。トムが演じることで、そこに意外性が宿るし、そんな彼がスキルを広げる点にドラマが生まれる。

 ゲーム感覚とドラマが結びついた成功例は多くはないが、本作はうまくハマッた感がある。アイデアの勝利。

相馬 学

相馬 学

略歴:アクションとスリラーが大好物のフリーライター。『DVD&ブルーレイでーた』『SCREEN』『Audition』『SPA!』等の雑誌や、ネット媒体、劇場パンフレット等でお仕事中。

近況:『ゴーストバスターズ アフターライフ』『ロックフィールド 伝説の音楽スタジオ』『アイス・ロード』『マリグナント 狂暴な悪夢』他の劇場パンフレットに寄稿。布袋寅泰への取材をはじめ、最近は映画絡みで音楽アーティストに話を訊くことが多くなりました。

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