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ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日 (2018):映画短評

ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日 (2018)

2021年2月26日公開 98分

ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日
(C) 2018 Galatee Films - Outside Films - Film Afrika D - Pandora Film - Studiocanal - M6 Films
山縣みどり

ライオンとの友情が少女に教えてくれたものは?

山縣みどり 評価: ★★★★★ ★★★★★

親の都合でアフリカに移住した少女ミアがホワイトライオンと強い絆を培いながら居場所を見出す一種のカミング・オブ・エイジもの。そこに動物愛護の強烈なメッセージを組み込まれ、トロフィー・ハンターに対して常々「素手で戦え」と思う身には深く沁みた。殺すために繁殖させる人間のエゴには怒りしか感じない。3年を越す撮影でミア役のダニア・デ・ヴィラーズとライオンが本物の絆を培ったのは一目瞭然。彼女とライオンとの共存ぶりがとても自然だ。いかにもな悪役が登場し、ペット用にビッグキャットを繁殖させていたタイガー・キングはこいつよりはマシかもと思わせる。クライマックスはドラマティックで、ライオンの身を案じて血圧上昇。

この短評にはネタバレを含んでいます
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