こんなタイムループなら続いてもイイ!?

2021年4月8日 相馬 学 パーム・スプリングス ★★★★★ ★★★★★

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パーム・スプリングス

タイムループを扱った映画は珍しくないが、本作が面白いのはタイムループを“災難”ではなく、“状況”としてとらえている点。

 男は、あがいても無駄と諦めて、この“状況”を楽しもうとし、女は最初こそそうしていたが、行き詰まった“状況”を打破しようとする。そういう意味ではダメ男映画であり、女性の芯の強さが際立つ。タイムループを経験するのがひとりではなく、複数の人間というのも、それぞれの生き方の選択を浮かび上がらせる点で効果的。

さて自分ならどうするか?と考えながら見たが、繰り返すのがこんなにも天気のいい休日ならタイムループも悪くない……と思ってしまうほどに、ダメ男であることを痛感させられた。

相馬 学

相馬 学

略歴:アクションとスリラーが大好物のフリーライター。『DVD&ブルーレイでーた』『SCREEN』『Audition』『SPA!』等の雑誌や、ネット媒体、劇場パンフレット等でお仕事中。

近況:『ファナティック ハリウッドの狂愛者』他の劇場パンフレットでお仕事中。「映画の巨人たち リドリー・スコット」(辰巳出版刊)に寄稿。

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