映画にするには、たしかに100人規模が必要だったのでしょう

TVドラマ版は、バイプレイヤーズが「主人公」になる変換が新鮮だった。映画版もそのままと思ってたら、物語の主軸は濱田岳らの映画製作チーム。おなじみ4人はバイプレに徹し、ある意味、正当な作り?
キャストが増えてもユルい感じはキープ。広大なスタジオで撮影される数々のドラマや映画は元ネタが超わかりやすく、各作品のキャストの交流も業界の舞台裏を気軽に覗き見する楽しさ。
ただ100人に広げることで、少人数でふざけてる本来の味わいが、バラエティ的な散漫さに発展するのは否めず…。映画化でスケールアップは必須だが、ドラマ版の大人たちの純なアホらしさが愛おしく思い出され、複雑な心境。映画には不向きな題材のような。