シネマトゥデイ

シネマトゥデイ

もう立派に、めっちゃ合格だと思います!

  • GODZILLA ゴジラ
    ★★★★

    日本において『パシフィック・リム』は受容の判断が結構割れたが、この『ゴジラ』は評価の温度差はあっても作品解釈に余りブレが起こらないのでは。第一作の原爆・水爆から、東日本大震災を受けた原発問題へ――との歴史認識が象徴するように、「オリジナルへの敬意」と「現代性」を真っ当に両立させている。

    G・エドワーズ監督は腕も確かだが、「和の心」も半端ない。ヒューマニズムではなくアニミズムを基盤に、自然の脅威=「神の怒り」としてのゴジラを登場させる。対して実に西洋的なエメリッヒ版が貴重なサンプルに思えるくらい。

    ゴジラが最初に顔を出す瞬間は、ポップ・アイコンとしての凄みと、ハリウッドの現在力を同時に実感!

⇒映画短評の見方

森 直人

森 直人

略歴: 映画評論家、ライター。1971年和歌山生まれ。著書に『シネマ・ガレージ~廃墟のなかの子供たち~』(フィルムアート社)、編著に『21世紀/シネマX』『シネ・アーティスト伝説』『日本発 映画ゼロ世代』(フィルムアート社)『ゼロ年代+の映画』(河出書房新社)ほか。「週刊文春」「朝日新聞」「キネマ旬報」「TV Bros.」「メンズノンノ」「Numero TOKYO (Web)」「映画秘宝」などでも定期的に執筆中。※illustrated by トチハラユミ画伯。

近況: BSスターチャンネル7月放送番組「映画ファンのためのアメリカン・ニューシネマ入門」(7/8~)に、井筒和幸監督、ドーキンズ英里奈さんと出演しております。YouTube配信番組『活弁シネマ倶楽部』でMC担当中。6月24日より、長久允監督(『ウィーアーリトルゾンビーズ』)の回を配信中。ほか、映画ジャーナリストの徐昊辰さん(『キングダム』討論)、工藤梨穂監督(『オーファンズ・ブルース』)、三宅唱監督(『ワイルドツアー』)、佐向大監督(『教誨師』)、片山慎三監督×松浦祐也さん×和田光沙さん(『岬の兄妹』チーム)、二宮健監督(『チワワちゃん』『疑惑とダンス』)、広瀬奈々子監督(『夜明け』)、緒方貴臣監督(『飢えたライオン』)、関根光才監督(『太陽の塔』『生きてるだけで、愛。』)等々を配信中。アーカイブ動画は全ていつでも観れます。

サイト: https://morinao.blog.so-net.ne.jp/

» 森 直人 さんの映画短評をもっと読む

[PR]
おすすめ特集
映画アクセスランキング
  • Loading...
»もっとランキングを見る«
楽天市場
スポンサード リンク