シネマトゥデイ

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米国版が放つメッセージに日本人はどう応えるべきか

  • GODZILLA ゴジラ
    ★★★★

     1954年の水爆実験はゴジラを倒すためだった??という設定は、ドキュメンタリー映画『X年後』が指摘していたように、第五福竜丸以外への影響も甚大だっただけに複雑な思いを抱く日本人も多いだろう。だが、その怪獣が再び表れた時、人類は同じ過ちを繰り返すのか?というテーマしかり、自然の脅威や自分たちが制御出来ないモノを作りそれに振り回される人間の愚かさもまざまざと見せつけ、これは、震災も原発事故も風化しつつある日本人への痛烈なパンチである。
     っていうか、本来はこうした映画を日本が発信しなきゃいけないんじゃないの?という忸怩たる思いがヒシヒシ…。ゴジラよ、日本映画界のお偉方も覚醒させてくれ。

⇒映画短評の見方

中山 治美

中山 治美

略歴: 茨城県出身。スポーツ紙記者を経てフリーの映画ジャーナリストに。週刊女性、GISELe、日本映画navi、goo映画、スカイパーフェクトTV(ぴあ)、朝日新聞webサイトおしごと博物館内で「おしごとシアター」などで執筆中。いつの間にやら映画祭を回るのがライフワークとなっている。お気に入りはオランダ・ロッテルダム国際映画祭とスペインのサンセバスチャン国際映画祭。

近況: 本サイトで「映画で何ができるのか?」と「ぐるっと!世界の映画祭」を連載中。また、編集に携わった塚本晋也監督・著「『野火』全記録」(洋泉社)、DVDマガジン「石原裕次郎シアター」(朝日新聞社)が発売中デス。

サイト: https://www.oshihaku.jp/series/00007

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