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パパは殺人マシーン

2021年6月9日 くれい響 Mr.ノーバディ ★★★★★ ★★★★★

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Mr.ノーバディ

今やシリーズとしての面白さがついてきた『ジョン・ウィック』だが、その脚本家のデレク・コルスタッドらしい二匹目のドジョウ感が全開。「舐めてた相手が、じつは最凶」という擦られた設定のもと、かなりぺラペラな話が展開されるなか、ロシアン・マフィアの描写に関しては、ほぼ変わらないといった感じだ。とはいえ、やっぱりアクションシークエンスに関しては、香港&韓国ノワールの要素もしっかり取り入れるなど、かなりの本気度が伺える。確実にアガるパット・ベネターの「ハート・ブレイカー」が流れるカーチェイスやら、やっぱり暴れるジジイ役のクリストファー・ロイドの使い方などに助けられた感もアリ。

くれい響

くれい響

略歴:1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では20年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況:『フォーエバー・パージ』『義足のボクサー GENSAN PUNCH』『レイジング・ファイア』『少年の君』『唐人街探偵 東京MISSION』『星空のむこうの国』『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』『藍に響け』『裏アカ』『新感染半島 ファイナル・ステージ』『ハッピー・オールド・イヤー』『新解釈・三國志』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。そのほか、キネマ旬報ムック「細田守とスタジオ地図の10年」にて細田守監督×ポン・ジュノ監督、「CREA WEB」にて木幡竜さん、「GetNavi web」にて玉山鉄二さんなどのインタビュー記事も掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

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