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妄想含めて、作家論的にこう解釈してみました

2021年7月14日 轟 夕起夫 夏への扉 -キミのいる未来へ- ★★★★★ ★★★★★

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夏への扉 -キミのいる未来へ-

大林宣彦フォロワーを公言している三木孝浩監督。『陽だまりの彼女』(13)はどこか、大林の『麗猫伝説』(83)の変奏に見えた。その脚本を手がけた菅野友恵とのコンビで再び「猫ムービー」、それもタイムトラベル小説の古典に挑んだ本作は、その流れで言えば時間が跳躍する『あした』(95)の三木版の趣も(田口トモロヲも出演しているし)。

山﨑賢人はしっかりと“主役”の柄で、原作の危うさをアップデイトする清原果耶は盤石、そしてオリジナルキャラ、藤木直人のヒューマノイドが映画に楽しさもたらす。LiSAの「サプライズ」は、挿入歌=ミスチルの「CROSS ROAD」へのアンサーソングなのだと思う(曲調も歌詞も)。

轟 夕起夫

轟 夕起夫

略歴:文筆稼業。1963年東京都生まれ。「キネマ旬報」「映画秘宝」「クイック・ジャパン」「DVD&ブルーレイでーた」「QJweb」などで執筆中。近著(編著・執筆協力)に、『伝説の映画美術監督たち×種田陽平』(スペースシャワーブックス)、『寅さん語録』(ぴあ)、『冒険監督』(ぱる出版)など。

近況:またもやボチボチと。よろしくお願いいたします。

サイト: https://todorokiyukio.net

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