刺激強すぎるのに楽しくスカッとする、アクション映画の理想型

2021年7月30日 斉藤 博昭 ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結 ★★★★★ ★★★★★

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ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結

「新生」ということで、歩くサメとか「水玉攻撃」とか、ちょっと奇抜に振り切れたキャラ新登場に観る前は不安もよぎったが、冒頭で史上最高のフェイント攻撃に唖然とさせられ、その後、メインのドラマに突入するや、15歳未満鑑賞不可のドギツさ乱れ打ち。刺激とテンションが、ここまで途切れないとは! サメくんもどんどん愛おしく見えてくる不思議。ディズニーの某映画をこっそりパロってしまう余裕も楽しい。

監督・キャスト、全員ノリノリで挑んでる感覚が伝わるが、アクションの説得力は意外にきっちり押さえ、見せきることで、荒唐無稽さは回避された。だから最後はアンチヒーローのプライドにこちらも同化。全身が熱くなるのである。

斉藤 博昭

斉藤 博昭

略歴:1963年神奈川県藤沢市生まれ。高校時代は映画研究部に所属。1997年よりフリーランスのライターとしてさまざまな媒体に映画レビュー、インタビュー記事を寄稿。得意ジャンルはアクション、ミュージカル。最も影響を受けているのはイギリス作品です。Yahoo!ニュースでコラムを随時更新中。

近況:昨年に続いてトロント国際映画祭はオンラインで参加。導入はエイリアンものの「Encounter」、国民的人気TVジャーナリストをレア・セドゥが熱演する「France」、「ダンケルク」の若手俳優たちが愛欲ドロドロを演じる「Benediction」などが記憶に。

サイト: https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohiroaki/

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