韓国の民主化まで、こんなことがあったかも!?

2021年9月14日 山縣みどり 偽りの隣人 ある諜報員の告白 ★★★★★ ★★★★★

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偽りの隣人 ある諜報員の告白

韓国の民主化への道のりを描き、危険視される政治家ウィシクのモデルも検討はつくが、実話ものではない。だからこそウィシクと彼を盗聴するチーム長デグォンらの人格を自由に膨らませることが可能になり、血肉が通ったキャラクターが生まれている。抜擢に張り切るデグォンを筆頭に国家へ盲目的な忠誠を誓った男たちの言動が滑稽だ。濡れ衣を着せる書類を仕込むのに四苦八苦し、ヒット曲を暗号と勘違い。シリアスな題材にユーモアを交え、人情味あふれるドラマに仕上げたイ・ファンギョン監督の手腕は確かだ。抜群のタイミングで笑いを誘うオ・ダルスが相変わらずの演技巧者ぶりを披露。熱血漢が似合うチョン・ウとの相性も素晴らしい。

山縣みどり

山縣みどり

略歴:雑誌編集者からフリーに転身。インタビューや映画評を中心にファッション&ゴシップまで幅広く執筆。

近況:最近、役者名を誤表記する失敗が続き、猛省しています。配給会社様や読者様からの指摘を受けるまで気づかない不始末ぶりで、本当に申し訳ありません。

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