27歳で急死したエイミー・ワインハウスさん、死因はエクスタシーとアルコールの混合か

　23日、北ロンドン、キャムデンの自宅にて遺体で発見された歌手エイミー・ワインハウスさんの友人がエイミーさんが死の直前にエクスタシーを過剰摂取していたとサンデー・ミラーに語った。

　友人によると「エイミーさんは最後の7日間、非常に大量の酒を飲んでいました。友人の間では彼女は飲み過ぎで死ぬのではないかと心配されていました。さらにエクスタシーという麻薬を過剰に摂取していました。彼女は日常的にコカインを摂取していましたが、エクスタシーはさらに危険な錠剤でした」とエイミーさんの危険な状態は友人の間でも心配されていたことを明かした。

　さらに、MTVプロデューサーのダニー・パンスキーは「わたしの友人はエイミーさんの死亡の知らせで現場に駆けつけた最初の警官です。彼女はエクスタシーを過剰摂取していたようだと彼は言っていました」と語っている。ただし、現在のところ警察の公式見解は「死因については不明。今のところ事件性はない。いろいろな憶測をするのは好ましくない」としている。

　また、エイミーさんの家族は、コメントを公表。母親は「娘は常にわたしに愛していると言ってくれました。わたしは彼女のその言葉が好きでした」とエイミーさんの思い出を語り、父親は「現実のことのように思えません。ショックで途方にくれています」とコメント。後に家族の公式声明として「わたしたちは、すばらしい娘、姉妹、姪を失いました。わたしたちの心には大きな穴があいてしまいました。みなさまがわたちたちのプライバシーを尊重してくださることに感謝します」と公表した。

　エイミーさんがグラミー賞を受賞した「リハブ」はリハビリ施設に入所したときの体験に基づいて作られたもので、エイミーさんは何度も薬物やアルコール依存を断ち切ろうと試みていた。才能に満ちあふれながらも27歳というあまりにも早い死を惜しむ人々が次々とエイミーさんの自宅前を訪れ花やパネルを供えていた。（Bang Media International）