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志田未来、耳の不自由な妊婦に 「14才の母」の経験をバネに

「コウノドリ」で耳の不自由な妊婦を演じる志田未来
「コウノドリ」で耳の不自由な妊婦を演じる志田未来 - (C)TBS

 女優の志田未来が、10月13日よりスタートするテレビドラマ「コウノドリ」(TBS系・毎週金曜夜10時~)の第1話ゲストとして出演し、耳の不自由な妊婦という難役に挑むことが明らかになった。2006年に放送された連続ドラマ初主演作「14才の母 ~愛するために 生まれてきた~」(日本テレビ/よみうりテレビ)や、昨年放送されたドラマ「はじめまして、愛しています。」(テレビ朝日/朝日放送)で10代の母を演じて注目を浴びた志田だが、「(10年前は)おなかに物を詰めても、どこに手を置いたらいいか、どう歩けばいいか、といったことなどがよくわからなくて注意されていたのですが、今回はそれが自然にできたこともあり、その経験が体にまだ染み付いているのかなと思いました」と『14才の母』での経験を経た手ごたえを語っている。

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 志田が「コウノドリ」で演じるのは、産婦人科医・サクラ(綾野剛)の元に診察に訪れる、生まれつき耳の不自由な女性・早見マナ。同じく耳が聞こえない夫・健治(泉澤祐希)と共に支え合いながら生きているが、妊娠がわかった時、本当に育てられるのかと両親に心配され不安を抱えている。

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 24歳になり、周りの友人が母親になるなど年齢的にも出産が身近になってきた中で、「だからこそ命の重みを考えるようになり実感しながら演じた」という志田。「妊娠や赤ちゃんを産むということを実際経験したことがない中で、さらに耳が聞こえないという大きな壁があり、演じていて率直に難しい……と思う瞬間もあった」そう。

 耳の不自由な女性を演じるためにリサーチを行い、「手話指導をしていただいた時に、実際耳が聞こえない方の出産のお話を聞かせていただきました。耳が聞こえないことが今まで当たり前だったから、そのことをあまり不利だと思ったり、大変に感じなかったとおっしゃっていたので、マイナスな気持ちを背負って演じないようにした」と振り返っている。

 本作は、講談社「モーニング」で連載中の鈴ノ木ユウの同名漫画に基づくヒューマンドラマ。2015年10月期にドラマ化され、産科医療の現場をリアルに描いて好評を博し、続編の放送が決定。前作に続き、産婦人科医と天才ピアニストの二つの顔を持つ主人公・鴻鳥サクラにふんする綾野剛のほか、松岡茉優吉田羊坂口健太郎星野源大森南朋らが出演する。(編集部・石井百合子)

金曜ドラマ「コウノドリ」は10月13日夜10時より放送スタート(初回15分拡大)

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