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「ゴジラ S.P」は往年のゴジラファンも楽しめる作品 注目はジェットジャガー!?

ゴジラ新作アニメがついに完成!
ゴジラ新作アニメがついに完成!

 19日、テレビアニメ「ゴジラ S.P <シンギュラポイント>」の完成披露上映イベントがTOHOシネマズ日比谷にて行われ、宮本侑芽(神野銘役)、石毛翔弥(有川ユン役)、久野美咲(ペロ2役)、釘宮理恵(ユング役)、高木渉(大滝吾郎役)、置鮎龍太郎(BB役)、主題歌を担当するBiSHが作品の魅力を語り合った。

【画像】「ゴジラ S.P 」版のジェットジャガー

 「ゴジラ」の新プロジェクトとして、過去の映画と全く異なるオリジナルストーリーが展開する本作。2030年の千葉県逃尾市を舞台に、町工場「オオタキファクトリー」で働く有川ユンと空想生物を研究する大学院生・神野銘が、違う場所で同じ歌を耳にしたことをきっかけに、世界中を巻き込む戦いへと導かれていく。

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 約2年前の2019年にオーディションに参加したという宮本ら声優陣。翌年1月に合格の結果を受け収録を行った作品が、ようやくお披露目されることになった。主人公・銘の声を担当した宮本は、「存在しない生物を研究する天才という役なのですが、わたしはこれまで、のほほんと生きているような女の子の役が多かったので、頭の回転が速い天才の女の子をどう演じたらいいのか、ものすごく難しかったです」と役づくりに苦労したことを明かす。

 一方、もう一人の主人公・ユンを演じた石毛も「ポジティブやネガティブという概念がない、ニュートラルな天才。性格も暗くもなければ明るくもない。その温度感をどう表現するのが大変でした」と難役だったことを明かすと、銘とユンの相棒となるAIの声を担当した久野と釘宮も、膨大な知識と頭脳を持つキャラクターの人間味と機械のさじ加減を、どう表現するかといった課題に取り組んだという。

 天才たちの中で「割と賑やかしのキャラ」と自身が演じた大滝吾郎を表現した高木は、「何度も巻き戻して観たくなるぐらい、見どころが満載です」と期待をあおる。「大滝のおっさんをやりながら、人一倍ジェットジャガーを可愛がるところが見どころですかね」と『ゴジラ』シリーズに登場するロボット・ジェットジャガーに触れると、置鮎も「実写版の『ゴジラ』が好きだったので『ジェットジャガーが出るんだ!』って嬉しかった」と興奮気味に語っていた。

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 宮本は、怪獣たちの戦いなど往年の『ゴジラ』ファンが楽しめる作品であることを強調しつつ、「脚本の円城塔さんの書かれる世界はとても難しい部分があるのですが、難しいが重なっていくなかで、一気に物語が理解できて『楽しい』と思える瞬間があります。そんなストーリーにも注目してほしいです」とアピールしていた。(磯部正和)

アニメ「ゴジラ S.P <シンギュラポイント>」は3月25日よりNetflixで国内配信、4月1日~ TOKYO MX ほかにて放送開始

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