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『ドライブ・マイ・カー』ニューヨーク映画批評家協会賞で日本映画初の作品賞

主要映画賞の受賞が続く『ドライブ・マイ・カー』
主要映画賞の受賞が続く『ドライブ・マイ・カー』 - (c)2021 『ドライブ・マイ・カー』製作委員会

 現地時間3日、第87回ニューヨーク映画批評家協会賞が発表され、濱口竜介監督・脚本の映画『ドライブ・マイ・カー』が作品賞を受賞した。日本映画の作品賞受賞は初。

【動画】『ドライブ・マイ・カー』三浦透子インタビュー

 同賞はニューヨーク映画批評家協会が1935年に設立した、数ある批評家協会賞の中でも歴史のある映画賞。例年12月に発表され、オスカー前哨戦の一つとしても注目を浴びており、過去には宮崎駿監督が『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『風立ちぬ』でアニメーション賞を受賞している。

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 『ドライブ・マイ・カー』は、作家・村上春樹の短編集「女のいない男たち」所収の同名小説に基づくロードムービー。妻を失った喪失感を抱える舞台俳優兼演出家が、とある演劇祭で出会った専属ドライバーと時間を共有するうちに、目を背けていた妻の秘密と向き合っていく。主人公・家福を西島秀俊、ヒロインのドライバー・みさきを三浦透子が演じたほか、岡田将生霧島れいからが出演。第74回カンヌ国際映画祭において日本映画初の脚本賞はじめ4冠に輝き、第94回米国アカデミー賞では、国際長編映画賞部門の日本代表作品に選出されている。(編集部・入倉功一)

第87回ニューヨーク映画批評家協会賞の主な受賞作品、受賞者は下記の通り。

作品賞:『ドライブ・マイ・カー』
監督賞:ジェーン・カンピオン『パワー・オブ・ザ・ドッグ
脚本賞:『リコリス・ピザ(原題) / Licorice Pizza』
男優賞:ベネディクト・カンバーバッチ『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
女優賞:レディー・ガガ『ハウス・オブ・グッチ
助演男優賞:コディ・スミット=マクフィー『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
助演女優賞:キャスリン・ハンター『ザ・トラジディ・オブ・マクベス(原題) / The Tragedy of Macbeth』
新人監督賞:マギー・ギレンホール監督『ザ・ロスト・ドーター(原題) / The Lost Daughter』
撮影賞:『ウエスト・サイド・ストーリー
ドキュメンタリー賞:『フリー(原題) / Flee』
外国映画賞: 『ザ・ワースト・パーソン・イン・ザ・ワールド(英題)/ The Worst Person in the World』
アニメーション賞:『ミッチェル家とマシンの反乱
特別賞:マヤ・カーダ、マーシャル・フィン、ダイアン・ワイヤーマン

『ドライブ・マイ・カー』三浦透子インタビュー「運転に人柄が集約される」 » 動画の詳細
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