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岩田剛典、ディーン・フジオカは「背中で語る男」3年間の共演振り返り感慨

ディーン・フジオカと岩田剛典
ディーン・フジオカと岩田剛典

 ディーン・フジオカ岩田剛典が17日、都内で行われた『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』の初日舞台あいさつに登壇し、あらためて共演を振り返り、お互い感謝の気持ちを述べ合った。

ディーン・フジオカ&岩田剛典がカッコイイ!イベントの様子【写真】

 本作は、アーサー・コナン・ドイルの推理小説「シャーロック・ホームズ」シリーズをもとにしたドラマ「シャーロック」の劇場版。原作中の「バスカヴィル家の犬」を題材に、犯罪捜査専門のコンサルタントと元精神科医のコンビが、誘拐未遂事件を捜査する。壇上にはディーンと岩田のほか、共演者の広末涼子小泉孝太郎椎名桔平、本作のメガホンを取った西谷弘監督も出席。なお、登壇予定だった新木優子は体調不良のため欠席した。

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 イベントでは、岩田が「ドラマから数えて足掛け3年。ディーンさんとの濃い3年間でした」と振り返り、「2019年に、フジテレビの湾岸スタジオで初めてあいさつした日のことは鮮明に覚えています。そこから顔合わせと同時に立ち稽古に入って。そこで一気にバディの関係性が始まって、3年で大きくなった。そして今日、パワーアップしてみなさんにこうして作品をお届けできる。その事実がとても誇らしい」と感慨深げ。

 岩田は「僕はディーンさんのことを、勝手に背中で語る男だと思っています」とも述べ、「武士道的な男だと思います。孤高という言葉が合う。凜とされていて、紳士で、ある意味完璧というイメージだったんですけど、会ってみると、めちゃくちゃ内で燃えたぎる情熱もある。そういう方との共演は本当に刺激になりました」とディーンを絶賛する。

 また、撮影後もディーンと交流が続いていることも嬉しい出来事であったといい、岩田は「作品が終わった後はだいたい、共演者の方ともそこでお付き合いが終わり。作品が終わった後も交流が続く方はなかなかいない。音楽の話とか、いろんなことでリスペクトできる先輩で、『シャーロック』での出会いに本当に感謝しています」と感激の表情。「岩ちゃん泣いちゃいそう……」とそんな岩田の話を横で聞きながら、広末は2人の話に興味深々だった。

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 ディーンも「初めて湾岸スタジオで出会って、『岩ちゃんと呼んでいいか』と許可を得て、その日から呼ばせてもらった」と岩田との撮影を回顧。「自分が生まれた場所ではない国でこの業界に入って、途中まで生きてきた。その後、いろんな経緯があって、自分の母国に戻ってくる縁ができた時に、自分の仲間と出会いたいと思った。仲間というものをずっと自分は求めてこの活動をしてきたという気がします」と岩田との出会いに感謝でいっぱいの様子だった。

 岩田からこの日受けた言葉の数々に対しても「岩ちゃんの言葉は気軽に言えることではない。最高のバディと出会えたからやってこれたんだなと改めて確信した」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)

映画『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』は公開中

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