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ジョニー・デップが25年ぶりに監督!製作はアル・パチーノ

ジョニー・デップ(今年6月撮影)
ジョニー・デップ(今年6月撮影) - Neil Mockford / GC Images / Getty Images

 ジョニー・デップが、25年ぶりに長編映画を監督することになった。イタリア人芸術家アメデオ・モディリアーニが題材で、タイトルは『モディリアーニ(原題) / Modigliani』。The Hollywood Reporter などが報じた。

【画像】やっぱりかっこいい!来日時のジョニー・デップ

 ジョニーは、マーロン・ブランドと共演した1997年の映画『ブレイブ』で監督デビュー。アメリカにおけるネイティブアメリカンの現状をつづった同作から25年を経て、再び監督に挑むことになった。

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 『モディリアーニ(原題)』は、デニス・マッキンタイアによる戯曲を『プレッジ』のジャージー・クロモロウスキメアリー・オルソン=クロモロウスキが脚色した作品。1916年のパリを舞台に、長きにわたって批評的にも商業的にも苦しんできた画家で彫刻家のモディリアーニが、人生の転機となる波乱万丈の48時間を乗り切り、伝説の芸術家としての評判を確固としたものにするさまを描く。アル・パチーノと『ヴェニスの商人』のバリー・ナヴィディがプロデューサーを務める。

 ジョニーは「モディリアーニ氏の人生を映画化することは、わたしにとって大変光栄で恐れ多いことです。大変な苦難の人生ながら、最終的には勝利を収める……全ての観客が共感できる、普遍的なヒューマンストーリーです」と本作について語っている。2023年春にヨーロッパで撮影開始となり、まもなくキャストが発表される予定。ジョニーが出演も兼ねるのか否かは現状不明だ。

 アンバー・ハードとの離婚後、彼女と泥沼の争いを繰り広げ、俳優としてのキャリアに大ダメージを負ったジョニー。しかし、ついに今年6月、バージニア州での名誉毀損裁判で勝訴したことで、カムバックが現実味を帯びてきた。監督を務める『モディリアーニ(原題)』のほか、7月から撮影が始まった歴史ラブストーリー『ジャンヌ・デュ・バリー(原題) / Jeanne du Barry』ではフランス国王ルイ15世役を務めており、『MINAMATA-ミナマタ-』(2020)以来2年ぶりの映画出演を果たしていた。

 なお、判決を不服としているアンバーは弁護士団を一新し、控訴に向けて動いている。(編集部・市川遥)

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