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杏、米アカデミー賞授賞式に出席決定 出演作『私たちの声』が歌曲賞ノミネート

第95回アカデミー賞

杏、監督と共に授賞式出席
杏、監督と共に授賞式出席

 女優のが、現地時間12日に米・ロサンゼルスで行われる第95回アカデミー賞授賞式に出席することが決定した。自身が出演したアンソロジー映画『私たちの声』(原題:Tell It Like A Woman) の主題歌「Applause」が歌曲賞にノミネートされており、短編『私の一週間』 を手がけた呉美保監督と共に渡米する。あわせて、映画が2023年秋に日本公開されることも明らかになった。

【画像】西島秀俊、岡田将生が出席!昨年の米アカデミー賞授賞式

 世界の映画界で活躍する女性監督と女優がタッグを組んだ『私たちの声』は、女性を主人公にした7つの短編で構成されたアンソロジー映画。「映画、芸術、メディアを通して女性を勇気づける」をスローガンとして掲げる、非営利映画製作会社「We Do It Together」の企画意図に賛同したキャスト&スタッフが世界中から集結し、実際の出来事から着想を得たエピソードや、物語仕立てのフィクションなどがつづられる。

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 杏が出演した 『私の一週間』は、育児に仕事に多忙な日々を送る二児の母親のとある一週間を描く短編作品。WOWOWが製作・企画・プロデュースを担当しており、『そこのみにて光輝く』『きみはいい子』で知られる呉監督がメガホンを取った。

杏が出演する短編 『私の一週間』

 作品について、杏は「何か国ものチームが集まり、女性の物語を作るこのプロジェクトは、女性のみならず、女性を取り巻く人、つまり人間全員へのメッセージが込められていると思います。性に対してさまざまな議論がされはじめた昨今。完全なる一つの答えというのはいつまでも出ないかもしれません。ただ、考えるきっかけが増えている現状に、私たちは何かを変えたい、それに向かって行動したいと言う思いが世界中のそこここにあるのだと思います。作って発信し続けることに、意義を感じています」とコメント。「私は今回この映画に、呉美保監督と参加することができて、大変光栄に思っております。そして授賞式にも! 日本での公開も決まり、これから楽しみがいっぱいです」と期待に胸を膨らませた。

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 2021年春に本作の話を受けた呉監督は、「第二子がまだ0歳、寝不足続きだった私は映画のことなど考える余裕はなかったものの、『女性の社会問題がテーマ』と書かれた企画書を目にし、使命のような高揚でいっぱいになりました。母になって7年、毎朝目覚めた瞬間から時間に追われ、あっという間に1日が終わります。こんな生活ではもう長編映画は作れないわ、そう思ってもいたので短編映画なら何とか頑張れるかもしれない、それ以上に世界で活躍する監督や俳優たちとの映画作りをしてみたくて、一気に脚本を書き上げました」と当時を振り返る。杏と共にアカデミー賞授賞式に参加することについて、「まさか授賞式に参加できるなんて、身に余る光栄です。杏さんの世界デビューを誰よりも至近距離で見られることが、今からとっても楽しみです」と喜びを明かしている。

 歌曲賞にノミネートされた主題歌「Applause」は、セリーヌ・ディオンレディー・ガガといった人気歌手に楽曲を提供するダイアン・ウォーレンが作詞・作曲を務め、女優としても活躍するソフィア・カーソンが歌唱を担当。授賞式では、二人による生パフォーマンスも予定されている。(編集部・倉本拓弥)

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