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米倉涼子、主演ドラマに「これは使命」国際霊柩送還士役オファーに二つ返事

使命を胸に撮影を乗り切った米倉涼子
使命を胸に撮影を乗り切った米倉涼子

 米倉涼子が14日、都内で行われた、ドラマ「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」完成披露イベントに登壇。ドラマへの思いを語った米倉について、堀切園健太郎監督から、体調の不安を抱えながら撮影に挑んだ撮影当時の様子も明かされた。この日は、松本穂香城田優野呂佳代徳井優遠藤憲一、国際霊柩送還を行うエアハース・インターナショナルの木村利惠代表も来場した。

【画像】米倉涼子、遠藤憲一とハートマーク!

 本作は、第10回開高健ノンフィクション賞を受賞した佐々涼子の同名本を原作に、国境を越えて遺体を遺族の元へ送り届ける国際霊柩送還士の姿を描く一話完結型のヒューマンドラマ。

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 エンジェルハース社社長の国際霊柩送還士・伊沢那美を演じた米倉は「10年前に本を読んでとても感動した」と明かし、オファーを受けた時は「感動を届けられる、実在する方の作品に携われるというだけで、二つ返事で『はい』と。国際霊柩送還士という方が世の中に存在することを伝えていきたいと思っていたので、これは使命だなと思いました」と打ち明ける。

 そんな米倉について、ドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」シリーズで共演している遠藤は「涼子ちゃんは美人で明るくて華やかというのが前面にたっているけど、誰よりも表現に対してのこだわりがすごい」と語り、「(那美の)モデルの利惠さんは強烈なキャラクターで、そっくりにはやらないと思っていたんですけど、実際に登場シーンを見たら、(利惠さんとは)違うんですけど、ものすごいパワフルなおばちゃんをがっつり演じ切ったのでビックリしました」と舌を巻く。さらに遠藤が「『ドクターX』で溜めに溜めたものを出したなっていう。違う世界をバンッとやりたいというのはあったと思う」と振り切った芝居を称賛すると、米倉も「恥ずかしいものがなくなりました」とぶっちゃけて笑いを誘った。

 米倉は昨年9月に「急性腰痛症及び仙腸関節障害による運動機能障害」のため主演舞台を降板しており、堀切園監督は「撮影中は座っているのも大変だという中で、4か月の長丁場を乗り切っていただけるか心配しながらやっていました」と告白。8月のフィリピンロケでも心配していたことを思い返し、その時は「違うお芝居も考えていた」とも明かしたが、マニラの空港で米倉から「あそこだけはちゃんと出来るように、ストレッチしてトレーニングしてきたから」と力強い言葉を受けたといい、スッタフ・キャストが一致団結して撮影を敢行。「お疲れさまでした。ありがとうございました」と撮影を完遂した米倉に頭を下げていた。(錦怜那)

Amazon Original ドラマ「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」は Prime Video にて3月17日より168の国や地域で世界同時配信

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