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二宮和也、日曜劇場「VIVANT」出演決定 初回ラストにサプライズ登場

「VIVANT」に出演する二宮和也
「VIVANT」に出演する二宮和也 - (C)TBS

 俳優の二宮和也が、16日放送のTBS日曜劇場「VIVANT」(読み:ヴィヴァン、毎週日曜よる9時~)第1話にサプライズ出演した。劇中に登場する国の言語を話す、謎の青年としてラストシーンに登場。予告なしで出演した二宮は、「今回このような登場は初めてなので、視聴者の皆さんに驚いてもらえたらうれしいです」とコメントを寄せた。(以下、初回のネタバレを含みます)

【画像】二宮和也演じる青年が“父”呼び…「VIVANT」役所広司ふんする謎の男性

 堺雅人が主演を務める「VIVANT」は、「半沢直樹」シリーズの福澤克雄が原作・演出を手がけるオリジナルストーリー。阿部寛二階堂ふみ松坂桃李役所広司という主役級キャストが勢揃いすることが判明しているだけで、内容や登場人物は放送まで一切明かされなかった。

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 第1話では、堺演じる大手商社「丸菱商事」の社員・乃木憂助が、所属部署で起きた誤送金事件の損失130億円を回収するため、中央アジアの「バルカ共和国」へ向かった。乃木はCIAの友人から得た情報をもとに、金の受取人・アル=ザイールにたどり着くも、追い詰められたザイールは自爆。爆破事件の容疑者となり現地の警察に追われる乃木は、公安刑事・野崎守(阿部)に助けられ、医師・柚木薫(二階堂)と出会い、なんとか日本大使館に逃げ込むことに成功した。

 日曜劇場への出演は昨年放送の「マイファミリー」ぶり、福澤監督とのタッグは「ブラックペアン」(2018)以来となる二宮。「VIVANT」では、バルカ共和国の草原で現地の衣装を身に纏い、現地の言葉を話す青年として登場し、同じく現地の言葉を話す男性(役所)に対して「父さん」と話しかけた。

 主演の堺とは初共演の二宮は、「常に周囲を気遣って、居心地のいい現場作りをしてくださっています。僕は前に出過ぎず、引き過ぎずのいい塩梅で、堺さんにその押し引きをドンとぶつけていきたいですね。視聴者の皆さんには、そうした芝居のメリハリも伝わればいいなと思います」とコメント。共演シーンが多い役所については、「役所さんとはずっと一緒にお芝居がしたいと思っていましたので、今回ご一緒にできて本当にうれしいです。ようやく出会えた作品が『VIVANT』というのはなかなか濃いですけど(笑)」と語っている。

 青年の正体や主人公・乃木との関係性など、「ヴィヴァン」をめぐる物語は謎に満ちている。いよいよ始まった本作について、二宮は「これほどのスケールの大きな連続ドラマは、あまり見たことがないので、僕自身も毎週見るのを楽しみにしています。またこの作品は見方を変えて何度も見てもらうと、点と点が線に繋がる瞬間が絶対にあるので、そういう楽しみ方もぜひしてみてほしいですね」とアピールした。(編集部・倉本拓弥)

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