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『君たちはどう生きるか』トロント映画祭でオープニング上映!現地観客の反応は?

第48回トロント国際映画祭

『君たちはどう生きるか』でトロント映画祭開幕!
『君たちはどう生きるか』でトロント映画祭開幕! - Courtesy of TIFF

 現地時間7日、第48回トロント国際映画祭の幕開けを飾るオープニング作品として、宮崎駿監督のアニメーション映画『君たちはどう生きるか』の公式上映が行われた。宮崎監督は登壇しないのにもかかわらず、『千と千尋の神隠し』『もののけ姫』など海外でも人気の高い監督の10年ぶりの長編がついに海外初上映されるということで、チケットが記録的な早さで売り切れたことも話題になった本作。トロントの映画ファンの反応は? 鑑賞を終えたばかりの観客に話を聞いた。

美しい…『君たちはどう生きるか』ギャラリー

 舞台は第2次世界大戦中。病院の火事で母親を失った少年・牧眞人(まき まひと)は、父の再婚に際し、東京から田舎のお屋敷へ移り住むことに。そこは母の生家であり、父の再婚相手は母の妹だった……。複雑な思いを抱えた眞人は不気味なアオサギに導かれ、異世界に足を踏み入れることになる。

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 トロント映画祭で邦画及びアニメーション映画がオープニング作品として上映されるのは史上初。見終えたばかりの観客は、「傑作!」「美しかった」「気に入ったよ」と口々に語っており、評判は上々のよう。今観たものについて同伴者と熱心に語り合う姿も多く見られた。

 家はジブリポスターだらけで、一番のお気に入りの『もののけ姫』に至ってはタトゥーまで入れているという男性は「初めはシンプルな物語かと思ったが、夢のシークエンスになり心をつかまれた。アニメーションは美しいし、予想もしない感動があった」と興奮気味。特に『もののけ姫』『風立ちぬ』『天空の城ラピュタ』『耳をすませば』が好きだという彼に「ジブリ映画ランキングでは何位に入る?」と聞くと、「今は胸がいっぱいで決めるのは無理!」とのこと。「1週間くらいしたら冷静に考えられるようになるかな。あと3回観てから決めるよ!」と早くもリピート鑑賞を宣言していた。

 なお『君たちはどう生きるか』は『The Boy and the Heron』(訳:少年と青サギ)という英題で、12月8日より北米で劇場公開されることが決まっている。(編集部・市川遥)

第48回トロント国際映画祭は現地時間9月17日まで開催

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