藤子・F・不二雄「T・Pぼん」Netflixアニメ化決定 声優は若山晃久＆種崎敦美
「ドラえもん」「キテレツ大百科」などで知られる、藤子・Ｆ・不二雄さんの漫画「T・Pぼん」がアニメ化され、2024年にNetflixで独占配信されることが決定、特報映像が公開された。主人公の並平凡（なみひらぼん）役を若山晃久、リーム・ストリーム役を種崎敦美（崎はたつさき）が担当する。
本作は、なにもかもが平凡な中学生・凡が、未来からやってきた少女リームと出会い、「ドラえもん」にも登場した未来の組織T・P（タイムパトロール）隊員として、不幸な死を遂げた人を救うために歴史を変えていくSFアドベンチャー。藤子・Ｆ・不二雄生誕90周年を記念して、約30年ぶりの新作シリーズアニメとして全2シーズンが配信される。
「タイムボカン24」のトキオ役などで知られる若山は、主人公への抜擢について「最初マネージャーからオーディションに受かったよと伝えられた時は、まさか歴史ある作品であるT・P ぼんの事だとは思わなかったのでとても驚きました」と振り返り、「僕は声優として決してスーパースターと呼ばれる部類ではありませんが、そんな普通な僕だからこそ、この並平凡というキャラクターに出会えたのかなと思っています」と自身が演じる凡とのつながりを語る。
また、「SPY×FAMILY」のアーニャ・フォージャー役をはじめ数々の人気キャラクターを担当する種崎は「小さい頃から当たり前にそばにあった藤子・F・不二雄先生の絵で、人の生き死にをガッツリ描いているストーリーが新鮮でした」と本作の一味違った魅力に言及。「毎話いろんな国や時代をタイムパトロールします！ その中で平凡なぼんはどのように成長していくのか。是非、お楽しみにです…！」とコメントしている。
制作スタジオは「僕のヒーローアカデミア」や「文豪ストレイドッグス」などのボンズ。監督は「花咲くいろは」などの安藤真裕が務め、音楽はNHK大河ドラマ「天地人」や「鋼の錬金術師」など幅広いジャンルを手がける大島ミチルが担当する。（編集部・入倉功一）
Netflixシリーズ「T・Pぼん」Part1＆Part2 2024年独占配信
