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「NARUTO-ナルト-」ハリウッド実写版、『シャン・チー』監督がメガホン!原作・岸本斉史「彼以外にいない」

ニューヨーク・コミコンに展示された岸本斉史の描き下ろしイラスト(2023年10月撮影)
ニューヨーク・コミコンに展示された岸本斉史の描き下ろしイラスト(2023年10月撮影)

 岸本斉史の大人気コミック「NARUTO-ナルト-」ハリウッド実写映画版の監督&脚本が、マーベル映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のデスティン・ダニエル・クレットンに決定した。現地時間23日、映画製作会社ライオンズゲートが発表した。

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 1999年から2014年まで週刊少年ジャンプ(集英社)で連載されていた「NARUTO-ナルト-」は、忍者の里のトップ“火影”を目指す少年・うずまきナルトの成長を描いたコミック。2016年には、ナルトの息子・うずまきボルトを主人公とするスピンオフ「BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-」が誕生した。

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 『シャン・チー』を大ヒットに導いたクレットン監督は、ディズニープラス配信のドラマシリーズ「アメリカン・ボーン・チャイニーズ 僕らの西遊記」(2023)を手がけたほか、現在は新マーベルドラマ「ワンダーマン(原題) / Wonder Man」を撮影している。また、日本のアニメにも造詣が深く、『シャン・チー』製作の際には「ドラゴンボールZ」の映像を使ってマーベルにプレゼンしている。

 プロデューサーは、『アイアンマン』や「攻殻機動隊」のハリウッド実写版『ゴースト・イン・ザ・シェル』などで知られるアヴィ・アラッドアリ・アラッドが務める。クレットン監督、原作者の岸本、ライオンズゲート映画グループ会長のアダム・フォーゲルソン、アヴィ&アリのコメントは以下の通り。(編集部・倉本拓弥)

デスティン・ダニエル・クレットン監督

東京で岸本先生にお会いし、先生が創造された世界の広大なビジョンについてお聞きすることができたのは、本当に光栄なことでした。私達は協力し合い、「NARUTO-ナルト-」を映画館に届けることに興奮しております。

岸本斉史

デスティン監督就任の話を聞いたとき、彼の大作アクション映画をちょうど観ていた後だったので、「NARUTO-ナルト-」にピッタリの監督になるだろうと思いました。その後、彼の他作品を観賞して実直なヒューマンドラマを得意とする監督だと知ったとき、「NARUTO-ナルト-」の監督は彼以外にいないんじゃないかと確信をもつようになっていきました。さらに、実際監督にお会いし、私の意見を受け入れてくれる柔軟な姿勢の監督でもあったので、互いに協力し合って制作に取り組んでいけると強く思いました。つまり実写映画「NARUTO-ナルト-」は素晴らしいアクションと重厚なドラマになるに違いないということです。今から映画が楽しみで仕方ありません。

アダム・フォーゲルソン

この漫画の名作は世界中の何百万人ものファンに愛されており、デスティン監督が届けてくれた映画のビジョンは、その膨大なファン層だけでなく、初めてこの作品に触れる人々をも興奮させると信じています。以前も一緒に仕事をしたアヴィ、そして今回デスティン監督や制作チームと共に素晴らしい体制で本作をお届けできると確信しています。

アヴィ・アラド&アリ・アラド

「NARUTO-ナルト-」は過去に執筆された漫画の中でも最高の作品のひとつで、世界中の人々の心と感情を魅了してきました。伝説的な岸本先生と尊敬している集英社のチームと協力する事は喜びであり、名誉な事です。デスティン監督が指揮を執り、ライオンズゲートの旗の下でこの大切な物語に命を吹き込んでくれる事に、私達はこの上なく心を躍らせています。

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