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ぶらりバスの旅~パート2~
「バスを待つのが怖い!の巻」

第7回ぶらりバスの旅~パート2~「日本人観光客に遭遇の巻」を読む

                             

森田まほ
映画が好き!現場で働きたい!その思いがこうじて単身アメリカ、ハリウッドへ渡り, 現場でインターンとして日夜現場を飛び回る日々が続く。

  前回は、私の家からユニバーサルまでの通勤コースなどなどをご紹介したので、今回は、その道々で起きたハプニングについてご紹介しましょう。

 ロスのバスは怖い! 一般的に、よく言われていますが、実際は、バスを待つのが怖い!特に夜。私はユニバーサルスタジオから帰る場合、1回乗り換える必要があったのですが、そのバス停はロスでもけっこう怖いとこにあって、ドラッグのディーラーさんとかが多い。

あと地元の高校生。高校生は日本でもなんか怖いけどアメリカの高校生も、かなり怖い。彼らの目って、なんか、「世の中の全部がキライだぜ」  って顔してるわけです.

 ある日のこと、いつものように帰りにバスを待ってると、向こうから高校生の集団が…。

しかも、思いっきり私を見てるわけです。もう、一瞬で、私の頭の中には「邦人女性地元高校生に襲われる!」の見出しが…。すると一人の男の子が近づいてきました。私がさっと身構えると、  

「ねーちゃん。そのスケボーかっこいいね」と…。

どーやらヤツらは、私のスケボーが気に入ったみたい。ふふんっっ、と思ってると、

「かわいーねー。これから兄貴たちと、遊園地に行くんだ.一緒に行かない?」  

ときたもんだ。あらーっ、私ったらこの年で高校生のチェリーボーイにもてるなんてっと、またふふんっと思ってると、その子は一気に、私を落としにかかってきた。ふふんっ。

「すごいなー、かっこいいスケボー持ってさ。どっから来たの。留学生? どこの中学?

 …ん?? そのとき私は頭の中で辞書を開いていた。たしか高校は、high school。でもjuniorがつくと中学…。ということは、まさかこのガキャ中坊か?!?!(この間5秒)。

こりゃあもう、チェリーボーイどころか、、、まだ実にさえもなっていないお花の状態…。悪くすりゃあたしゃ、犯罪者になるとこだったのね。私の中では、

 「未成年とは、知らず…、ロスで邦人女性、アメリカ人未成年者に、猥褻行為」 の記事が踊っていた。って言ってもそんな猥褻行為しようとしてたわけじゃないです。念のため。  

よく聞けば、このボーズ年は、14、中2らしい。私が現在ぴちぴちのsweet sweet 19のオネエサマであること。このあたしに、声かけようなんざ100万年早いということ、またもし出来ることならば現在17歳という君のお兄様のほうを是非とも紹介していただきたい旨、やや興奮気味に伝えると、そのかわいい少年の顔は、見る見る間に蒼白、さらにこわばっていった。

彼は、私の受けた100倍のショックを受けた様子で、

「Ill!!(おえええ!!You are liar!!(うそつき!!)」 と言って、仲間のとこへ戻っていった。ホントに失礼なガキでありました。

 こんな、切ない事件でしたが、彼らとは、その後もそのバス停でちょくちょく会い、すっかり仲良しに。外見は、やっぱし怖いけど中身は、やっぱりかわいい中学生

私がとっても怯えていた、あの怖い目は、あまりに重たい教材の入ったリュックにただ疲れてただけだって事を聞くと、毎日、教材をいっぱい提げて塾通 いをしていた頃の自分をふと思い出しました。きっとあの頃の私も、彼らと、おんなじ様な目をして、帰りのホームに立ってたのかもしれません。

 ちょっと、びくびくで、ちょっと懐かしくもあり、またちょびっとうれしい(?)バスストップでの一件でした。 チャンチャン。

森田まほ

                             

来週に続く…

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