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10/27~11/3 会場:渋谷パンテオン

文・構成/内海 幸

東京国際映画祭の協賛企画として渋谷パンテオンで開催中の「東京ファンタスティック映画祭」。比較的芸術色が強くメジャー指向の国際映画祭と違い、ファンタはホラーやSFなど娯楽色が強く、「面 白ければ何でもあり」なラインナップが特徴だ。この小特集では「ホラーオールナイト」や「カル」といった、既に一般 に話題となっている作品を敢えて除き、マイナーながらも今後ブレイクする可能性を秘めた作品を、筆者の独断と偏見で選りすぐって紹介していこう!

公式サイト:http://www.nifty.ne.jp/fanta/tokyo/index.htm

 

推薦作その1  「処刑人」
10月29日(日) 
16時30分開場 全米上映禁止の問題作!!
「処刑人」 1999年・米/110分
監督:トロイ・ダフィ
キャスト:ショーン・バトリック・フラナリー
ノーマン・リーダス ウィレム
ウィレム・デフォー
デフォー オススメPOINT!  
「ムトゥ踊るマハラジャ」を発掘した映画評論家、江戸木純がまたも見つけてきたカルトムービー。あまりにバイオレンス描写 がハードなため全米各州で上映禁止になった、といういわく付きな所がかえって興味をそそられるところ。ウィレム・デフォーの怪演への期待と、「ムトゥ」の江戸木氏のブランドを信頼して、まずはオススメである。

 

推薦作その2 「VERSUS」
10月29日(日) 20時00分開場
日本映画の未来を担う新しい才能出現!!
「VERSUS」 2000年/119分/日本
監督:北村龍平
キャスト:坂口拓
     三坂知絵子
     榊英雄
フォー オススメPOINT!  
目ざとい映画ファンの間では既に話題沸騰中のインディーズ作品。以下公式HPの解説より一部抜粋。 「脱獄した凶悪犯を待ち受ける時空を超えた宿命の決戦。ガンアクション、カンフーバトル、チャンバラ、スプラッター、ワイヤーアクション、リビングデッド…史上最強のダークヒーロー誕生」 というスゴそうな作品。試写 の観客の熱狂たるや、「地球規模でトップクラスの映画」だの、「Mi-3の監督は北村監督になる」などと絶賛の嵐とか。筆者はこの解説を読んで、「ブレインデッド」(ピーター・ジャクスン監督)と「DEAD OR ALIVE」(三池崇史監督)を足して2で割ったような映画か、と勝手に想像してしまったがどうなのだろう(全然違うかも)? 本作は現在一般 公開が未定となっているので、この機会に必見!!
関連リンク:ナパームフィルムズ公式HP http://plaza18.mbn.or.jp/~napalmfilms/

 

推薦作その3 「VERSUS」
11月1日(水) 12時00分開場
全編アドレナリン噴出必至のスパニッシュ・カルトムービー!
「どついてるねん」(仮題) 2000年/103分/スペイン
監督:アレックス・デ・ラ・イグレシア
キャスト:サンチャゴ・セグラ
     エル・グレン・ワイオミング
     アレックス・アング
フォー オススメPOINT!  
とにかくイグレシア監督の映画はスゴイのである。「ワイルドアットハート」の姉妹編ともいえる前作、「ペルディータ」(‘97)は本家がすっかり霞んでしまうパワフルさだし、前々作「ビースト 悪魔の黙示録」(‘95)で地球を恐怖の大王から救ったヒーロー3人組の前には、「アルマゲドン」の掘削技師など鼻クソだ。  暴力的でエロくてコミカルで、全編アドレナリン噴出しっぱなしのイグレシア作品。こんなスゴイ監督ならさっさとハリウッド進出してもいいような気もするが、聞けばその昔、「エイリアン4」の監督オファーがあったらしいが断ったとかなんとか。しかし、筆者は断言する。今はマイナーだが、近い将来必ずこの監督のブームはやってくる! 来るべき日にそなえ、本作「どついたるねん」(仮題)は必ず観るべし。題はヘボいがこれは本物だ。

 

推薦作その4 「アリーテ姫」
11月2日(木) 24時00分開場
映画の近未来を体験せよ!! Digital@Fanta! オールナイト
「アリーテ姫」 2000年/115分/日本
監督  :片渕須直
主題歌 :大貫妙子
フォー オススメPOINT!  
「アリーテ姫」はフルデジタル(セルを一切使わない)ながらも、児童文学を原作にした近年珍しい家族向けアニメ。制作は大友克洋の「MEMORIES」などを手掛けた「STUDIO4℃」、そして監督はあの宮崎駿にも師事していた大ベテラン、片渕須直とスタッフ陣も実力派揃いの意欲作となっている。  このほか人気アニメ監督、押井守が企画を手掛ける「BLOOD THE LAST VAMPIRE」のスペシャル映像や、「メタルギアソリッド2」ほか話題のテレビゲームのCGムービーを発売に先駆け特別 上映、そしてファンタ版「えび天」(古い!)とも言える一般公募作品など盛りだくさんのラインナップが予定されている。  これらのプログラムはすべてがフィルムを使わない、デジタル方式で上映される。近い将来主流になるであろうデジタル方式ならでは画質をぜひ体験しよう!
関連リンク:Digital@Fanta!公式HP http://www.nifty.ne.jp/fanta/digital/index.htm

 

 

 

 

 

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