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ミニ・シアターでヒットした作品満載!アプローズレーベル公式サイト
http://www.amuse-pictures.com/ap/index.html


バレエには様々なタイプがある。斬新なモダンダンスから、民族の魂を感じるフラメンコやサルサ、完成度が要求されるタップそしてクラッシック・バレエ。でも、ビリーの踊りを見ていると、いろんな物差しがバカバカしくなってくる。練習に練習を重ね、ターンが成功した喜びを全身で表現する素晴らしさ。父への反発から足が勝手に動きだし、憤りを町中へ放つ場面は、なんて自然で力強いんだろう。ビリーのバレエは自己表現の手段にほかならない。オーディションのとき、彼は自分の名前にこだわった。これは僕のバレエなんだという強い主張。どれほど表現したい自分を持っているかということが最も大切。それはどんなアートでも同じこと。人々を魅了するのは結局テクニック なんかじゃないんだ。(大野あや)



ビリー・エリオットは、イギリス北部の炭坑町に生まれ育った少年。時代の大きなうなりのなか、生きていくことに精一杯で、誰もが気力を消耗していた…。実は『フル・モンティ』や『ブラス!』といった昨今のイギリス映画の傑作は、この映画のなかのストライキに揺れる80年代半ばに端を発する「その後」の状況を舞台背景にしている。

ビリーの周りでは、ダンスといえば最も保守的なクラシック・バレエだけ。好きなことを好きなだけという自由や新しいものへ目の向く余裕などない時代だから、バレエに対する偏見もごくあたりまえのことだったのだろう。そんな閉ざされた共同社会に縛られることに、ビリーの魂は息苦しさを感じていた。

この町から出たこともなく、ロンドンがどんなところか息子に教えられない父や、炭坑夫としての父の意志を継ぐことしか見えてない兄への憤り。感情を言葉にすることでは何の変化も起きないことも、ビリーはよくわかっていた。

そんな彼が、バレエという表現手段を知る。あっという間に夢中になる。なぜなら、踊っている間、ビリーは自分に正直になれたから。解放されたい。希望で心を満たしたい。そして、偏見でかたまった社会に向け「僕はバレエに夢中になったんだ!これが僕自身なんだ!」と激しく主張したいという衝動で身体が動き始めた瞬間、その踊りはビリー自身となって爆発したのだ。。

ビリーの夢、家族の夢、先生の夢。
そして、イギリスの夢。

「将来の夢は?」そんな質問に、ビリーは「プロのダンサー!」と答えたりはしなかっただろう。彼はただひたすら踊りたかった。思い通りにステップを踏みターンを決めたい、そんな内から出てくる計算のない純粋な想い…その情熱に揺り動かされた周囲の人々のおかげで、ビリーは「夢を現実にする」ことができた。炭坑夫としてのプライドが全てだった父は、これでは家族に未来はないと認め、ビリーの可能性を信じて支えた。自分が果たせなかったプロ・ダンサーへの夢をビリーに託し、才能を目覚めさせる先生。そして史上最悪のストに荒れ果てる炭坑町の、希望を失ってはいないという象徴としてビリーは輝いた。それはイギリスという国の願いでもあった。
ダイナミックな飛翔で魅了する
トップ・ダンサー アダム・クーパーが
25歳のビリーを演じた理由

ロイヤル・バレエ団のトップを務める傍ら新集団AMPに参加し、革新的な解釈の「白鳥の湖」を発表、この主役で一躍有名になったダンサーがアダム・クーパーだ。成長したビリー役で彼が披露するのは、そのAMP版「白鳥の湖」のワン・シーン。白鳥役は全て男性という斬新な試みと愛憎渦巻く心理劇としての完成度の高さは、それまでのバレエの固定観念を越え異例のブロードウェイ上演も果たした。現在はフリーとなり振付家としても活躍中だ。そんな彼に、バレエ表現の可能性に挑戦し続ける思いを一瞬に込めて欲しいとリクエストした監督。見事に答えたアダム・クーパーの力強いまっすぐなジャンプは、自分自身のダンスを極めたビリーの成長した姿そのものだった。



ストに揺れる炭坑町。ママを亡くし、パパも兄も炭坑夫のビリーは、ある日バレエに心を奪われた。家族に猛反対されてもビリーは練習に励んだ。素質を信じた先生はロイヤル・バレエ学校へのオーディションをすすめる。

■第73回アカデミー賞3部門ノミネート作品
(監督賞・脚本賞・助演女優賞)

■2001年英国アカデミー賞3部門受賞
(最優秀主演男優賞・最優秀助演女優賞・英国映画賞)

■2000年カンヌ国際映画祭監督週間クロージング作品

『リトル・ダンサー』 [7/22発売 ]

監督=スティーヴン・ダルドリー/出演=ジェイミー・ベル、ジュリー・ウォルターズ/00年・英/アプローズ/7月27日発売/ビデオ¥16,000/ DVD:¥4,700
http://www.amuse-pictures.com/ap/index.html




「僕の踊りを見せたかったから、ビリーの気持ちになれたんだ」

13歳で映画に出るだけでも凄いのに、主役をもらえるなんて信じられないよ。ダンスはもともと習っていたけど、僕がそれまで舞台で踊ったことがあったのは、派手な衣装に笑顔をふりまくもの。でも、この映画の振付師ピーターは、僕に新しいダンスを教えてくれた。彼はダンスを自己表現だと言ったんだ。

ビリーが父親に自分の才能を披露するシーンは本当に苦労したよ。スタッフが大勢いて緊張したんだ。
でも、「力を発揮する時だ」とピーターに言われてやっと集中できた。初めて人に向けて踊る…ビリーと同じ気持ちになれたんだ。ロンドンの公開初日は緊張したよ。オープニングをドキドキしながら見てた。心臓が飛び出さないように腕を前で組んでいたんだ。

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このプレゼント企画は、アプローズレーベル(アミューズソフト)の協力により FLiX編集部が編集する4つのメディア
(雑誌、サイト、iモード、フリーペーパ ー)で連動展開しています。
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●応募フォームに、クイズの解答番号、希望賞品(VIDEOまたはDVD)、住所、氏名、年齢、電話番号を明記の上送信してください。 抽選で合計20名様に賞品(VIDEO12本、DVD8枚)が当たります。
●締切は2001年8月15日(水)消印有効。当選者の発表は発送をもってかえさせて いただきます。
●このプレゼントは、フリーペーパーDramatic!、FLiX MovieSite、i -FLiXで募集しています。

問題:ビリーが、ダンサーへの夢をかけてオーディションを受けるロイヤル・バレエ学校は、どこにあるでしょう?(1)ロンドン
(1)ロンドン
(2)ハリウッド
(3)パリ

希望商品: DVD / ビデオ

 

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