シネマトゥデイ

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大スターが安売りの店で買い物を?!(ダウンタウンで、お買い物!の巻パート1の巻)

【第27回ストリートミュージシャンとしての第一歩?!(大根エキストラまほ番外編!の巻) 】


                             

森田まほ
映画が好き!現場で働きたい!その思いがこうじて単身アメリカ、ハリウッドへ渡り、現場でインターンとして日夜現場を飛び回る日々であったが、ある日アメリカ人の青年と結婚。その後予定外の妊娠をするが、無事出産。現在はグリーンカードを取得すべく待機中。

 ロスの、ダウンタウンっていうとなんだかとっても聞こえが悪いですね。無法地帯。ホームレス。汚い。こわい。危ない。 たしかにどれもあたっているのだけれど、昼間だったら大丈夫。路地裏とかにはいんないように場所さえ気を付ければけっこう楽しいところなのです。

  ダウンタウンには、東京でいうアメ横みたいな安い服屋さんが密集している場所があって、映画で使う衣装とか実は結構ここで調達されてたりするんです。 っていうのも、ここに案内してくれたのは他でもない、ワードローブのスタッフをやってる友達なんだもん。彼女いわくこういうめちゃ安の服の中からこれぞ!という服を捜し出せた時が一番の幸せなんだってさ。

 でももちろん、主役級のスターの衣装じゃありません。準々主役級くらいの人達用。例えば、よくあるプレミア会場のシーンで、主役のドレスは100万ドルとかでもその他の人達の衣装は着飾ってるように見えて実は平均20ドルで押さえたりね。そういう時は、ダウンタウンで安いんだけど高そうに見えるドレスを探しにくるんだって。ワードローブさんもなかなか大変なのだ。

 どんだけ安いもんが売ってるかっつーと、例えばウエディングドレス。オオウケなのが、かわゆいドレスと、タキシードがセットで売られてたこと。こんなセットみたことないさ。で、セットで65ドルとかなの。信じられます?? 私も、「ちっ。ここで買えばよかったぜ」とかなり嘆いたもん。

 海外挙式予定のあなた。ドレスは絶対ダウンタウンがお勧めよ。特に新郎のタキシードなんて、誰もみてやしないんだから! これぐらいで驚いてちゃあ、いけません。ダウンタウンで多く売られているのが、カラーコンタクト。これがまた安いんだ。ワンデイアキュビューとか10セット入りで10ドルっすよ10ドル。なんか、安っぽすぎて失明とかしちゃうんじゃねーだろか…とさすがにおびえて買えなかったけど、あの値段で目が充血しないんだったら絶対買いでしょう。

 もうとにかく全てが安いダウンタウン商店街。私は、父の日のプレゼントに父ちゃんにスーツでも買ってやろうと友達のお勧めするスーツ屋さんに行きました。 そこは太っちょの黒人のおっさんがオーナーのスーツ屋さんで、とにかく品揃えが豊富。しかも安い。

 でも、ちょっとまてい! 店に入った時に気になったのは壁一面にならんだスターのサイン入りの写真。サミュエル・エル・ジャクソンやら、ウィル・スミスやら、しまいにゃマイケル・ジャクソンまで…。 みんなすっげー稼いでんのに、こんな安売りのトコでスーツ買ってんのかー。って違うだろ!こりゃどうみても詐欺だとふんだ私は、オーナーのおっちゃんを問いつめてみた。そしたら、やっぱり知り合いに頼んで入手しただけらしい。

 なんでい。 でもサミュエルのサインに関しては、彼の映画でここのスーツが使われたんだって。オーナーは、スッゴーイサミュエルファンで、ワードローブの人に頼み込んで撮影現場まで連れてってもらって、じかにサインをもらったんだって。頼んでみるもんだ。いいなあー。オーナーいわく、

サムと俺はあの時から、マブだち」らしいが、かなりウソくさい。 でも、友達がいうにはこのお店がダウンタウンでは一番いいものを売ってるんだって。 「私も、彼氏に素敵なスーツを買ってかえんなきゃ」 ハッと気づけば、友達の目には何かめらめら燃えるものが…。  

 ハリウッドのワードローブっつーのはただ、センスがイイだけじゃあ、やってられないらしい。予算内で、いかに賢く衣装をそろえるか、それには、お店側と、彼らの骨肉の戦いに打ち勝つための交渉術が最も重要なんだって。そう、まさしくネゴシーエーター。キャンニューディスカウントプリーズ? だけではつとまらないハリウッドワードローブねえちゃん対、うさん臭いおっちゃんオーナーとの究極の根切り攻防戦を私はこの後見せつけられるのだった!! (その2につづく…

                             

来週に続く…

お知らせ:月刊フリックスでまほちゃんが、「好き勝手クロスレビュー」の連載を始めました。ハリウッドのカリスマビデオ店員マイケルのちょっと辛口レビューも要注目!


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