シネマトゥデイ

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パーティー好きなパーティー嫌い(マイケル・ダグラス病って知ってる?の巻)

【第36回ハリウッドなモーテルに泊まろう!(宿泊編の巻) 】


                             

森田まほ
映画が好き!現場で働きたい!その思いがこうじて単身アメリカ、ハリウッドへ渡り、現場でインターンとして日夜現場を飛び回る日々であったが、ある日アメリカ人の青年と結婚。その後予定外の妊娠をするが、無事出産。現在はグリーンカードを取得すべく待機中。

 私は、パーティーが大好きだ。しかもどちらかというと、スッゲエ感じのパーティーが好き。

でも、世の中で一番苦手な物はそんなパーティーでもある。 そりゃ一体どういうこと?って聞かれるかもしれません。あのですねー。パーティーは好きなのよ。オシャレな人を見たり、おいしいごちそうを食べたり。ホンワ−ッとした、ちょっと高ぶった空気がね。でも、つらい。なんかつらい。めちゃめちゃ楽しいはずなのだけど、うまくとけ込めないっていうか、パーティー特有の「偶然目が合った人達とのたわいのない会話」がダメ。

どどどうすればいいのやら。 ああいうところで、知らない人達と、「アッハッハ」って笑ってる人を見るとほんとに尊敬しちゃうね。私なんてパーティーではいつも心臓がバクバクしまくっているのを必死に隠しつつ、「あっはっはー」と笑うことに必死になっちまう。 アメリカ人のクセに、実は照れ屋なうちのダンナも結構パーティーが苦手だ。私達は、特に招かれる側になるとちぢこまり、夫婦で招待された日にゃあ、二人で部屋の隅っこでチキンを食う有り様。自己嫌悪で帰る車の中はかなりせつない。

もう、ほとんど精神病。 ちなみにこのビョーキは私の中で注1*「マイケル・ダグラス病」(これについては、文末で紹介)と呼ばれている。 日本に帰ってきて、しばらくパーティーにお招きいただくことはなかったのだけど、先日友達からト−キョ−デザイナーズブロックというイベントのパーティーにお招きされた。ト、ト−キョ−デザイナーズブロックだなんて、何やらお洒落っぺ−名前で、私の中の「マイケルダグラス病」は、すでに発病の兆し」。一人で行くのも、嫌だしなあ。ってコトで、友達から許可をいただき会話のダシに、あいそのイイちっこいのを一匹連れてくことにした(ごめんよカムイ)。

うちのコは、身内には冷たいクセに周囲には非常に愛想がいいので、こういう場にはもってこい!  さあ、どんどん手をふりなさい! スマイルよ−ッ。っと、誰かと目が合う度に、カムイをそっちへ向けると、うまい具合に「アラーッ、ハーフちゃん?」と話が始まる、うっしっし。我ながらサイテ−な母親だぜ。ちょっと、反省していると、かっこいいにいちゃんが話しかけてきた。おおっ。カムイを身ごもって何年ぶりだろうか。若い男に声をかけられるのは。いまやキャッチの兄さんにも、シカトされている私に、訪れたほんのひとときの栄光の瞬間。やっぱり持つべき物は息子ね。うっきうきで、しばらく話していると、

いくつ?」 なんてとしまで聞かれちったよオイ。

どーせ、「イヤー。若いお母さんだねー。」とか言うんでしょ。イイのよイイのよ分かってるって。なあんて思いながら 「21ですー」 しなりといったら、「いや、息子さん」だとよ。

紛らわしーんだよ!こんちくしょう。恥かいたじゃねーか。

こうして、「マイケル・ダグラス病」は再び発病したのであります。

ザ・まめ知識
<マイケル・ダグラス病とは>−ハリウッドで催された、とあるヒップホップのパーティーで発見される。 たくさんの若者達にまぎれてマイケル・ダグラス(本物)は酒を飲んでいた。ダンディーなマイケルさんのはずなんだけど、どこか変。楽しそうなんだけど、どこか馴染めてないマイケルさん。ノリノリのヒップホッパー達の中でひとり浮いてるマイケルさん。しかもなぜだか奥さんも連れず一人で来ていた様子。  

発見者の言葉「自分の中にある、ビョーキが、彼にりんりん共鳴しているのを感じた。はっ!!これだー!!私の、ビョーキはこれなんだ!!!」 症状は、 「なんか、すごいたぶん楽しくって、わくわくしてる自分がいるんだけど、でも、でも、俺ってなんかこの場にあってなくない??ああ、不安不安」オーラをかもし出す。まさに、マイケル・ダグラス病である。(本人がほんとに、こう感じてたどうかかは謎)−

来週に続く…



お知らせ:月刊フリックスでまほちゃんが、「好き勝手クロスレビュー」の連載を始めました。ハリウッドのカリスマビデオ店員マイケルのちょっと辛口レビューも要注目!


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