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『Returner リターナー』製作記者発表
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Returner リターナー
8月31日公開全国東宝系
公式サイト:http://www.returner.net/
配給:東宝
「リターナー」とは闇取り引きの現場に潜入、ブラックマネーを奪還し、依頼人に戻すという職業。ミヤモト(金城武)は並外れた戦闘能力で完璧にその仕事をこなす。彼は少年時代に無二の親友を殺された過去があり、リターナーを続けながら親友を殺した犯人を探し出し、復讐するという別の目的も持っていた。

 

(C)2002 FUJI TELEVISION NETWORK / TOHO / AMUSE PICTURES / ROBOT / SHIROGUMI / IMAGICA

 4月16日に金城武主演のSFアクション大作『Returner リターナー』の製作発表が帝国ホテルにて行われた。会見に先立ち編集されたばかりの予告編が上演され、その激しいアクションとめくるめくCG映像は集まった記者たちを圧倒した。会見には『スペース・トラベラーズ』『サトラレ』などヒット作を多数手掛ける製作プロダクションROBOTの堀部プロデューサーを始め、監督・脚本・VFXを担当する山崎貴、ブラック・マネーの奪還人「リターナー」を演じる金城武、未来からやって来た少女役の鈴木杏、冷酷な悪漢を演じる岸谷五朗が映画について語ってくれた。

堀部プロデューサー:少しビビってしまうほど豪華なキャストが揃いました。この作品は大人のための寓話なんです。寓話には国籍や時代なんかを越えてしまうヒーローが必要なんです。この作品のヒーローであるミヤモトには金城くんが持っている華や存在感が必要だったんです。アクション映画の登場人物は表面的なモノになりがちだけど、金城くんが演じてくれる事で役に深みが加わったと思います。彼のコメディセンスや甘さがね。
未来からやってきた少女ミリ役の杏ちゃんは少年のようなミリを見事に演じてました。14歳の女の子が少年のような少女を演じるなんてとても難しい事だけど彼女は見事に演じてくれました。

ミヤモトとミリの敵役であるミゾクチは最強の悪役であって欲しかったんです。普段こうしてると五朗さんは温厚そうだけど、実は結構ワル顔なんじゃないかって思ってました。今までの日本映画には見られなかったほどのヒール(悪役)を演じてくれています。

山崎監督:バディムービーが撮りたかったんです。反目する二人が何かに向かって進んでいくうちに心を通わせていくっていう話しが好きなんです。反目する二人の距離はたくさんあった方がいいなって思いました。金城さんと杏ちゃんだと男性と女性で性別も育った年代も違っているのでこれは面白いなと。

Q:金城さんは『スペース・トラベラーズ』以来、2年ぶりの映画出演ですが、たくさんあったオファーの中からこの作品を選んだ理由は?

金城武:『スペース・トラベラーズ』を撮影している時に、山崎監督の前作の『ジュブナイル』を見せてもらったんです。そしたらCGが凄くて……。(監督から「CGだけ?」と質問が)いや、それ以外にも色々あったけどさぁ(笑)。とにかくアジアでもこれだけ凄いCGができるんだって感心したんです。それでこの作品の脚本をもらった時に「ああ、あの『ジュブナイル』の監督さんか」って、思って引き受けました。本当に綺麗なCGを作ってくれる人だから、CGを使う作品なら山崎監督の作品に出たいなって思ってたからね。まあ、それだけじゃなくて、その他にもストーリーはもちろん面白かったし、未来と過去を行ったり来たりする時のつなぎ方も面白かったしね。杏ちゃんも『ジュブナイル』で見た時とは全然違って凄く大人なっててね。(と鈴木杏の黒いドレスを見て)今日は「女の子だったんだな」って思ったよ(笑)。今度の作品だとホントに戦闘シーンばっかりだったからね。

Q:撮影中に苦労した事やエピソードを教えてください。

岸谷五朗:物凄い秘密兵器をミヤモトは持ってるんですね。その秘密兵器のボタンを押されると、私たちは物凄くゆっくり動かないとならないんです(笑)。だからそれを押されると撮影に物凄く時間がかかる。4日間もカンヅメになってたった6分しか撮影できない。楽屋で武にアレだけは押さないでくれって真剣に頼みましたよ(笑)。

金城武:僕も凄く早く動かなきゃいけないんですけどね(笑)。でもこの作品では、東京以外の色々な所に行けて楽しかったな。大阪や神戸なんかにも行ったし、姫路城も見られて楽しかったですよ(笑)。ロケでアチコチみんなで行くと暖かくなるもんだと思うんですよね。東京で仕事してると分散して帰っちゃうけど、ロケ先だとホテルも一緒だし、食事も一緒。家族みたいになれるんだよなぁ。

岸谷五朗:武は鍋やるとうるさいよ。誰にも触らせないからね。箸を出そうとすると「ちょっと待って!」なんて言ってね。撮影の時より怖かったよ(笑)。

鈴木杏:実は岸谷さんと前にドラマで親子役で共演させてもらったんです。その時は凄く仲のイイ親子役だったのに、今回は岸谷さんは凄く怖い人なんですね。だから胸ぐらつかまれたりして……。初めて現場で会った時もいきなり「てめぇ、ブッ殺してやる!」なんて言われたんですよ(笑)。

Q:金城さんはアクション作品のためにどんな筋肉トレーニングをしたんですか?

金城武:普段している事をしただけでそんなに筋肉トレーニングはしてないんですよ。基本的に食べても太らないんです。

Q:普段している筋肉トレーニングってどんな事ですか?

金城武:例えば腹筋は半年に十回ぐらいかな(笑)。昔は一生懸命に筋肉トレーニングしようと思った事もあったんだけど、ムキムキになってどうするんだって思ってやめちゃった。ある程度スリムでいられればいいんじゃないかって思ったんです。この作品もどこでどう撮影して、どんな衣装を着るのか分からないのにあんまり鍛え過ぎちゃってイメージと違うねって言われても困るしね。

Q:ワイヤーアクションも随分使ってますね?

金城武:ああ、ワイヤーもあるし、CGもあるね。アクションは凄いけどアクションだけの作品じゃないんです。カンフー映画とは違うからね。

Q:年下の鈴木杏ちゃんとの共演はいかがでしたか?

金城武:恋愛モノだと年齢が近い女性か、年上の女性が多いんだけど、彼女は中学三年生になったばかりだもんね。『ジュブュイル』の時の印象とは違ったな。髪の毛を切ったしね。撮影中は男の子みたいなカッコウしてたけど、今日のドレスを見たときは「おお、いいなぁ」なんて思ったけど(笑)。

(佐野 晶)

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