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■純愛度は韓流以上に高い!
 インド映画イコール『ムトゥ踊るマハラジャ』……そんなイメージはもう古い! オジさんスーパースターの奇想天外な活躍をちょっと笑いながら観ていたのは過去の話。2000年代のインド映画はすっかり様変わりし、今やモダンでファッショナブルなラヴストーリーが主流なのだ。ボリウッド(=ボンベイのハリウッド)ムーヴィーの大テーマは、運命や障害に翻弄(ほんろう)されながらも貫き通す一途な純愛。この王道ストーリーは何も韓流だけのものではないのだ。逆境のスケールが常識はずれにデカいし、純愛のピュアさ加減が半端じゃない。それらが、豪華絢爛な歌とダンスに彩られて丸々3時間、怒涛の展開を見せる。そこに深遠なるインド的思想のスパイスも一さじ。これぞ究極のエンターテインメントといえよう。

■この世のものとは思えない美しさ
 90年代末のインド映画ブームを支えたのは男性だったが、今のボリウッド・ムーヴィーはぜひとも女性に観ていただきたい。現代女性の恋愛にスポットを当てた作品が増えているし、エキゾティックな習慣やアイテムにはライフスタイルに役立つヒントがいっぱい。もちろんロマンティックなこと、うけあいだ。そんなボリウッドを代表する女優といえば、アイシュワリヤ・ライ。ミス・ワールドに輝いた美貌と、インド映画に欠かせないダンスの才能が際立っていることで知られている。おまけにシリアスからお茶目まで演技も幅広い。この世のものとは思えぬ“アイシュ”の魅力には、男性ならずとも目がくぎづけになるだろう。

■時代はインド映画
 ワーキング・マザーを演じた『クチ・ナ・カホ』のハツラツぶり、レイプ被害者という難役に挑戦した『ハマラ・ディル』の耐え忍ぶ涙、世界ロケを敢行した『ジーンズ』で魅せるファッションとダンス、19世紀を舞台にした『デブダス』の古風な民族衣裳姿……どれも素敵すぎ! この冬、アイシュを水先案内人に、変化を遂げたインド映画の素晴らしさを発見してみてはいかがだろうか。(安形眞司)



「What's Bollywood - 今、インド映画に夢中!」
(OA時間/月・火・木・金 21:45~)
コメンテイターのブーワン・C・テワリさんが語る

 インドではみんなよく映画を観ますよ。事前にチケットを買って、家族で行くことが多いです。日本でいうなら「今日はピクニックに行きましょう」というような感じですね。1日がかりの行楽なので、上映時間が短いのはダメ。3時間台がふつうです。日本に来て驚いたのは、みんな前のほうの席に座りたがること。インドでは、前の席は労働者階級が多く、真ん中が中産階級、リッチな人々はバルコニー席です。前席は150円、真ん中は300円、バルコニー席は1000円くらいですね。映画館に行くだけでなく、ビデオもよく観ます。それほど映画はインド人の心の中に入り込んでいるので、俳優というのは神様のような存在。影響力も大きいんです。2世俳優が多いのですが、今人気の女優、アイシュワリヤ・ライは違います。彼女は元モデルで、94年にミス・ワールドに選ばれて注目されましたが、ものすごい美人でスタイルがよく、目で自然な感情表現ができる人です。アイシュはロングヘアですが、インドでは長い髪が美の条件のひとつなんです。お尻に触れるくらい長いのがベストですね。もちろんグラマーな女優さんも昔から人気がありますよ。(取材=中山恵子)


OA時間:金曜日22:00
土曜日23:30
日曜日21:00
1月1日~3日 10:00/20:15


  この頁で紹介した作品をはじめ、インド傑作映画が一挙25本「ep055チャンネル」(110度CSデジタル放送)で12月より放映中。ep055チャンネルは110度CSデジタル対応チューナーとアンテナが設置されていれば、契約手続き不要、無料でご視聴いただけます。

詳しくはイーピー放送株式会社
http://www.epep.jp


(C)Eros Multimedia Pvt. Ltd.

 

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