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『インファナル・アフェア III』アンディ・ラウ独占インタビュー

写真:Miyuki Kume

ハリウッドリメイクも決定し、大ヒットした香港映画の3部作がついに完結する。1部の10か月後から始まる本作は、アンディ・ラウを中心に、謎の人物として登場するレオン・ライとの演技合戦が繰り広げられる。この超大作の中心的人物を演じるアンディ・ラウに香港で話しを聞いた。

■香港映画の歴史に残る作品

Q:4月16日(土)より公開される『インファナル・アフェア III』は香港映画史に残る3部作の完結篇になったと思いますが、作品に出演された率直なご感想はいかがでしょうか。

どの年代にもその時代を代表するヒーロー映画というのはあると思うのですが、2000年を代表するこの映画に出演できたことはとても光栄だと思っています。これは香港映画の歴史に残ることです。

Q:『インファナル・アフェア』3部作というのはアンディ・ラウさんにとってどのような影響を及ぼしたと思いますか。

僕の映画に対する情熱はずっと変わりませんでした。僕はもともと映画が好きですから。ただこの映画を撮ったことでひとつの新しい道が開けたような感じがします。映画一本一本というのは僕自身芸術品だと思っているし、今後受ける映画に関しても、どれがいい悪いというのは一概に言えないと思っています。この映画に関してもそうですが、一番最初に脚本家と監督と話をしたときに、誰もここまでいいものになると想像していませんでした。

■印象に残っているシーン

Q:3部作を通じて、二人のマリーという存在が出てきますが、この二人のマリーはラウ・キンミンというキャラクターに対してどのような影響を与えた存在だと思いますか?

このラウというキャラクターは愛に対してすごく執着をしていたと思います。本人は愛に対して非常に単純で、だから一人の人を愛して、結局は受け入れられなかった。また、自分がやり直しをするという意味で二人目に愛したマリーがいたわけです。自分としてはまたやり直しをしたいという気持ちがあった、そういう男だと思います。

Q:3部作を通して、もっとも印象に残っているシーンをひとつだけ上げてください。

僕自身『I』と『III』の2本に出演していますが、どっちの映画にもそれぞれ思い出に残っているシーンがあって、『I』に関して言うと、一番最後に自分がエレベータから出てきて、警察証を見せて「俺は警察だ」といっているシーン。また、『III』に関しては、ラウが病院で銃を向けいてるところ。自分の気持ちの中の葛藤が現れているというシーン。それが自分としてはすごく印象に残っています。

■ラウの人間性

Q:それでは、『インファナル・アフェア II 無間序曲』に関してはどのようにご覧になられていましたか?

ラウがどうしてこういう人間になってしまったのかということを描写している前身なので、これを見ることによってこの後の展開がわかっていく、その流れというのはとても理にかなったものだと思います。

Q:『II』は観客として楽しみましたか? それとも演者としてご覧になりましたか?

『II』、『III』を撮る前から、この男の人生がどういうものであるか、その前身と将来がずっと頭の中にありましたから、そういった意味では大体わかっていました。それによってさらに立体的に話が膨らむわけですから。
『I』ができたときに観客の人に登場人物の過去と未来というのがどういうものであったかというのを色々話し合ってもらいたかった。そういったこともあり、結果的に『II』、『III』ができたわけですけれども。

■現場は楽しい雰囲気

Q:今回はさらにメンバーが増えて、現場の雰囲気などとても興味があるのですが。映画自体はとても緊張感が張りつめた感じなのですが実際現場はどういう感じだったんでしょうか。

すごく楽しかったです。いつも多くの人が現場にいて、『I』からも続いているので皆友達同士だし、自分の出番がなくても、皆遊びに来たり、いつもいろんな食べ物があったりして、とても楽しかったです。

Q:これから『インファナル・アフェア III』をご覧になる方々にメッセージを。

まず、皆さんが香港映画を応援してくださっていることに本当に感謝申し上げます。
この『インファナル・アフェア』3部作というのはそれぞれ一本一本違ったものを描写しています。『I』をご覧になって、『II』を見ると、『I』がさらに気に入ると思いますし、また『III』をご覧になれば、『I』でもわからなかったそれぞれの俳優の心の内というのがはっきりわかってきますし、それぞれの登場人物がもっと好きになると思います。そして、この『インファナル・アフェア』という映画全体を気に入っていただけると思っております。
そしてこの『インファナル・アフェア III』は、皆さんが気に入ってくださり、応援してくださったからこそここまで来ることができました。引き続き、応援をよろしくお願いいたします。そして、香港映画も応援してください!

『インファナル・アフェア III』は4月16日(土)より、渋谷東急ほか全国松竹・東急系にて公開。

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