シネマトゥデイ

米ボックスオフィスのチャートを賑わす全米話題の映画を厳選して紹介。
2005年6月の初登場1位を飾ったのはどの作品か!?
熱愛報道、渦中の2人、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの『Mr. & Mrs. スミス』が大ヒット。日本では年末に公開される。また早くもアカデミー賞候補の呼び声が高い『シンデレラマン』は地味な滑り出しだが、今後クチコミにて順位をあげていくことも予想され動向を見守りたい。

 Mr. & Mrs. スミス
全米初登場
1位
6/17-19順位
2位(2週)
英題:MR. & MRS. SMITH
監督:ダグ・リーマン
キャスト:ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー、アダム・ブロディ

ストーリー:郊外に暮らす平凡な夫婦、ジョン(ブラッド・ピット)とジェーン(アンジェリーナ・ジョリー)。実は、2人は凄腕の殺し屋という裏の顔をそれぞれ持っているが、相手の秘密を知らずに平静を装って生活している。しかも、彼らは敵対する組織に属しており、やがてジョンとジェーンは互いを暗殺するよう組織から命令されるが……。

熱愛が噂されるブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの初共演作。興行収入5030万ドルで初登場1位という記録は、ブラピとアンジー、それぞれの主演作を見ても過去最高の成績となっている。夏の大作がひしめく時期ではあるが、公開から1か月経っても5位以内をキープ。作品自体の評価は賛否両論分かれているが、噂の2人の共演作だけに、「セクシーすぎてカットを検討した」というラブシーンなど、チェックしておきたい箇所は満載だ。

日本公開 2005年12月3日公開 <official site  >
 シンデレラマン
全米初登場
4位
6/10-12順位
6位(2週)

英題: CINDERELLA MAN
監督:ロン・ハワード
キャスト: ラッセル・クロウ、 レニー・ゼルウィガー、 コナー・プライス

ストーリー:
全盛期を過ぎ、度重なる負傷から引退を余儀なくされたベテランボクサー、ジム・ブラドック(ラッセル・クロウ)。そのため、日雇いの力仕事をしながら妻のメイ(レニー・ゼルウィガー)や2人の子供たちとの生活を何とか支えていたが、不況のあおりを受けて一家の暮らしはますます悲惨なものに。だが、そんな彼にボクサーとしての起死回生のチャンスが訪れる。


オスカー受賞作『ビューティフル・マインド』の監督、主演コンビが復活。興行収入は初登場4位と苦戦を強いられたが、評論家や映画ファンからの支持は高く、アカデミー賞の呼び声も上がっている。その好評を受けてか、全米第2位の映画館チェーンAMCでは「『シンデレラマン』を見て、おもしろくないと思った人には全額返金」という珍しいキャンペーンを実施。この奇策が今後の興行や賞レースに如何なる影響をおよぼすか、注目したい。


日本公開 2005年9月13日公開 <official site  >

 奥さまは魔女
全米初登場
2位
7/1-4順位
4位(2週)

英題:BEWITCHED
監督:ノーラ・エフロン
キャスト: ニコール・キッドマン、ウィル・フェレル、シャーリー・マクレーン

ストーリー:キュートな魔女サマンサが活躍する往年のTVドラマ『奥様は魔女』のリメイク作品に出演することになった落ち目のスター、ジャック(ウィル・フェレル)。相手役の女優を新人にし、自分を目立たせようと考えた彼は、街で見かけた魅力的な女性イザベル(ニコール・キッドマン)を出演させようとする。しかし、イザベルは人間界に舞い降りてきた本物の魔女だった。

オスカー女優ニコール・キッドマンがラブストーリーの名手ノーラ・エフロンと組んだ話題作。しかし、ニコール主演作としてはオープニング成績が2020万ドルと、少々物足りない数字となった。批評家からはミスキャストを指摘する声も挙がっているが、それでもやはり美しきニコールのキュートな魔女ぶりは気になるところ。相手役のウィル・フェレルの人気はアメリカでは抜群。となると、彼の知名度がさほど高くない日本での公開時はどうなるか。

日本公開 2005年9月 <official site  >

 ハービー/機械じかけのキューピッド
全米初登場
4位
7/1-4順位
5位(2週)
英題:HERBIE:FULLY LOADED
監督:アンジェラ・ロビンソン
出演:リンジー・ローハン、マット・ディロン、マイケル・キートン

ストーリー:過去に起こした事故が原因でレーサーになる夢を諦め、TV局に就職することになったマギー(リンジー・ローハン)。大学の卒業祝いに自動車を買ってもらうことになった彼女は、ひょんなことからオンボロのフォルクスワーゲン、ハービーのオーナーとなるが、何と、それは魔法の自動車だった。マギーの意思を無視して走りたいように走るハービーに、マギーは何かと手を焼かされ始めるが……。

ティーンセレブとして世界的に高い注目度を誇るアイドル女優リンジー・ローハンの主演最新作。全米3521スクリーンで大々的に公開されたものの、批評家から大絶賛され、初登場1位も記録した前作『ミーン・ガールズ』ほどの勢いはなし。とはいえ、ディズニーらしいハートウォーミングなハッピーコメディとなっており、ファミリーで楽しめる作品と言える。日本公開は7月30日。“リンジー・パワー”が日本でも通用するかに注目が集まる。

日本公開 2005年7月30日 <official site  >

 バットマン ビギンズ
全米初登場
1位
6/24-26順位
1位(2週)
英題:BATMAN BEGINS
監督:クリストファー・ノーラン
出演:クリスチャン・ベール、リーアム・ニーソン、モーガン・フリーマン

ストーリー:両親を殺害され、世の中に幻滅した大企業の御曹司ブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)は、悪者たちを倒す手段を見つけるため、世界をめぐる旅に出る。“影の同盟”を率いる謎の人物デュカード(リーアム・ニーソン)やラーズ・アル・グール(渡辺謙)との出会いを経て、やがてゴッサムシティに戻った彼は、体力、知力、ハイテク機器を駆使するバットマンとして活躍し始める。


鬼才クリストファー・ノーランがメガホンをとった、『バットマン』シリーズの最新作。「シリーズ最高傑作」との評価も高まる中、全米では2週連続1位を記録。早くも続編製作が決定し、クリスチャン・ベールら主要キャストは出演契約を交わしたとも言われている。ただし、恋人のトム・クルーズとコンビで話題をふりまき、宣伝に一役買ったケイティ・ホームズの続編出演はなし。周囲の注目とは裏腹に、製作陣は彼女のゴシップを快く思っていなかったようだ。


日本公開 2005年6月18日 公開中 <official site  >

 宇宙戦争
全米初登場
1位
7/8-10順位
2位(2週)
英題:WAR OF THE WORLDS
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:トム・クルーズ、ダコタ・ファニング、ティム・ロビンス

ストーリー:アメリカ東部の町に異変が発生。突然始まった異星人の襲撃に人類が恐れおののく中、テレビのニュースで世界16カ国が同時に襲われたことを知ったレイ(トム・クルーズ)は、息子のロビー(ジャスティン・チャットウィン)と娘レイチェル(ダコタ・ファニング)を連れ、安全と思われる土地へ逃げる準備を開始する。

徹底した秘密主義の下で製作され、全世界同時公開が敢行されたスピルバーグの新作。6月29日に公開され、週末の全米興行収入は7760万ドルと、予想通り初登場1位をマークした。7月4日の独立記念日を含む連休の興行成績としては、昨年の『スパイダーマン2』に次ぐ歴代2位の記録。2週目は『ファンタスティック・フォー/超能力ユニット』に首位の座を譲り、業界内の期待をやや下回る成績ではあるものの、夏の大作に相応しい好調ぶりを見せている。

日本公開 2005年6月29日 公開中 <official site  >

(文・渡邉ひかる)

[PR]

この記事を共有する

映画アクセスランキング
  • Loading...
»もっとランキングを見る«
スポンサード リンク
スポンサード リンク