シネマトゥデイ

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グウィネス・パルトロウ
『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』
『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』グウィネス・パルトロウ インタビュー

写真:(C) MEL YATES

『恋におちたシェイクスピア』のジョン・マッデン監督と、同作品でアカデミー賞主演女優賞に輝いたグウィネス・パルトロウが再び組んだ感動作『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』。天才数学者の父親が精神を病み、その世話をする娘を熱演したグウィネス・パルトロウ。ゴールデン・グローブ賞の主演女優賞にノミネートされ、アカデミー賞の候補に名前が挙がるのも確実とされている彼女にさまざまな話を聞くことができた。

■ジェイクはとってもエキサイティングな人

Q:あなたにアカデミー賞最優秀主演女優賞をもたらし、そのほかでも全部でアカデミー7冠受賞という快挙を遂げた名作『恋におちたシェイクスピア』のジョン・マッデン監督と再びコンビを組んだ『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』に出演なさった感想は?

ジョン(マッデン監督)のことを本当に信頼しているの。彼の懐にいると安心する。すばらしい演出家だわ。とても賢くて、大きな心の持ち主。知性も感情も、本当に理知的で物事の見方がすごい。だからわたしも自分の限界を超えられるのかもしれない。初めてのころより、今はまさに意思疎通がとれていて、監督から理解されていると感じ、自分への信頼を感じることができるの。素晴らしいことだわ。今回はとても心強かった。

Q:アンソニー・ホプキンスとの共演はいかがでしたか?

彼はすばらしかったわ。自分が尊敬し、自分を理解してくれて、それを評価し、尊敬し返してくれる俳優との共演は、すごく力強いものよ。

Q:ジェイク・ギレンホールも良い仕事をしていますね。

ええ、そうよ。彼との共演はすばらしかった。とても熱心な人なの。とても活気があって、まっすぐ前に向かって突き進むような人よ。エキサイティングな人だわ。彼には大きな志や意欲や好奇心がある。まるでゲートから今にも飛び出そうとするサラブレッドみたいな人よ。天性の才能にあふれている人だし、もっと経験を積んで、もっと仕事をして、技術を磨いたら、どんどん良くなる人だと思うわ。

■疲れ果てていたころ

Q:あなたが同役を演じた舞台「プルーフ/証明」の映画化ですが、舞台はいかがでしたか?

舞台「プルーフ/証明」を演じる前、わたしは29歳だった。休むことなく仕事をしてきて肉体的にも精神的にも疲れ果ててしまっていたの。そんな時にこの役を演じた。大きな感情を要求されるし、肉体的にも感情的にも消耗する大変な役だったにもかかわらず、演じていて、わたしはとても元気づけられたの。本当にいい芝居だし、舞台の演出もジョン(マッデン)だったし、わたしにとっては特別な経験になった。わたしの人生の重要な瞬間だったのかもしれない。あの瞬間から仕事に対するわたしの取り組み方が大きく変わったの。だから映画でまたこの役を演じるにあたってはすんなりと入りこめたわ。

Q:『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』はまさに父と娘のきずな、女性の人生の再生を描いています。それは共感できるものでしたか?

ええ。この作品の主人公キャサリンは父親と本当に強いきずなで結ばれている。その父親は体調が優れず、彼女は父親の「心の病気がぶり返すのではないか」という恐怖心を抱いている。当時のわたしも父の「ガンがぶり返すのではないか」という恐怖があったの。だから彼女の気持ちがとてもよく理解できた。わたしがこの映画を作ろうとした時、父は亡くなってしまった。だからわたしは現実の悲しみの中にいながら、この役を演じたの。自分の人生ととても密接な関係のある芸術作品に携わりながら、自分自身を見つめなおすことができるなんてすごいことだわ。つまり、ある意味慰められる。自分と同じ経験をしている人間を身近に感じられるから。それには浄化作用もあったかもしれないわ。

■撮影中に妊娠

Q:撮影中にアップルちゃんの妊娠が発覚したと聞きました。

父が去って、アップルが生まれた。運命を感じるわ。

Q:家族生活はとても幸せそうですね。

今はとても幸せよ。わたしは家族に恵まれてとてもラッキーだわ。本当に幸運だと感じるの。命の不思議さを理解し、愛情を、子供への愛を感じられるなんてすばらしいことよ。

『プルーフ・オブ・マイ・ライフ』は1月14日みゆき座ほかにて公開。

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