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長澤まさみ、速水もこみち
『ラフ ROUGH』
『ラフ ROUGH』長澤まさみ、速水もこみち撮影現場レポート

取材・文・写真:FLIXムービーサイト

「タッチ」と並んで、あだち充作品の中で人気の高い「ラフ ROUGH」がこの夏、劇場公開される。主演は映画『タッチ』でもその透明感あるキャラクターが原作のイメージとぴったりだった長澤まさみと、その日本人ばなれしたスタイルと、甘いマスクで人気ブレイク中の速水もこみち。茨城県のひたちなか市佐和の笠松運動公園プールにてクライマックスシーンを撮影中の現場を取材した。

■ネットで募集したエキストラが1400人

ゴールデンウィーク1日目の4月29日、映画『ラフ ROUGH』の撮影は朝早くから始まった。この日は日本選手権のシーン。主人公が中学校3年のときから始まり、高校3年になるまでに開催される水泳大会などを含む20シーンを撮ることになっている。

撮影場所に使用されている茨城県のひたちなか市佐和の笠松運動公園プールは、たびたびテレビや映画撮影に利用されるだけあり清潔で設備が充実している快適な施設だ。このプールにインターネットでの募集告知で応募のあった1万5千人の中から、抽選で決まった観客を演じるエキストラ1400人が詰めかけた。

1400人の7割が茨城県内の方々。家族連れや友達同士など、朝早くからこの日の撮影のために集まった。ゴールデンウィークの娯楽のひとつというには、10時間近くの撮影に参加することになるため、かなりハード。それでも文句ひとつ出るでもなく、ほとんどのエキストラが見事この任務をやり遂げた。

■10mの高さから長澤まさみ登場

この施設には10mの高飛び込み台がある。その高飛び込み台の先端で長澤まさみと高橋真唯が演技をするシーンの撮影が行われた。10mの高飛び込み台の先端に現れた長澤まさみは、高校生の制服姿。今年高校を卒業したばかりとあって、その姿は高校生そのもので初々しい。

慣れない人だと10mもの高さの飛び込み台から下を見ると、かなり恐怖を感じる。長澤はおくすることなく、笑顔で詰めかけた1400人のエキストラに手を振ると、観客席のエキストラも長澤に手を振り返し大いに盛り上がった。長澤は高いところは特に苦手ではないのか、セリフを発する表情も、スタッフの指示を受けるときも淡々とこなす。かわいい顔をしてかなり度胸がある彼女の意外な一面を見た気がした。

■水着姿の速水もこみち

数人の選手とともに列になり競技場へ入場してくる速水もこみちの姿をレールの上に乗ったカメラが移動しながら追うシーンでは、もこみちのかっこよさを再認識。エキストラからもため息がもれるほど。もちろんほかの役者もかっこいいのだが、もこみちは、やはりそのたたずまいが普通じゃない。190cm近い身長に10等身とも、12等身ともいわれている顔の小さいこと!

そのスタイルはただ、歩いているだけでかっこいい。たとえハリウッドスターでもこんなにスタイルだけでかっこいいスターもあまりいないだろう。ジャージを脱いで水色のスパッツタイプの競泳用水着になってスタート台に立つもこみちに、女性のエキストラのみなさんはお仕事中とはいえ、思わず黄色い声援を上げてしまったことだろう。

■阿部力のユーモアセンス光る!

朝から順調に仕事をこなしているエキストラにうれしいサプライズがあった。それは、出演者の長澤まさみ、速水もこみち、阿部力、高橋真唯がエキストラに向けてあいさつをすることになったのだ。4人が1人ずつマイクをにぎり客席のほうを向き、丁寧にねぎらいの言葉をかけると会場は本日最高の盛り上がりを見せた。

中でも、「花より男子」や映画『大停電の夜に』にも出演して注目されている阿部力のギャグはタイミングも絶妙でポイント高し! 某飲料水メーカーのCMに出演している速水もこみちを相手に、CMと同じセリフで「もこみちくん、顔 ヘンだよ」と飲料水をもこみちに手渡したところ、場内は爆笑の渦。いきなり阿部が繰り出したギャグはもこみちには予想外だったらしく、一瞬びっくりしていたが、さすが役者だけあってそこはアドリブ。手渡されたペットボトルの飲料水を一気に飲んでさわやかな顔をして見せた。

■エキストラも「また、参加したい!」

この日の撮影は昼食、夕食を挟み、みっちり10時間はあったが、参加した人たちは、ほとんどが「また機会があったら参加してみたい」という感想を持っていた。市内から家族で参加した方は「娘が水泳連盟に入っていて、そこの呼びかけもあって参加してみました。演技をするときに、みなさんとの一体感があっていいですね。あ、主人は長澤まさみさんのファンだったので参加しました」と笑顔で語っていた。

この日、参加者には記念品が配られるものの報酬はない。また、会場内でエキストラに弁当を配ったり細かい雑用をしていた若者の集団がいたが、その人たちもボランティアで、自らその役目を買って出たという。また、この日出演した石田卓也は39度の熱があったにもかかわらず本人の希望で撮影に参加したりとこの撮影現場には、映画に対する熱い思いを持った人たちが映画を作りあげることに情熱を注いでいた。「日本映画界の未来は明るい」そんな思いにさせられる撮影現場だった。

『ラフ ROUGH』は今夏、全国東宝系にて公開。

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