シネマトゥデイ

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全米話題作8月

米ボックスオフィスのチャートを賑わす全米話題の映画を厳選して紹介します。
2006年8月の初登場1位を飾ったのはどの作品か!?
今月も話題作が目白押しです!

マイアミ・バイス
全米初登場 1位 8/4~8/6順位 4位

英題:Miami Vice
監督/製作/脚本: マイケル・マン
キャスト:コリン・ファレル、ジェイミー・フォックス、コン・リー
 
ストーリー

女と見ればすぐに口説くナンパなソニー・クロケット(コリン・ファレル)と刑事仲間でもある恋人を一途に愛するリカルド・タブス(ジェイミー・フォックス)は、まるで正反対な性格でありながら捜査になると素晴らしいコンビネーションを発揮するマイアミ警察特捜課(マイアミ・バイス)の名物コンビ。そんな2人が任されたのは、南米でのドラッグ密輸コネクションへの潜入任務。バレたら一巻の終わりという極限状態のなか、極秘情報の漏えい調査を開始する。
チェック!
ジョニー・デップ、オーランド・ブルームの2大スターの共演で全米の歴代記録を次々にぶち破っていた『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』。公開4週目にして、ついにこの大作を1位から引きずりおろしたのは意外にも、アメリカ代表の濃ゆ~いコンビ、コリン・ファレル&ジェイミー・フォックスの2人だった。ジョニーとオーランドにという美男子2人に対してこの2人……。絵的にはどうやったって、ジョニー組の勝ち! というわけで、2週目にはいきなり『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』よりワンランク下の4位に急降下。舞台をマイアミ、パラグアイ、ウルグアイと、壮大なロケーションを敢行した本作だったが、大味なストーリー展開と、なにかと濃すぎるベッドシーンが、アメリカ人をげんなりさせてしまったようだ。。
イケメンチェック!
<コリン・ファレル>
マスコミからは、“ハリウッドの歩く下半身”と呼ばれているコリン。そんなひっどいあだ名がついちゃったのは……、すべて自分のせいです。残念! 自業自得ネタで、コリンがいちばん話題を呼んだのは、なんといっても元恋人と撮ったエッチなビデオがあろうことか流出したこと。コリンは、自分とのビデオを売った女性を訴えることまでしたのです。アメリカでは「ホット!」と言われる彼も、日本人には「濃すぎる!」との声も多く、まったくもてないコリンですが、アメリカではなぜか超モテモテ。どの女性誌でも、コリンのホットなピンナップが載っていたりするんです。先日も、ゲストで出演していたトークショーに、女性ストーカーが乱入してきたコリン。下半身とともに、ゴシップでも大暴れです。それにしても、大酒飲みでビールを一晩でジョッキ45杯飲むこともあるというコリン。お子ちゃまもいるのだから、ちょっとは慎みましょうね!
アント・ブリー
全米初登場 5位 8/4~8/6順位 8位

英題:The Ant Bully
監督/製作/脚本:ジョン・A・デイビス
声の出演:ジュリア・ロバーツ、ニコラス・ケイジ、メリル・ストリープ
 
ストーリー
 
転校生のルーカスは、引っ込み思案で内気な10歳の男の子。近所のガキ大将からいじめられても抵抗できない悔しさを、アリをいじめることで忘れていた。しかし、ルーカスに仲間をいじめられたアリたちは激怒! アリの魔法使いゾックは、魔法の薬を使ってルーカスをアリサイズに縮めてしまう。小さくなってしまったルーカスは、アリの仲間たちと一緒に共同生活を始めることになる。アリの世界でできた友達を通して、ルーカスは本当の友情を学んでいく……。
チェック!
監督は、『ドクター・ドリトル』などのジョン・A・タッカー、そしてプロデューサーは『ポーラー・エクスプレス』のトム・ハンクスと、子どもたちを楽しませるのが大好きなオジサマコンビが作った『アント・ブリー』。アリをいじめていた少年が、魔法でアリと同じ大きさになってしまうというストーリーは、子どもたちに大ウケ。しかし、完全に子ども向けの本作を楽しめているのは、やはり子どもだけだったようで、大人にはまったく受けず、初登場4位という不本意な結果に終わった。ただ、注目すべきはニコラス・ケイジを始め、アラン・カミング、ジュリア・ロバーツ、メリル・ストリープという豪華な声優陣。最近、声優に挑戦する俳優が多いのは、子どものためのアニメ出演がハリウッドで流行中だからなのだろうか?
イケメンチェック!
<アラン・カミング>
多くの映画で、いろいろな演技を披露しては強烈な存在感を残しているアラン・カミング。『スパイ・キッズ』では、アクの強い悪役を演じ、そのコミカルさに子どもたちもつい大爆笑してしまった彼の正体は、アイルランド出身のジェントルマンな俳優さん。もともとは舞台で活躍し、ブロードウェイの「キャバレー」での、どこか妖しいエキセントリックな司会役が注目を集めました。また、ジェニファー・ジェイソン・リー主演で作られた『アニバーサリーの夜』では、脚本、監督、出演と3役をみごとにこなし、高い評価を得ました。アランは演技のみならず、なんでもこなせる才能にあふれた方なのです。それなのに日本ではまだ、彼の名前があまり知られていないところがとっても残念。本作では、顔が見られないアランですが、実はハンサムな彼のお顔にも大注目です!
ワールド・トレード・センター
全米初登場 3位 8/18~8/20順位 3位

英題:World Trade Center
監督:オリバー・ストーン
声の出演:ニコラス・ケイジ、マイケル・ペーニャ、マリア・ベロ
 
ストーリー

2001年9月11日、アメリカ、ニューヨークを象徴するワールド・トレード・センターのツインタワーにテロリストが操縦する旅客機が衝突した。港湾警察署のベテラン巡査部長ジョン・マクローリン(ニコラス・ケイジ)と署員のウィル・ヒメノ(マイケル・ペーニャ)らは、被害を受けたワールド・トレード・センターへ駆けつけるが、目の前に広がる地獄のような光景に目を疑う。逃げまどう人びとを救出しながら、マクローリンとヒメノら5人はビルの中に入って人々を誘導するが、突然の崩落によって内部に 閉じ込められてしまう……。
チェック!
9.11から5年……。ようやく残された家族や友人たちの心も落ち着いてきた今年に入って、同時多発テロを描いた映画が次々に公開されている。テロリストの目標に達する前に墜落した航空機の乗客たちを描いた『ユナイテッド93』、そして2作目が人びとの記憶にもっとも印象的に焼きついているであろう、旅客機が衝突したワールド・トレード・センターを描いた本作だ。『ユナイテッド93』では、絶望的な状況下で悲劇と言える運命の末路を描いていたが、本作では対照的に絶望的な状況での“希望”を描いているため、アメリカ人も安心して見ていられるようだ。それでも、映画に出てくる実際の衝突シーンになると、思わず目を覆う人、当時を思い出して体の震えが止まらなくなる人などもいるようで、初登場3位といまいち成績は振るわず……。しかし当時のヒーローである警官と消防士たちの姿に心を打たれる観客も多く、内容自体の評価は高い。
イケメンチェック!
<ニコラス・ケイジ>
ブルース・ウィリスと並んで、前頭部の後退がじわじわと進んできているのがこのお方、ニコラス・ケイジ。ジョニー・デップとともに悪さをしまくっていた若い頃は、女優にもモテモテの、ちょっとキケンな不良俳優だったのに、いつからこんなやつれた人になってしまったのやら……。と、思わず心配してしまうほど、最近やせこけているニック。なんだか以前のワイルドなイメージを払拭するかのように『ロード・オブ・ウォー』など社会派の映画にも出演しまくっています。ワイルドじゃないニックなんて、ちょっと心配してしまいますが、『ワールド・トレード・センター』では崩落されたビルで望みを捨てずに救助を待ちつづける警察官役を熱演しています。だけどファンにしてみれば、もうちょっと太ってもらって、ワイルドでかっこいいニックが見たいところですね!
スネーク・フライト
全米初登場 1位 8/25~8/27順位 7位

英題:Snakes on a Plane
監督:デイヴィッド・エリス
キャスト:サミュエル・L・ジャクソン、ジュリアナ・マークリーズ、ネイサン・フィリップス
 
ストーリー

多くの人びとがバケーションを楽しんでいるハワイで、1人の青年ショーン(ネイサン・フィリップス)は、殺人の現場を目撃してしまう。慌てて逃げ出すショーンだったが、殺人を犯した組織に殺される一歩手前で、FBI捜査官のフリン(サミュエル・L・ジャクソン)に命を救われる。フリンは、法廷で証言する決意をしたショーンを連れてロス行きの飛行機に乗り込むが、飛行機には2人を狙った暗殺犯が仕掛けた恐ろしい魔の手が伸びていた。それは、数千匹におよぶ毒蛇たち……。高度1万メートルのフライトが一瞬にして悪夢と化す!
チェック!
公開前から、本物の蛇が数千匹登場するベタベタなB級映画として、大きな話題を読んでいた『スネーク・フライト』。蛇と乗客とが格闘するという突拍子もないストーリーが、全米の若者たちのハートをしっかりゲットして、週末には、“おばかなもの”見たさのカップルたちがデートで行列を作った。しかし、ふたを開けてみると、やはり究極のB級映画。あまりのくだらなさに、観客も思わずあぜんとしてしまったのか、2週目には悪評が悪評を呼んで、一気に7位まで驚異のランクダウン!見事すぎです! 「最高にくだらなくて、最高にばかばかしくて、ストーリーも最低ランク」とまで言われてしまった本作だが、ブラックマンバ、コパーヘッド、そしてボールパイソンと、動物園並の蛇たちの姿は圧巻。伝説ともなりうるB級映画、日本での公開が待ち遠しい限りだ。
イケメンチェック!
<サミュエル・L・ジャクソン>
『パルプ・フィクション』では、アフロ頭の強烈な印象を残し、『評決のとき』では幼い娘を暴行した、白人の犯人を射殺してしまう父親を熱演したサミュエル。作品をひとつひとつ観ると同一人物とは思えないほど、どんな役柄でも、映画のトーンに合わせてぴったりはまってしまうカメレオンな役者なのです! また自ら公言している通り「超ミーハー」な性格のサミュエルは、ジョージ・ルーカスに懇願して、『スター・ウォーズ』に出ちゃったおちゃめさんだったりします。そんなサミュエルですが、彼が演じていていちばん楽しそうなのは本作みたいな“超B級映画”。アメリカの伝説的なB級映画『シャフト』も、「もう、『シャフト』大好き! やりたいやりたい! 絶対やる~~~!」とひたすらプロデューサーに頼み込む。同じくB級映画ファンのタランティーノとは、超仲良しなのです。
ステップ・アップ
全米初登場 2位 8/18~8/20順位 4位

英題:Step Up
監督:アン・フレッチャー
キャスト:チャニング・テイタム、ジェナ・ディーワンほか
 
ストーリー

ボルチモアのスラムで育った17歳のテイラー(チャニング・テイタム)は、学校で問題を起こしてばかりいる落ちこぼれ。ある日、大事件を起こしてしまった彼は、法廷から地元にある名門私立の芸術学校メリーランド・スクール・オブ・アーツで奉仕活動をするように言い渡される。いやいやながらも、メリーランドに行くテイラーだったが、そこで将来を約束された優等生のバレリーナ、ノーラ(ジェナ・ディーワン)に出会う。ある日ノーラは、テイラーの持つダンスの才能に気付き、2人はダンスのパートナーを組むことになる。ダンスを通じて、お互いに引かれあう2人だったが……。
チェック!
今、ひそかにアメリカで流行しつつある“ミュージカル”。ディズニーが制作したテレビ映画『ハイスクール・ミュージカル』は、国民のほぼ半分以上が観たというすごい記録を打ち出し、グッズにツアーにCDにバカ売れ状態。映画でも、『プロデューサーズ』、『RENT』などブロードウェイのヒット作を映画化すれば大ヒット。いま、全米で求められているのは、“歌う幸せ、踊る幸せ”が再確認できる、昔のようなアメリカっぽいミュージカルのようだ。本作『ステップ・アップ』も、高校生の男の子がダンスを通じて自分自身を見つけ、大切な女の子に出会う……という、どこにでもあるようなストーリーでありながら、ニコラス・ケイジの話題作『ワールド・トレード・センター』を抜いて、初登場なんと2位という超好成績を記録した。歌は、アメリカを救うのかも!?
イケメンチェック!
<チャニング・テイタム>
不器用でワル、女の子たちがグッとくるような作業服を着て、最高にクールなヒップホップ・ダンスを踊るテイラーを演じたチャニング・テイタムはブレイク必至の超イケメン!!! ひとこと言わせてください。この子……、絶対大物になります!!!! なぜならめちゃくちゃかっこいいからっ。アメリカでも本作を機に、チャニング・ブレイクはじわじわきているようで、ファンサイトも続々と立ち上がっている模様。モデル出身のチャニングは、日本でも大人気の“アバクロンビー&フィッチ”、通称“アバクロ”のモデル。カタログでは、鍛えられた上半身を惜しげもなくさらしておりました。また、リッキー・マーティンの“She Bangs!”のプロモーション・ビデオでも、エキストラながらもチャニングのホットなイケメンぶりは発揮されてるみたい!? 浅野忠信がチンギス・ハーン役を務める『biopic Mongol: The Early Years of Genghis Khan』にも出演しているようで、今からマスト・チェックな男の子なのです。
今月はこの人に注目!<『タラデーガ・ナイツ/ザ・バラッド・オブ・リッキー・ボビー』のザ・バラッド・オブ・リッキー・ボビー>
全米初登場 1位 8/11~8/13順位 1位

英題:Talladega Nights: The Ballad of Ricky Bobby
監督:アダム・マッケ
キャスト:スティーブ・ブシェミ、ニック・キャノン、
マギー・ギレンホール
 
チェック!

『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』、『マイアミ・バイス』を抑えて、8月最初の週に初登場1位を飾ったのが、ウィル・フェレル主演の『タラデーガ・ナイツ/ザ・バラッド・オブ・リッキー・ボビー』。言うだけで舌を噛みそうになる本作は、なんと2週連続で2位を飾り、ウィル・フェレルの主演作では過去の記録を塗り替えた。アメリカ、アラバマ州のタラデーガにあるスピードウェイで活躍する、NASカーのレーサーをウィル・フェレルがインパクト大のもみあげで爆笑熱演。評判も上々で、8月終わりになっても2位にとどまっていた本作は、これからもまだまだ上位に食い込みそうだ。
ウィル・フェレルってどんな人?
日本では、知名度ほぼゼロのこのおじさん。アメリカでは、超人気者のコメディアンです。彼の出演作で、1番記憶に新しいものは『奥様は魔女』で演じたニコール・キッドマンの相手役。ニコールとの相性があまりにも悪くてちっともパッとしませんでしたが、本当はめちゃめちゃ面白い演技を見せる実力派です。マシュー・ブロデリック主演の『プロデューサーズ』をぜひご覧ください! 本作で彼は、ナチスを愛するかなりイカレタ脚本家を演じ、アメリカ中を爆笑の渦に包みました。『タラデーガ・ナイツ~』は、日本での公開予定が残念ながらありませんが、192センチというバスケ選手並のでかさで暴れまわる、彼のずば抜けたコメディセンスは要チェックです!
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