シネマトゥデイ

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全米話題作5月
米ボックスオフィスのチャートを賑わす全米話題の映画を厳選して紹介します。
2007年5月の初登場1位を飾ったのはどの作品か!?
続編映画大ブームのハリウッドでは、日本でもおなじみの大作の続編が次々登場!
今月も話題作が目白押しです!
『シュレック3』
全米初登場 1位 5/25-27順位 2位

英題:shrek the third
監督:クリス・ミラー / ロマン・ヒュイ
キャスト:マイク・マイヤーズ、エディ・マーフィ、キャメロン・ディアス
 
ストーリー

遠い遠い国のフィオナ姫と結婚した怪物シュレックに、病に倒れた王様から王位を継ぐように言い渡される。王位には興味のないシュレックは、ドンキーや長靴 をはいた猫とともに、もう1人の王位継承権を持つアーサーを探す旅に出る。その間、チャーミング王子とおとぎ話の悪役たちが王国乗っ取り計画を企て……。
チェック!
5月中旬からの公開となった『シュレック3』は、全米大人気の『シュレック』シリーズ第3弾ということで公開前から話題は騒然。キャストのキャメロン・ディアスにマイク・マイヤーズ、果ては大女優のジュリー・アンドリュースが宣伝に駆け回り、効果も絶大!? かと思われたが、フタをあければ平凡な結果に……。公開初登場1位とはなったものの、次の週から公開されたもう1つのファミリー向けエンタテイメント作品『パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド』にあっさり首位を奪われてしまった。さすがのシュレックも海賊ジャック・スパロウには勝てなかったようで、5月中は2位をキープしていたものの、6月に入るとランクは下がっていくばかり。『シュレック3』では、シュレックのベイビーが出てきたり、お姫様たちが果敢にファイトしたりと見どころは十分。この時期にさえ公開されなければ、もう少し好成績となったかもしれないが、2004年に公開された『シュレック2』は、3週連続首位という素晴らしい成績を打ち出していただけに、寂しさもひとしおのはずだ。
イケメンチェック!
<シュレック>
やっぱり、本作で一番のイケメンといえば、このお方。前にも増して、男らしさ、ワイルドさも一気に急上昇したシュレック! シュレックの出身は、誰も知らない森の中の沼地です。誕生……というか、発見は2001年ごろ。体は緑色で、英語で“オーガ”=日本語では怪物です。ドロで体を洗い、ドロで顔を洗う、かなり不衛生な生活を送っていますが、本人は気にしてないようです。彼のセクシーな声は、『オースティン・パワーズ』でおなじみのマイク・マイヤーズが担当しています。奥様は、最初の『シュレック』でお城から助けたフィオナ姫です。『シュレック3』では、パパになるシュレック。どんどん稼がないといけませんが、映画は『シュレック5』まで製作されるそうだし、ユニバーサル・スタジオでは大人気のアトラクションだし、とにもかくにもひっぱりだこ。ディズニーの人気者ジャック・スパロウに負けないで、ぜひとも頑張っていただきたいですね!
 
『シュレック』作品情報 >>
『シュレック2』作品情報 >>
『シュレック3』作品情報 >>
『ラッキー ユー』
全米初登場 6位 5/11-13順位 13位

英題:lucky you
監督:カーティス・ハンソン
キャスト:ドリュー・バリモア、エリック・バナ、ロバート・デュヴァル
 
ストーリー
 
天才ポーカープレーヤーのハック(エリック・バナ)は、家庭を捨てた彼の父親で伝説的プレーヤーのLC(ロバート・デュヴァル)に対して複雑な感情を抱い ていた。うそとズルと泥棒は許さないというピュアなビリー(ドリュー・バリモア)との出会いによりハックの心もほぐれていくが、ポーカー世界大会で父と勝負することになり……。
チェック!
最近、世界で最も美しい女性に選ばれたドリュー・バリモアの主演作。ですが、ヒュー・グラントと絶妙なコンビを見せた『ラブソングができるまで』と違い、今回は『ミュンヘン』で重たい演技を見せたエリック・バナとの人間ドラマ。監督もエミネムの半生を感動的に描いた『8miles』のカーティス・ハンソンとかなりシリアス路線のため、キュートなラブコメを期待していた観客にとっては、大きな期待外れとなってしまったようだ。アメリカ中に張られたポスターも、映画館やテレビで流れていたトレーラー(予告編)も明るくかわいいドリューのいつものラブコメと比べると、かなり暗め。ドリューにしてみれば、ひさびさのイメージチェンジを計ったのかもしれないが、観客の反応はかなり正直。個別に見てみると、“エリック・バナ”“ドリュー・バリモア”“カーティス・ハンソン”とかなり豪華なラインアップにもかかわらず、全米初登場6位というかなり不本意な成績に……。公開4週目である『ディスタービア』すら追い抜けず、次の週には13位にランクダウンしてしまう大コケ作品となってしまった。
イケメンチェック!
<エリック・バナ>
本作で天才的なポーカープレイヤーを演じているエリック・バナは、1968年にオーストラリアで生まれ、オーストラリアで育ちました。スピルバーグ監督の『ミュンヘン』で、世界中から注目を浴びたため、かなりシリアスイメージが強い彼ですが、実は “エリック・バナ・ショー”なんて、自分の番組もあったほど、本国ではかなり有名なコメディアンです。この“エリック・バナ・ショー”は、かなりの人気番組で、1997年にはオーストラリアで“最も有名なコメディアン”賞も受賞しています。にもかかわらず、アメリカでは『トロイ』や『ミュンヘン』など、おもしろさゼロの役ばかり。本作も、コメディエンヌ、ドリュー・バリモアとの共演だというのになぜか人間ドラマ……。根はコメディアンのため、どこの現場に行っても、得意のジョークで出演者たちを大笑いさせてばかりだとはいうのですが、『ミュンヘン』で来日してインタビューを受けたときも、かなりマジメな感じでした。誰か、バナの面白さに気付いて、コメディを撮ってくれる監督はいないのでしょうか?
 
エリック・バナ インタビュー >>
作品情報はこちら >>
『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』
全米初登場 1位 6/1-3順位 1位

英題:PIRATES OF THE CARIBBEAN:AT WORLDS END
監督:ゴア・ヴァービンスキー
キャスト:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ
 
ストーリー
 
“深海の悪霊”、デイヴィ・ジョーンズ(ビル・ナイ)と東インド会社のベケット卿(トム・ホランダー)が手を結び、海賊たちは滅亡の危機に瀕していた。生き残る手段は“9人の海賊たち”を招集することだったが、9人のうちのひとりはあのジャック・ スパロウ(ジョニー・デップ)だった。しかし、彼は現在“世界の果て”に囚われていて……。
チェック!
空前の大ヒットを遂げている『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最終章。パート2のラストを観て、「へ?」となってしまった観客がどのくらいいたかは分からないが、行方不明になってしまったジョニー・デップ演じるジャック・スパロウのその後がとにかく気になっていた人は多いはず。プロモーション展開もこれでもかというほどの勢いで、ジョニーも、オーランドも、キーラも、主要キャスト全員が世界中を駆けずり回った。そして結果はといえば、もちろん全米初登場第1位。本作でジョニー・デップのジャック・スパロウは見納めになってしまうことも手伝ってか、観客動員はかなりのもの。本場ディズニーランドでの超豪華なプレミアイベントもパイレーツ旋風を巻き起こし、3週連続トップをキープし続けた。しかし作品そのものの評価はと言えば、約3時間という“長すぎる”上映時間に観客はかなりへとへとの様子。その評判が口コミで広がったのか、首位といえども公開2週目からは1週目の勢いは一気に落ちてしまった。
イケメンチェック!
<キャプテン・ジャック>
本作で、ついに“サヨナラ”となるキャプテン・ジャック・スパロウ。カリスマ俳優ジョニー・デップが見事な怪演を見せたジャックは、1作目から世界中の子どもたちを魅了! アクションフィギュアになればバカ売れし、日本のディズニーランドの“カリブの海賊”は、7月からジャック・スパロウ入りでリニューアルされるほどの人気です! ジョニー自身、ジャック・スパロウには、かなりの思い入れがある様子。ジョニーのお子様たちはディズニーランドに行くと、まっさきに“カリブの海賊”に走るほどのファンだそうで、ジョニーはこのジャック役をほとんど子どもたちのために引き受けたそうです。「始めはキャーキャー言ってたけど、すぐになれたみたい」と話していたのは、ジャックのすごい金歯! なんとあの金歯はわざわざ歯医者さんに行って埋めていたそうで、撮影が終わってからようやく取ることができたそうです。ジョニーパパが、子どもたちのために頑張った“ジャック・スパロウ”は、シリーズ最後となる本作でも、最高にクールな活躍を見せてくれます!
 
ジョニー・デップ インタビュー >>
『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』作品情報 >>
『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』作品情報 >>
『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』作品情報 >>
『NEXT(原題)』
全米初登場 3位 5/4-6順位 5位

英題:NEXT
監督:リー・タマホリ
キャスト:ニコラス・ケイジ、ジュリアン・ムーア、ジェシカ・ビール
 
ストーリー

両親の死をきっかけに、予知能力を身に付けた男クリス(ニコラス・ケイジ)は、FBIに悪用される自分の未来を見たために、捜査官フェリス(ジュリアン・ムーア)率いるFBIと巨大テロ組織の両方と、たった1人で戦うことになってしまった。そんな彼を支えるのは、彼が予知で見た運命の女性との幸せな未来だった。追い詰められたクリスが、最後に下した未来への決断とは!?
チェック!
昨年、ドラッグクイーンに女装した姿で、男性オトリ捜査官に「私を買わない?」と持ちかけて、その場で売春容疑で逮捕されてしまったリー・タマホリ監督の最新作。ハリウッドの路上で起きたあまりにもスキャンダラスなこの事件は、あっという間に世間を駆け巡り、観客からしてみれば“アノ有名なリー監督の新作”ということに……。強烈な宣伝効果とはなったものの、作品自体は、予想外のヒットとなったシャイア・ラブーフ主演の『ディスタービア』にすっかり押さえこまれてしまい、ヒットメーカーのニコラス・ケイジが主演にしては珍しく公開初登場3位という結果に。その後も、5位、9位と下降していき、5月も終わらないうちに10位以下へと転落してしまった。とはいえ、ジュリアン・ムーア扮するFBI捜査官と、ニコラス・ケイジのサスペンス、加えて骨太な演出には定評のあるリー監督なだけに、ハリウッド映画のもう1つの市場とも言われているDVDレンタルにおいては意外に高い数字を稼ぐことになるかもしれない。
イケメンチェック!
<ニコラス・ケイジ>
『ゴースト・ライダー』『ワールド・トレード・センター』などに主演して、大ヒットを飛ばし続けているニコラス・ケイジは、来年公開作だけでもすでに8本も控えている超売れっ子スター。この人は、そこまでイケメンなのだろうか……と、一瞬首を傾げてしまいそうにはなりますが、イケメンなのです!
なぜならとっても恋多き男だから! ユマ・サーマンなど、共演女優と噂になることもしばしばあったニコラスのこれまでの奥様遍歴を見てみると、『トゥルーロマンス』のアラバマ役で大ブレイクしたパトリシア・アークエット。それからプレスリーの娘さんリサ・マリー・プレスリー。パトリシアに関しては、なんと8年前にも1度プロポーズの経験があり、破局して8年目の復縁となったのです。そんな彼女とも離婚したニコラス。現在は元ウエイトレスの韓国人女性と結婚して、とっても幸せな生活を送っているそうです。どうしたら、ずっとホットでセクシーな男でいられるの!? とインタビューで聞かれたニコラス。
「おれだって、いろいろ大変なのよ」とキュートなお答えをしております。
 
ニコラス・ケイジ インタビュー >>
今月はこの作品に注目!『28 weeks later』
全米初登場 2位 5/18-20順位 3位

英題:28 weeks later
監督:ニムロッド・アンタル
キャスト:ルーク・ウィルソン、ケイト・ベッキンセール、イーサン・エンブリー
 
ストーリー

血によって感染して、人びとを凶暴化させる恐怖のウイルス“RAGE”がロンドンを襲ってから28週後。ウイルスの脅威は消え、ロンドン市民たちは“ONE”と呼ばれる復興計画で新たな都市を再構築しようとしていた。しかし、“RAGE”ウイルスは、見えない形となって人びとの体の中に潜伏しており……。
続編大ブームのハリウッドです!
今月は、『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』『シュレック3』『スパイダーマン3』と大作がボックス・オフィスを賑わせましたが、何かがおかしいと思いませんか!? それは、この『28 weeks later』 にも言えること。そして、6月からは『オーシャンズ13』も公開されて……。いまやハリウッドは、まさに続編天国! 「なんでもかんでも続編作りゃあ、いいってもんじゃねえっ!」というのは、ハリウッドの異端児ポール・バーホーベン監督のお言葉ですが、バーホーベンが嘆くのも無理はないほど、続編が氾濫しております。『スター・ウォーズ』シリーズならともかく、最近はなんでもかんでも続編で当てようって匂いがプンプンであります。前出のバーホーベン監督は、続編となると「おれはやらん!」と断りまくっているそうで……。実際に続編出演を嫌っている役者もたくさんいるとか。最初から、「3部作です!」と契約している『パイレーツ』シリーズのように、ハリウッドのプロデューサーたちも賢くなってきております。ブルース・ウィリスが、『ダイ・ハード』で戻ってきたり、スタローンが『ランボー』で戻ってきたり、形はさまざま……。続編ブームはまだまだ続く様子であります。
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