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今週のクローズアップ ペネロペ・クルス

 週末に公開される話題の映画の中から、気になる人物をご紹介します。今週は6月30日公開の『ボルベール 帰郷』に出演しているペネロペ・クルスをクローズアップします。いままでゴシップネタで騒がれることが多かったペネロペですが、本作でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたことで、ようやくハリウッドでもその演技力を認められました。彼女の今までの出演作をピックアップし、どれだけ多様なキャラクターを演じ分けてきたかを紹介します!
勝気で威勢のいい美女役はお手のもの!

 スペイン出身のペネロペは、情熱的な女性の役がよく似合います。『裸のマハ』で演じたカルメン・ダンサー役はその最たるものです。自身もクラシック・バレエやスペイン舞踊を学んでいたこともあって、ペネロペの踊るカルメンはプロ顔負けの迫力があり、最高にセクシーです。真っ赤なドレスのすそを腰までたくしあげ、ダンッ、ダダンッ、ダンッと激しくステップを踏むペネロペ……。きわどいラインから見えるおみ足がたまりません。スペイン女の本領発揮です。


 『ウェルカム! ヘヴン』で地獄からの使者を演じたときも、相当はまっていました。見た目は女だけど、中身は男という一風変わった役だったので、男まさりのきたない口のききかたをし、いすに座るときは男のように足をおっぴろげていたペネロペ。しかもスペインなまりの英語が威勢の良さを倍増させているんです。顔立ちがきつめの美人なので、こういう“S”な女性役が似合うんですよねー。どう見ても“S”です。とても演技とは思えないほどリアルなので、本当に“S”なのかも……。

 
元ヤン?
Kevin Mazur/WireImage.com/MediaVast Japan
おぼこい純情少女役が妙にはまる

 “いかついビッチ”を演じたかと思えば、おぼこい純情少女役だって、できちゃうんです。ハリウッドでの出世作となった『ウーマン・オン・トップ』では、愛するダーリンに裏切られ、心機一転するためにアメリカに渡ってきた女の子を演じたペネロペ。右も左も分からない環境で悪戦苦闘する姿が超キュートです。何が萌えポイントかって、自分がどれほどセクシーなのか気がついていなくて、どこか頼りなげな“放っとけないオーラ”がムンムンなんです。そのピュアぶりに世の男性陣はフラ~っとなるんですね。そんなポイントをペネロペは心得ているんです。


 トム・クルーズと共演した『バニラ・スカイ』でも、無邪気な妹キャラを大爆発させていました。小柄なペネロペが、目力アップのパッツン前髪で上目遣いの視線を送れば、どんな男子もイチコロです。いつもは自分より背が高いニコール夫人から見下ろされ続けていたトムも、自分より小さい女子に、うるうる目線で見上げられ恋心に火がついてしまったよう。この共演をきっかけに、あっさりとニコールを捨て、ペネロペとの本気愛に走っちゃいました。演技にのめり込み過ぎて、いつしか本気になっちゃたんですかね。

 
おぼこい、おぼこい、非常におぼこい。
Gregg DeGuire/WireImage.com/MediaVast Japan
素顔はちゃきちゃきの江戸っ子? 気取らない自然児

 演技では激情系の女や純情少女を演じ分け、プライベートでは華やかな恋愛遍歴を重ねていますが、一体その素顔は? 「わたしはどこにでもいる普通の女よ」と自身について語るペネロペ。本当なんでしょうか? 確かに、『赤いアモーレ』でのちょっと人生に疲れた女性なんて、「うわっ! これってわたし?」と重ね合わせた人も多かったでしょう。『ブロウ』での安い毛染めで染めたような金髪メッシュの女性も、くわえタバコにこれまた安そうなジャージ姿で道端にたたずむ姿に「こんな子、渋谷にいるよね……」みたいな。妙にはまっているところが、ペネロペの素顔を見たような気がしました。


 ペネロペ最新作『ボルベール 帰郷』に関していえば、本人も「一番“素”のわたしに近いわ」と認めるほどの出来栄え。素顔ならぬ日常風景モロ出しなのです。排尿シーンがあったかと思えば、料理をしているシーンや谷間のどアップなどなど、リアリティ番組顔負けのシーンが盛りだくさんです。そんなペネロペの素顔が観たい方はぜひ、劇場で『ボルベール 帰郷』を観ていただくことをオススメします!

「ふ~、すっきり」
文・構成:シネマトゥデイ編集部

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