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石原さとみ&真木よう子
『フライング☆ラビッツ』
女性にとっての幸せは結婚だったり、仕事だったり人それぞれ
『フライング☆ラビッツ』石原さとみ&真木よう子 単独インタビュー

取材・文:鴇田崇 写真:田中紀子

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念願のCA(キャビンアテンダント)になるため航空会社に入社したヒロインが、ひょんなことから会社のバスケットボールチーム"ラビッツ"に入部するハメになり、客室乗務員とバスケ選手の二足のわらじを履いて奮闘する姿を描く青春ドラマ『フライング☆ラビッツ』。劇中と同じくCAのファッションで取材に応じてくれた主演の石原さとみと真木よう子に、今回の映画にまつわる話や、初共演の感想などさまざまな話を聞いた。

■CAから学んだ男性客を接客する際の極意

Q:CAの制服を着た感想はいかがですか?

石原:すごくうれしかったです! 写メールをたくさん撮りました(笑)。

真木:わたしは……別に普通です(笑)。

石原:もっと喜んでくださいよ(笑)! でも写メール一緒に撮りましたよ!

Q:CAというのは女性があこがれる職業の一つだと思いますか、演じてみた気分はいかがでしたか?

真木:CAの衣装を着ているシーンの撮影のときは、確かにパリっとした気分でした。

石原:気が引き締まりますよね。CAのシーンよりバスケのシーンの方が多かったので、確かにCAの衣装を着ると気が引き締まるんですよ。お仕事しています! っていう感じになりましたね。

Q:CAの仕事に関して、意外だったことはありますか?

真木:あるよね(笑)。目線かな。

石原:目線、視線ですね。お客様が座っているときに斜め45度の角度から入るんですけど、日本人の方の場合は女性がその角度からしっかりと見てしまうと、勘違いされてしまいますって言われまして(笑)。鼻の先を見たり、片目だけを見たり、視線をずらしたりする、ちょっとした工夫が要ることを知りました(笑)。

真木:外国人の方は大丈夫なんだそうです(笑)。

■かわいい妹と頼れるお姉さん的間柄

Q:初共演の感想はいかがでしょうか?

真木:わたしはさとみちゃんに圧倒されまくりでしたね。バスケや役に対する意気込みがすごくて、わたしなんか何も考えずに演じてしまう方なので(笑)。役柄もそんな感じでしたし、バスケのシーンもわたしは吹き替えの方が一部演じていらっしゃるシーンもありますが、さとみちゃんは一切そういうことはないんです。本当に役に集中していて、すごいし偉いって感心してしまいました。

石原:ありがとうございます(笑)。真木さんはうそのないストレートな方という印象で、みんなのお姉さん的な存在だったと思います。かわいがっていただきました。劇中にものすごい見せ場の、ダンクシュートのシーンがありますが、そのシーンでは普通に真木さんがゴールにぶら下がっていて(笑)。すごいって! みんなうらやましくて、そのシーンの撮影を観ていたほどです。

Q:お互いに、それまで抱いていたイメージと違いましたか?

真木:それまでは共演したことがなかったので、すごくかわいくて、ちょっと厚めの唇という見た目の印象しかなかったんですけど(笑)、本当に何に対してもすごくまっすぐな女優さんで、共演してもっともっと好きになりました。

石原:ありがとうございます(笑)! わたしもっと人見知りされるのかと思っていて……。

真木:するねー(笑)。わたしは。

石原:撮影に入る前にバスケの練習ができたので、そこでは会って話をせざるを得ない環境になったのが良かったのかも知れないです。ただ、そこで一生懸命練習されている姿を見て、わたしも頑張ろうと思いました。チームワークが出来上がってから現場に入れたんですけど、実際にはどういう方なんだろう? ってどんどん引き込まれていった感じですね。

■高田純次さんは本当にすてきな方

Q:「ラビッツ」の監督を高田純次さんが演じられていましたが、共演した感想はいかがですか?

石原:高田さんはいつも現場を盛り上げて、居心地を良くしてくださいました。それが無理している感じではなくて、高田さんご自身もすごく楽しんでいるような様子でした!

真木:お話がとても楽しかったです。深い話ではないんですけれど、面白かったです(笑)。

石原:高田さん以外、全員女性だったので、高田さん自身も恐らく圧倒されている部分もあったと思うんですけれど、高田さんと話がしたくてみんなで周りに集まっていました。

真木:大人の高田さんの魅力というか……。こういう方と付き合ったら、面白いんだろうって思えるぐらい魅力的な方でしたね。

石原:テレビで観るより親近感があって、近い存在のような気がしました。いろんな雑学もご存知で、本番中に後ろを向いているシーンなのに笑わせようとするんです(笑)。本当に楽しい方ですね。

Q:今回の映画で一番気に入ったシーンはどこでしょうか?

石原:すべてに100パーセントで力を注いでいる早瀬ゆかりという役でしたが、「半チャーハンも半ラーメンも食べたら、もう食べられないだろう」って言われて、「でも、あなたは別腹だから!」って叫ぶシーンが、脚本を読んだ瞬間から大好きになって(笑)。早くこのシーンを撮りたいってずっと思っていました。

真木:「ラビッツ」のメンバーが辞めてしまうシーンで、一人だけ制服を着ているメンバーが、「入るって信じないシュートは決まらないよ!」って言うんですよ(笑)。そこがすごく青春っぽくて(笑)、非常に感動しました。

■仕事と結婚についてのリアルな現状

Q:女性にとっては結婚や仕事を考えさせられるエピソードも描かれますが、現在一番プライオリティーの高いものは何ですか?

真木:今はいろんなことに興味を持ちたいと思っています。ただ、一番大事なものは仕事なんですけど、その仕事を長く続けていくためにも、自分の心が戻れる場所を作っていきたいとも考えています。

石原:わたしはとにかく楽しめているので、今は仕事が大事です。

Q:女性にとっては、どんな生き方が一番幸せだと思いますか?

真木:人それぞれだと思いますけど、一般的には幸せな結婚じゃないでしょうか。

石原:それは人それぞれですよね。一生、仕事し続けることが幸せな人もいらっしゃるでしょうし、主婦業でいたい、誰かの三歩後ろを歩いて支えてあげたい……それもちゃんとした「仕事」だと思います。子どもとして親孝行することも「仕事」ですし、そういう意味では全部「仕事」といっていいのかも知れませんね。どれが楽しくて安心できるのか、人それぞれ違うと思います。

Q:最後になりますが、これから映画をご覧になる方々へメッセージをお願いします。

石原:『フライング☆ラビッツ』は、とても爽快(そうかい)な映画です。バスケ選手とCA、この二足のわらじを履いた皆さんは実際にいらっしゃいます。それを基にした作品なので、そのギャップや女性が頑張っている姿に心打たれると思いますし、同世代の女性に観ていただきたいと思います。ぜひ劇場へ足を運んでください。

真木:本当に青春な感じの映画になっていますので、ぜひ幅広い女性層に観ていただきたいと思います。きっと共感できる部分もたくさんあると思います。すごく熱くて爽快(そうかい)な映画です。観てください。

真木のマイペースなトークに石原がツッコミ、そしてフォローする関係が、劇中で二人が演じていたキャラクターそのものを思い起こさせ、息もピッタリの豪華インタビューが実現した! クランクイン前から培ってきた彼女たちの信頼関係が、撮影を経て取材時にも生きていた瞬間を垣間見た気がした。その絶妙な間の掛け合いを披露している二人を観られる『フライング☆ラビッツ』は必見だ!

『フライング☆ラビッツ』は9月13日より全国公開

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