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ジャスティン・チャットウィン&エミー・ロッサム
『DRAGONBALL EVOLUTION』
カメハメ波を出したときは素晴らしい気分だった
『DRAGONBALL EVOLUTION』ジャスティン・チャットウィン&エミー・ロッサム 単独インタビュー

取材・文:島田佳奈

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日本発、大人気コミックドラゴンボールシリーズは全世界合わせて2億部以上売り上げるという記録を持つ伝説のマンガがとうとう実写版映画『DRAGONBALL EVOLUTION』となり3月に日本にて世界最速公開されることになった。緊急来日した主演、孫悟空役のジャスティン・チャットウィンとブルマ役のエミー・ロッサムに、いまだに内容が謎のベールに包まれた『DRAGONBALL EVOLUTION』について語ってもらった。

■小さいころからドラゴンボールのアニメを観ていた

Q:この役が決まる前に、ドラゴンボールのことは知っていましたか?

ジャスティン・チャットウィン(以下J):うん。僕はカナダにいるころから、マンガより先にアニメを観てドラゴンボールのことを知っていたんだ。この役をもらってからは、マンガも読んだよ。すごく面白いと思った。悟空がまだ若かったころのストーリーってユーモアにあふれているよね!

エミー・ロッサム(以下E):アニメは週末の朝放送されていたのよ。だからわたしも小さいころによく観ていたの。そのころからブルマというキャラクターのことは知っていたんだけど、そんなに詳しくは知らなかったわ。だから実写版を作ると知ってからマンガをちゃんと読み出したのよ。勇気があって、元気で、ちょっと短気な子よね。ブルマを演じてとっても楽しかったわ!

Q:日本人という設定のキャラクターを英語で演じることにおいて、何か気を付けたことはありますか?

J:僕はこの役をもらうことができてとても光栄に思っているよ。だって一種のアイコン的主人公の役はとても大変だし、責任重大だって思うから僕の中から悟空の要素をできる限り出してみたんだ。だけど、観客に覚えていてほしいのは、この映画は原作マンガのドラゴンボールをベースにしているだけであって、マンガを再現したストーリーが描かれているわけではなく、新しい形でドラゴンボールのストーリーを伝え直しているんだ。だから別に日本人という設定でもアメリカ人という設定でもなく、ジェームズ・ウォン監督が伝えたいこの映画のビジョンというのは、世界的なストーリーということだと思う。結局、最も重要なことは主人公、孫悟空とその仲間たちが繰り広げる冒険の話だってことさ。

■トリヤマの悟空のイメージを尊重したかった

Q:役作りはどんな風にされたのですか?

E:わたしは闘う技の練習をしなきゃいけなかったの。映画の中で闘ったことがなかったから、今回アクション初挑戦なの。銃を撃つ練習をしたり、バイクに乗る練習をしたり……誰にもケガをさせずに、しかも殺さずにその両方を練習しなきゃいけないというのは、結構なチャレンジだったわね(笑)。ブルマは活発で、元気で、面白い女の子だから演じていてとても楽しかったし、彼女を演じられたことを本当に光栄に思っているわ。だってブルマがドラゴンボールファンの中で、たくさんの人々に愛されているキャラクターだということもよく理解しているわ。だから観客のみんなにうまく演じられていると思ってもらえたらいいんだけど。

Q:マンガの悟空のイメージは幼い子どもですが、あなたは大人ですね。どんなところがあなた流の悟空ですか?

J:本作は悟空の子ども時代と悟空が大人になって息子ができてからの中間ぐらいの設定かな。だから僕は体を作って、体重も増やして、エミーも言っていたように1か月半ぐらいかけてアクションシーンのためのトレーニングを受けて素晴らしいファイティング映画を作る準備をしたんだ。後は髪型だね。それが僕の一番の疑問に思っていたんだよ。「あの悟空の髪型はどう演出するの!?」ってね。悟空のあの髪形は、原作の作者であるトリヤマが作ったイメージを尊重する意味を込めて、忠実に再現しなければいけないと思っていたからね。

Q:原作のブルマはセクシーガールという設定ですが、エミー流ブルマもセクシーですか?

E:そうね、ブルマはとてもロマンチックな子だったわ。ロマンチックで女の子らしいガーリーなキャラクターなんだけど、とてもタフで男の子にも普通に立ち向かって闘うしんの強いところが大好き!

■カメハメ波を出した瞬間は……!

Q:カメハメ波を出したときの気分はいかがでしたか?

J:カメハメ波はこの役にとって、すごく重要なポイントの一つだったんだ。初めてやったとき……まだ一度しかやっていないからあまり多くは語りたくないんだけど、素晴らしい気分だったのを覚えているよ。僕のシーンの中でも最後の方の撮影だったんだけれど、しゃがんで身を低くして構えながら悟空を演じていることを実感できて、本当に光栄に思ったんだ。すごく大事なシーンになったよ。

Q:そのほかのアクションシーンについてはいかがでしたか?

E:撮影の開始直前に出演が決まったから、わたしは2週間くらいしかトレーニングの時間がなかったの。ストレスも多かったけど、すごく楽しかったし、海兵隊と一緒に本物の銃を使って正しい銃の撃ち方を練習したのよ。最初は「これどうやって使うの!?」って感じだったけど、だんだん楽しくなったし、すごく強くなった気がしたわ。監督がわたしたちに格闘のレッスンをする重要なポイントの一つは、正しい闘い方を身につけることによって、歩き方や動き方、セリフの言い方が内側から変わってくると言っていたわ。それがどの役にも見事に反映されたと思う。

J:そう、その通り。素晴らしい説明だよ。別に偉大なファイターになるためのトレーニングではなかったんだよね。僕には1か月半のトレーニング期間があったけど、ただ強くなるのではなく、同時に格闘家とは何かという精神を身につけたよ。多分体重を約5キロ増やして体作りをしたんだけど、具合が悪くなっちゃってさ(笑)。メキシコに撮影に行ったんだけど、帰るまで3週間くらいずっと調子が悪くて、せっかく増えた体重がすべて落ちちゃったんだ(笑)。

E:でも中身はまだファイターのままだった?

J:そう、その通り。つまり、体を鍛えることだけではなく、内面のトレーニングでもあったからね。体のサイズは関係なく、ファイターの気持ちを味わうということ。世界中の偉大なファイターたちだって、必ずしもでっかい肉のかたまりというわけではないだろう? 例えば最高のファイターであったブルース・リーだってすごく小さくて素早い人だった。すべて素早さが肝心なのさ。

Q:最後に、日本のドラゴンボールファンへメッセージをお願いします。

J:『DRAGONBALL EVOLUTION』を観に来てね。

E:わたしはブルマを演じました。みんなにこの映画を楽しんでほしいです。そして、気に入ってくれることを願っています!

J:そう、最高の出来だよ! 気に入ってくれることを願っているよ。

終始仲良さそうにインタビューに応じてくれたジャスティンとエミーは、実写版で大役を務めることができて光栄だと口をそろえて話してくれた。原作とビジュアルが異なることを指摘されがちなことについては、原作はあくまでもベースで、まったく新しい冒険活劇に仕上がっていることを強調した。そんなドラゴンボールファン待望の映画『DRAGONBALL EVOLUTION』の仕上がりを、ぜひ劇場で確認してほしい。

DRAGONBALL (C) 2008 Fox,Based on DRAGONBALL series by Akira.Toriyama. DRAGONBALL TM & (C) Bird Studio / Shueisha, Inc.

映画『DRAGONBALL EVOLUTION』は3月13日より全国公開

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