シネマトゥデイ

チャン・ツィイー、ソ・ジソブ
『ソフィーの復讐』
恋愛しているときの気持ちは、世界共通!
『ソフィーの復讐』チャン・ツィイー、ソ・ジソブ 単独インタビュー

取材・文:シネマトゥデイ 写真:吉岡希鼓斗

アジアを代表する女優チャン・ツィイーが初めてプロデュースを手掛けた映画『ソフィーの復讐』が公開される。これまで歴史ドラマや、アクション映画で清純な役柄が多かったチャン・ツィイーは、本作で婚約者にふられてしまった女の子をキュートに好演して、コメディエンヌとしての新境地を開拓した。ヒロインの相手役を演じるのは、女性に大人気の韓国俳優、ソ・ジソブ。国境を越えた新たなカップルに、本作の魅力を語ってもらった。

■世界中の女性が共感できる恋愛映画を作りたかった(チャン・ツィイー)

Q:チャン・ツィイーさんは、初めてプロデュースにかかわっていますが、この映画をなぜプロデュースしようと考えたんですか?

チャン:芸術というのは、生活から偶然生まれてくるものです。恋愛もいろいろな出来事があって、そこから物語が生まれます。この映画は、中国と韓国でもすでに公開されていますが、女性の観客のリアクションを見ていると、やはりソフィーと同じような経験をしている人が多いみたいです。恋愛しているときの気持ちって、世界共通ですから。世界中の女性が共感できるような映画を作りたかったんです。

Q:出来上がった作品をご覧になった感想は?

チャン:出来上がった作品を観て、オリジナリティーにあふれていると思いました。色彩感覚がポップなところ、それから童話チックな世界観はとても魅力的でかわいいと思います。

ジソブ:僕も笑いながら、楽しく観ることができました。男性は、チャン・ツィイーさんのかわいらしい姿に見とれてしまうことが多いと思いますよ。

Q:ジソブさんは、婚約者がいるのにほかの女性に夢中になってしまうという役柄でしたが、彼の気持ちに共感できるところはありましたか?

ジソブ:実はジェフの気持ちには、とても共感できました。というのも、周りでもこういうことって結構あったりして、男として自分も同じ状況になりかねないわけですから。でも実際の僕だったら、きっと理性の方が勝ってああいう行動は取らなかったと思いますけどね(笑)。撮影自体は、楽しんで参加することができました。

■男は、女性が必死に頑張る姿に弱い!(ジソブ)

Q:ソフィーは、いろいろな作戦でジェフを取り戻そうとしますが、お二人は、実際に効果があると思いますか?

チャン:十分効力があると思います!

ジソブ:僕もあると思います。なぜかというと、ソフィーはまるでストーカーのような行動を取りますが、その姿がとってもかわいい。実は、男って女性が必死に頑張る姿に弱いんですよ。この作戦は、効果抜群だと思いますよ。

Q:チャン・ツィイーさんは、どの作戦が一番お気に入りですか?

チャン:“寛容になれ”の作戦が一番好きです。映画というのはいろいろな困難を経て、最後にはハッピーエンドを迎えるのですが、こういうエピソードがあるからこそ、ハッピーエンドがとても幸せに感じるはず。それに、この作戦は自分では許せていないのに、彼氏に対して余裕の態度を見せてみるんですよね。こういう女の子って結構いるんじゃないかしら?

Q:あれだけかわいいチャン・ツィイーさんを見ていたら、つい抱きしめてしまいたくなったりしませんでしたか?

ジソブ:もちろん何度もなりました(笑)。それは、僕の役柄自身そうだったと思うんですが、あれだけかわいらしい元カノの姿を見せ付けられたら、やっぱり最後は元に戻りたいって思ってしまいますよね!

■気付かないうちに、新しい恋は始まったりすると思う(チャン)

Q:元カレへの思いを引きずりながらも、だんだんとピーター・ホーさん演じるゴードンに惹(ひ)かれていく気持ちの変化がとても繊細に表現されていたと思います。チャンさんは、どのように役づくりをしていましたか?

チャン:実はそのプロセスはとても難しいところなんです。女性って、自分が一番求めているものを知っていても、どこか気付かないようにしているときってありますよね。一緒にいても、長く付き合っていると男の人って、どこか冷たくなっていくときがあるでしょう? するとわたしたち女性は、その人からだんだんと遠ざかってしまう。そんなときに、新しい男性に出会うととても新鮮な気持ちになって、彼を通していろんな人と出会ったり、新しいことを学んだりしたくなるんですよね。気付かないうちに、新しい恋は始まったりすると思うんです。彼女が知らず知らずのうちに、新しい人との時間を楽しく過ごしているように表現しようと思いました。

Q:ジソブさんは、この映画に出演されて新たに学んだことはありますか?

ジソブ:男は、いつも彼女がそばにいると、だんだんそのありがたさがわからなくなってしまうときがあると思うんです。そうすると、いまチャン・ツィイーさんがおっしゃったように女性は新しい恋に出会ってしまったりする。女性が去ってしまって初めて、その人の大切さに気付くと思うので、一番近くにいる人を大切にすることを学びましたね。

■ソフィーのような一緒にいて落ち着ける女性が好き(ジソブ)

Q:映画の中で、ソフィーは本当にかわいらしかったんですが、あの表情は自然に出てくるものなんですか?

チャン:ソフィーの気持ちになると、自然に出てきてしまいましたね。ソフィーの表情や態度は、おっしゃる通りとてもキュートだと思うので、この映画を観る女の子には、ぜひ参考にしてもらいたいと思います(笑)。

Q:ファン・ビンビンさん演じるジョアンナとのバトルは、とても印象的でしたね。

チャン:わたしの大好きな人を奪った女性だったので、撮影中ももう怒っちゃって大変でした(笑)。だからあの怒りは本物そのものでした。

ジソブ:なんだか心が痛みますね……(笑)。

Q:ジソブさんは、ジョアンナに最終的に振り回されていましたが、二人の女性をどう思いましたか?

ジソブ:もちろん二人とも魅力的なんですが、やはり自分としてはソフィーのような一緒にいて落ち着ける女性が好きですね。ジョアンナはちょっと気が強すぎて、苦手です(笑)。

チャン:でもジソブさんが相手だったら、誰もあんなきつい態度をとらないと思うわ!

ジソブ:だといいんですけど(笑)。

Q:では最後に、この映画を観る上で一番楽しんでほしいところはどこですか?

チャン:この映画は、イケメンとかわいい女性たちが登場するので、その男女の美しい恋物語を楽しんでほしいです。ジソブさんはとってもハンサムでしょ? それから、ソフィーの作戦はとっても効果てき面なので、ぜひ活用してほしいですね。あと今までのわたしのイメージを覆す作品だと思いますので、新しいわたしを見てほしいと思います。

ジソブ:男性って実はラブ・コメディーが好きだと思うんです。だから、女性から誘って観に行ってほしいと思います。それから、新しい恋に出会ったときに、この映画を観れば、きっとその恋が自分にとって幸せを運んでくるかどうかを見極められると思うので、ぜひ参考にしてほしいですね。

中国と韓国という国境を越えて共演を果たした二人のスターの共通言語は英語。楽しそうに話している二人を見ていると、アジア映画に国境の壁はなくなってきているように感じた。本作は中国、韓国ですでに公開されており、女性たちから共感の声が聞こえている。チャン・ツィイーが言うとおり、恋をしているときの気持ちというのは、全世界共通だ。女性も男性もきっと思わずうなずいてしまうことがいっぱいの本作で、恋する気持ちを盛り上げてもらいたい。

チャン・ツィイー スタイリスト:えなみ眞理子
ソ・ジソブ スタイリスト:島津由行
ソ・ジソブ ヘアメイク:巴山成美
(C)2009 SOPHIE PRODUCTION LTD, PERFECT WORLD CULTURE COMMUNICATION CO., LTD. and CJ ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED

映画『ソフィーの復讐』は2010年1月9日より新宿ピカデリーほかにて全国公開

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