シネマトゥデイ

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香里奈&速水もこみち
『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~』
「こち亀」っていいなあ……と改めて感じました
『こち亀 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~』香里奈&速水もこみち 単独インタビュー

取材・文:斉藤由紀子 写真:吉岡希鼓斗

累計1億4300万部以上の売り上げを誇る人気コミックの実写映画版『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~』がついに公開。香取慎吾ふんする主人公の両さんこと両津勘吉が、幼なじみとほのかな恋模様を繰り広げるなか、警察庁長官の孫娘の誘拐事件が勃発(ぼっぱつ)して大騒ぎに! 2009年に放送されたドラマ版よりさらにスケールアップした本作で、両さんの後輩警察官、秋本・カトリーヌ・麗子を演じた香里奈と、中川圭一を演じた速水もこみちが、撮影の裏話を和気あいあいと語った。

■香取慎吾は現場のムードメーカー!

Q:ドラマシリーズからおよそ2年ぶりとなる劇場版ですが、久々の現場で変化を感じたことはありましたか?

速水:作品としては、映画ならではのスケール感にみんな驚いたと思います。でも、現場の空気感はドラマのときと変わらなかったですよね?

香里奈:そうですね。共演者の皆さんとの関係や、待ち時間の雰囲気もドラマのときと同じでした。役柄の関係も変わらなかったので、安心して演じることができました。

速水:やっぱり、こち亀ファミリーとしてのチーム感が出来上がっていたので、映画だからといって気張ることもなく、みんながよりパワーアップして帰ってきたような感じでした。役づくりの上でも、特別に意識したことはなかったです。

Q:ちなみに、現場での香取慎吾さんは、両さんのようなムードメーカーなのでしょうか?

速水:まさにそうですね!

香里奈:そこに、わたしたち2人がちょこちょこ付いていく感じです(笑)。

Q:香取さんの提案で、撮影後に食事に行かれたこともあったそうですね?

速水:僕と香取さんが2人で食事に行くことが多かったんです。香里奈さんとはなかなかご一緒できなくて。

香里奈:わたしも現場でお誘いいただいたんですけど、次の日の撮影が本当に朝早くて、お断りさせていただいたんです。それを香取さんが残念に思ってくださっているみたいで……。

速水:今も根に持っているというか(笑)。

香里奈:そうなんですよね! でも、本当に行きたくなかったわけじゃないんですよ! せっかくまた現場でご一緒することになったし、チームワークを深めるためにも行きたかったんですけど、なかなかタイミングが合わなくて、すごく申し訳なかったと思っています。

速水:いつも香取さんと一緒に、「次こそは香里奈さんとご一緒できるといいですね!」って話しながらもんじゃ焼きを食べていたんですよ。

■麗子はあこがれの女性、中川は別次元の生命体!?

Q:国民的人気コミック「こち亀」の実写版に初めて出演したときは、プレッシャーもあったのではないですか?

2人:ありましたよー!

香里奈:もこみちさんは、見た目が中川そのままという感じがしますが、麗子なんて人形みたいじゃないですか! 制服はびっくりするくらいのミニスカートだし、しかも、ものすごくグラマーなんですよね! 最初は、スタッフさんから「胸に詰め物をしますか?」って言われたんですけど、「そんなのコントみたいだから絶対に嫌です!」って言いました(笑)。

速水:でも、こんなにショッキングピンクを着こなせる女性は香里奈さん以外にいないですよ。僕も、中川を演じることになったときは、立ち居振る舞いの練習をしたり、漫画やアニメを観てかなり勉強をしました。おかげさまで、今では皆さんから「中川!」って呼ばれるようになりましたが、最初のころは、「くいだおれ太郎」って言われていたんですよ。制服のストライプが似ているから(笑)。

Q:ちなみに、麗子と中川のような異性は、お二人の好みのタイプなのでしょうか?

速水:僕だけに限らず、麗子さんは男性があこがれる女性像の中でもトップクラスですよね! なんといっても、性格がすごくいい。時にしかってくれて、温かく見守ってくれる包容力もあって、頼りたくなるというか、「ママー!」って言ってしまいたくなる感じで(笑)。

香里奈:わたしは、中川とお付き合いするということが想像できないです! もう、別次元の人間という感じがして……というか、人間ではなくて中川という生命体という感じかな(笑)。「旅行に行くなら宇宙がいいですね」とか言われそうで、現実味がまったくないんです。考えていることも全然わからない!

速水:それは僕にもわからないですよ。漫画だと、ちょっとしたことでも飛行機やヘリ、ボートを出すので、「そこまでしなくてもいいだろう!」って思うこともありますし。

香里奈:今回の映画でも、駄菓子屋さんで小切手を切っていたしね。でも、悪気があるわけじゃないから見ていて面白いし、人間的には素直でいい人なんだろうなって思います。

■速水が深田恭子から言われた「まさかの一言」とは?

Q:両さんの幼なじみ・桃子役の深田恭子さんなど、豪華ゲストでも話題ですが、ご一緒していかがでしたか?

香里奈:深田さんはとってもチャーミングで、役柄にぴったりな方だと思いました。

速水:僕は、深田さんに本(「速水もこみちが作る50のレシピ きみと食べたら、きっと美味しい。」)をプレゼントさせていただいたのですが、それを読んだ深田さんに、「こんなに料理ができるなんて、女の子は引いちゃいますよ!」と言われて、複雑な気持ちになりました(笑)。

香里奈:わたしは、本をいただいて、ただただ尊敬してしまいました。お仕事が忙しい中で、こんなにもお料理の腕を磨いているなんて……。わたしは料理があまり得意ではないので、余計に尊敬しちゃいます。

速水:僕の料理本にしては前代未聞のセクシーショットは楽しんでいただけましたか?

香里奈:あー、そういうのは料理本に求めていないから(笑)。でも、本当にすごいなあと思いました。

■亀有の人々の協力に大感激!

Q:「こち亀」の町、亀有ほか、葛飾区の各地でロケをされたそうですが、人情の町だなと改めて実感したのではないですか?

香里奈:本当にそうですね。撮影に入ると、皆さんが「中川! 麗子! お帰り!」って、気さくに声をかけてくださるんです。

速水:今回、原作の通りに葛飾区の公園に交番を建設したんです。映画のために町の皆さんが作ってくださったのですが、下町の人たちの団結力と協力してくださった気持ちがとてもうれしかったです。

Q:最後に、映画化を楽しみにしていた「こち亀」ファンの皆さんに、本作の注目ポイントを教えてください。

香里奈:子どもから大人まで楽しめますし、見終わった後は、ささやかなことを幸せに感じ、元気になってもらえる映画だと思います。わたしも、「こち亀」っていいなあ……と改めて感じたので、多くの方に観ていただきたいと思っています。

速水:すごくほっとできて、感動もできる盛りだくさんな作品になっています。それから、今回は僕たちの衣装にもこだわっているんですよ! 香里奈さんの衣装はベロアで作り直していますし、中川もストライプの数を増やしている。そんなところにも注目してほしいです。

共に抜群のプロポーションを誇る香里奈と速水。おなじみのビビッドな制服に身を包み、カメラの前でポーズを決める姿は、本当に原作から麗子と中川が抜け出してきたような錯覚を覚えるほど。そんな2人が、亀有の人々の温かさを感じながら撮影に挑んだ劇場版「こち亀」は、人情ドラマ、ラブストーリー、警察サスペンスと、多彩な要素の中に涙のエッセンスもちりばめられた、実に贅沢(ぜいたく)な仕上がり。この夏、爽快(そうかい)感を味わいたい人にはオススメのエンタテインメント・ムービーの登場だ。

【香里奈】ヘアメイク:SHIO

『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE ~勝どき橋を封鎖せよ!~』は8月6日全国公開

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