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長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子
『モテキ』
人のモテキって見ていて楽しい!
映画『モテキ』長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子 単独インタビュー

取材・文:斉藤由紀子

突然モテキ(モテ期)を迎えた草食系男子の恋愛を描いた久保ミツロウの人気コミックが、映画『モテキ』となってスクリーンに登場! 本作は、奇才・大根仁監督が実写化した深夜ドラマの続編にあたるオリジナルストーリー。ニュースサイトのライターになった主人公の幸世(森山未來)のめくるめく“モテキ”第2章だ。キュートな雑誌編集者・みゆき役の長澤まさみ、恋愛体質のOL・るみ子役の麻生久美子、ハデかわアゲ嬢・愛役の仲里依紗、美ぼうのドS先輩・素子役の真木よう子が、作品にまつわるガールズ・トークを繰り広げた。

■和製ミュージカルのような新感覚ムービー

Q:キャッチコピー通り、かつてないほど独創的な恋愛エンターテインメントでした。皆さんは完成版をご覧になってどう感じましたか?

長澤:漫画もドラマも大ファンだったので、ただただ「モテキ」の世界観が面白かったです。幸世に大爆笑しちゃいました。本人は大変なんでしょうけど、人のモテキって見ていて楽しいですよね。とにかく楽しい映画だなーというのが素直な感想です。

麻生:わたしも、まさみちゃんと同感です。特に、幸世のダンスシーンがすごく楽しかった!

仲:わたしは、撮影したのが自宅の近所だったこともあり、楽しかった思い出しかないんです。完成した映画も、本当に面白かったです。和製ミュージカルというか、日本の作品らしくない新しさを感じました。こういう映画をどんどん作っていったら、日本がハッピーになりそうですよね!

真木:「エンターテインメント・ミュージック・ムービー」みたいな感じですよね。わたしも、新しいジャンルが生まれたような気がしました。

■女優陣の個性を反映させた4人のヒロイン

Q:みゆき、るみ子、愛、素子のセリフは、大根監督が皆さんをイメージしてあて書きされたそうですね?

長澤:最初は「すごくビッチな役をやってもらいます」と言われたので、イヤな役なのかなって少し不安になってしまったんですけど、決定稿ができる前に監督と話す機会があって、「あなた自身が抱えているものを役に投影したい」と言われたんです。そこでわたしが、「本当は自分に自信がないんです」って伝えたら、それをみゆきに反映させてくださったので、とても愛着のあるキャラクターになりました。

麻生:わたしにとってるみ子は、すごく共感できる役でしたね。映画の中でB’zの曲をメドレーで歌うシーンがあるんですけど、わたしも高校生のころはよくB’zを歌っていたので、撮影でもリアルに楽しめました。そういえば、まさみちゃんもわたしとカラオケに行ったとき、「ultra soul」の替え歌を歌っていたことがあるよね?

長澤:あー、ありましたね! しょうもない替え歌だったけど(笑)。

Q:ちなみに、どんな替え歌だったんですか?

麻生:それはちょっと言えません。シンデレラのイメージを壊しちゃうから(笑)。

長澤:わたし、シンデレラのイメージなんてあります?

一同:あるある!

麻生:でも、今回のみゆき役で、いい感じに清楚(せいそ)なシンデレラっぽさが崩れたよね。

仲:わたしは、幸世にズバッと本音を言って、彼の恋愛運をどんどん下げちゃう役なんですけど(笑)、あのアゲ嬢のメイクと衣装はすごく楽しかったです。皆さんからは、「すごい変身だったね!」って言われるんですけど、わたしは普段からメイクをバッチリするタイプなので、いつもよりも2割増しくらいの感覚でした(笑)。

真木:素子は、監督がわたしのイメージでってつくったキャラクターなんですけど、実際のわたしはあんなに性格悪くないですよ(笑)。幸世にとび蹴(げ)りするシーンでは、アクション映画に出た経験が役に立ちました。

仲:あれって、ワイヤーなしだったんですか?

真木:そう、リアルにとび蹴(げ)りしているんです。踏み台はあったけどね。

一同:すごーい!

真木:でも、すごく緊張しました。本当にすごい勢いで蹴(け)るから、ヘタしたら森山くんの骨が折れちゃうんじゃないかと思って……。何事も起きなかったからよかったけど。

長澤:森山くんは運動神経がいいから、受身も上手そうですもんね。

■長澤は重い女、仲はツンデレ? それぞれの恋愛観とは!?

Q:恋愛に対して奔放なところがあるみゆき、男性に「重い!」と言われてしまうるみ子、現実的で恋愛にもシビアな考えを持つ愛。皆さんが一番共感を覚えるのは誰ですか?

長澤:わたしはるみ子ですね。

麻生:えー! あんなに重くないでしょ?

長澤:いや、意外と重いタイプだと思います。いつもは見せないだけですよ。とはいっても、みゆきの恋愛観もわかるような気もするんですよね。双子座だから、二面性があるのかもしれないですね。

麻生:わたしもやっぱりるみ子だなあ。まるで過去の自分を見ているような気になりました。

仲:わたしはみゆきさんです。本当はるみ子さんのように重い部分もあるんですけど、それを男性に見せるのが嫌なので我慢しちゃいます。尽くすような態度は絶対しないで、逆にツンってしちゃいますね。「お前がやれよ!」みたいな。

麻生:かっこいいー!

仲:まあ、強がっているだけのような気もしますけど。

真木:わたしは愛かな。「なぜ?」と言われてもうまく説明できないけど……とにかく愛です!

麻生:あー、わかる! そんな感じですよね! 真木さんもかっこいい!

■行動力のある男性は魅力的

Q:皆さんは、幸世のような恋愛ベタの草食系男性をどう思いますか?

麻生:全然タイプじゃないです(笑)。特に、今回演じたるみ子は、幸世のいい面を全然見せてもらえなかったので、正直あまり惹(ひ)かれなかったんです。でも、個人的にはああいうタイプの男性ってかわいくて嫌いじゃないんですけどね。

仲:わたしは部屋が汚いから嫌です! パソコンを速く打てたり、記事を書けるところはいいなと思うんですけど、あの部屋の感じが許せないです。特に、ベッドのギシギシ鳴るバネの音。あれがすごく嫌(笑)。

真木:わたしもかわいいとは思うけど……やっぱり嫌です(笑)。素子にも幸世への思いがあるのですが、わたしはまったく共感できなかったです。

長澤:わたしは、幸世のような男の人がタイプかと聞かれたら、わからないけれど、「(金子ノブアキ演じる)ダイスケと幸世とどっちがいい?」と聞かれたら、幸世を選ぶと思います。あんなふうにいちずに思われるのも悪くないし、幸世って優柔不断だけど、いざとなったらバカみたいな行動力と強さがあるんですよね。内に秘めたものがあって、それが行動に出せるのは強さだと思うので、そんな男性って魅力的だと思います。この映画を観て、幸世の恋愛の行方を楽しんでほしいです。

目の前で華やかに笑い合う美人女優の4ショットは、ドキドキするほどゴージャス! こんなにも魅力的な女性たちに囲まれて、ついつい舞い上がってしまう幸世の気持ちがよくわかる。女性漫画家・久保ミツロウが原作を手掛け、大根監督が独自の感性で完成させた本作は、非モテ男の言動のみならず、ヒロインたちの心の動きも超リアルで、男女問わず共感ポイントがあるはずだ。サブカル感満載の小ネタや全編を彩るJ-POPのセンスも秀逸なこの映画で、胸がバクバクするような「モテキ」ワールドを存分に楽しんでもらいたい!

(C) 2011映画「モテキ」製作委員会

映画『モテキ』は9月23日より全国公開

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