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ジェレミー・レナー、ポーラ・パットン、サイモン・ペッグ
『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』
トムとの共演なんて、絶対にノーと言えないことの一つだよ!
『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』ポーラ、ジェレミー、サイモン単独インタビュー

文・構成:シネマトゥデイ編集部 写真:アマナイメージズ

トム・クルーズ主演のスパイアクション約5年ぶりの最新作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』が完成した。世界一の高さを誇るビルからの宙づりスタントを自らこなすなど、今回もトムは大ハッスル。一方、共にミッションに挑むチームメンバーの見せ場も多く、これまでのシリーズ以上に、仲間との信頼関係が描かれる。アンサンブルキャストとしてトムを支えたジェレミー・レナー、ポーラ・パットン、サイモン・ペッグの三人が、常に全力を尽くすトムの映画への情熱や、自身のキャリアについて語った。

■一緒に映画を作ろう!トムが自宅に訪ねてきた!

Q:世界中で大ヒットを記録しているシリーズに参加することになった、そのときのお気持ちをうかがえますか?

ポーラ・パットン(以下、ポーラ):素晴らしかった。正直言って、夢がかなったって感じだったわ。

ジェレミー・レナー(以下、ジェレミー):出演の話が出た後、トムが僕の自宅を訪ねてきたんだ。撮影に入る前に、もうちょっとお互い知り合ったほうがいいからってね。彼が一緒に映画を作ろうぜ! って訪ねてくるなんて信じられるかい? 非現実的だよ! シュールな体験だった。彼との共演なんて、絶対にノーと言えない数少ないことのひとつだ。

Q:サイモンさんは、前作『M:i:III』で演じた、エンジニアのベンジーを再び演じられますね。今回は現場のエージェントとして登場するそうですが。

サイモン・ペッグ(以下、サイモン):僕は(製作の)J・J・エイブラムスに言ったことがあるんだ。「もう1本作るなら、またベンジーをやりたい」ってね。そしたら、ある朝彼からメールがきて、「ベンジーがエージェントっていうのは、どう?」だって。何だってぇーっ!? って感じで驚いたよ。

Q:サイモンさんがスパイチームの一員となるにあたって、『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』のエドガー・ライト監督やニック・フロストは何か言っていましたか?

サイモン:二人共、今や僕がトムと仲良しになったって事実を喜んでいるよ。僕も、(彼らと一緒にいるときに)トムからメールが来ると「あ、トムだ。ちょっと失敬、返事しなきゃ」って感じでさ(笑)。

■世界一のビルから宙づりになっても、トムは余裕だった!

Q:本作は、トムが世界一高いビル「ブルジュ・ハリファ」でスタントなしの宙づりシーンに挑戦したことで話題ですが、撮影はご覧になりました?

ポーラ:ええ、本当に信じられなかった。自分のメイクをしているときに祈っていたのを覚えているわ。「どうか彼に何事も起きませんように」ってね。彼以外の役は誰かが演じられても、この人に何かが起きたら、映画は終わりでしょ。だから「どうかトムに何も起きませんように!」って感じだった。何も起こらなくて本当によかったわ。

サイモン:ヘリコプターが飛べるより高いんだから、めまいがするよ。僕はさすがに端のほうには行けなかった。ところがトムは、後ろを振り返って、「ヘーイ!」みたいな感じでさ。とっても楽しんでいたよ。確か彼は、撮影中あのビルの一番てっぺんに腰掛けたんだよ。

Q:本当ですか? ほとんどクレイジーですね。

サイモン:そうだよ、彼は、最高にいい意味でクレイジーなんだ(笑)。

Q:そのスタントシーンはもちろん、何事にも全力で取り組むトムの姿勢はいかがでした?

ジェレミー:とにかく彼の仕事を見ていると触発される。トムは各シーンに時間をたっぷりとかけてくれるんだ。彼の撮影をじっくりと間近で観る機会があったが、称賛以外の言葉は出ないね。

サイモン:信じられないくらい熱心に取り組むプロフェッショナルだ。自分のやっていることに夢中になるんだよ。彼は、本物の映画スターと呼べる最後の役者の一人だ。

ポーラ:でもトムは、まだ見習いのスタッフから撮影監督まで、誰にでも優しいの。スタッフの誰に対してもね。本当に素晴らしい人よ。それが彼を特別なものにしている。

■名作アニメを手掛けた監督の初実写映画! その手腕は?

Q:多くの名作アニメを手掛け、今回実写映画初挑戦となったブラッド・バード監督とのお仕事はいかがでした?

ポーラ:実は、バード監督が実写映画を撮ったことがないということを、少し心配していたの。でも『Mr.インクレディブル』や『レミーのおいしいレストラン』について考えたら、監督が明確なビジョンの持ち主なのがわかるわ。彼がその作品の世界全体を作り出したという事実を考えたらね。

ジェレミー:監督は隅々まで非常にこだわるんだ。例えばシーンの構成とか、カメラのアングルなんか、撮影前に端念に準備していた。それに加えて、各キャラクターに味付けをする。そのあたりから僕の役にもユーモアが生まれてきたんだろうな。脚本には、ユーモラスな一面はまったくなかったんだけれどね。

サイモン:『Mr.インクレディブル』は僕が最も愛してやまない作品のひとつだし、『レミーのおいしいレストラン』も『アイアン・ジャイアント』も大ファン。心から尊敬できるビジョンを持った監督から演出を受けるというのは、素晴らしいことだったよ。

Q:バード監督も実写映画にすっかりはまった様子でしたか?

ポーラ:あるとき彼が、アニメーションではパーフェクトなものがやれると言っていたのを聞いたわ。でも人間相手だとそれは無理(笑)。だから、できるだけ彼を喜ばせられるように頑張ったわ。

サイモン:トムと僕が監督と冗談を言い合っていたとき彼は「僕はもう、アニメーションには戻らない」って。僕は彼に、「とにかく昔やっていたことは辞めて、『ミッション:インポッシブル5』を撮ってよ」と言ったのを覚えているよ(笑)。

■間近でトムを見た今、スターになる準備は万全!?

Q:ジェレミーさんは、これから『ジ・アベンジャーズ(原題)/ The Avengers』や『ボーン・アイデンティティー』シリーズなど、大作に立て続けに出演されますが、本作はその先陣を切っての公開となりますね。

ジェレミー:両方とも大作には違いないが、本作とはまったく違っていた。『ジ・アベンジャーズ(原題)』には壮大な全体像があって、自分が出演したんだっけ? なんて感じるほどだった。完成した映画がどんなものになるかまったく想像がつかないんだ。ヒーローの数もとにかく多いからね。『ボーン~』も、『ミッション~』とは、アクションのスタイルやスピードが全然違ったね。

Q:本作の公開で私生活も大きく変わっていくと思いますが、トムの生活を間近で見て、心の準備はできましたか?

ポーラ:わからないわ。今はいい時期だと思いたいけど。この作品の前に『プレシャス』ともう一本の映画をやって、そして子どもを産んだの。この作品をやることになったとき、息子は5か月だった。だからこれからも多くの意味で、彼が幸運を持ってきてくれると思っているわ。

ジェレミー:僕は自分が望む望まないにかかわらず、これから自分の世界が小さくなると思う。トムやブラッド・ピットがどんな生活をしているか見ているしね。もちろん彼らはああいった生活を望んだわけではない。自分のやるべきことをやって、それに伴ってきたものだと思う。だから僕も仕事の一部だと考えるしかないかな。残念ながら私生活の変化についてはマイナス面もプラス面も受け入れて生きるしかないと思うよ。

人気シリーズへの出演という、多大なプレッシャーを背負いながら本作に参加した三人。しかし、「僕らは、家族みたいだった」というサイモンの言葉通り、全員が、劇中のチーム同様強い信頼で結ばれていた様子。本物のスターであるトムの仕事を目の当たりにした彼らのこれからには、大きく期待したいところ。本作では、そんな彼らがトムに負けないくらいのアクションと演技で、困難なミッションに立ち向かう様子も、存分に堪能していただきたい。

(C) 2011 PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.

映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は12月16日より全国公開

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