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アンドリュー、エマ、ジェイミー
『アメイジング・スパイダーマン2』
遊びの延長かって思うほど、最高の撮影だった!
『アメイジング・スパイダーマン2』アンドリュー、エマ、ジェイミー 単独インタビュー

取材・文:編集部・森田真帆 写真:高野広美

2012年に公開され空前のヒットとなった映画『アメイジング・スパイダーマン』のマーク・ウェブ監督が、前作を上回るアクション演出で描くファン待望の続編『アメイジング・スパイダーマン2』。スパイダーマンことピーター・パーカーを演じた若き実力派俳優アンドリュー・ガーフィールドとピーターを優しく見守るしっかり者の彼女グウェン・ステイシー役のエマ・ストーン、そしてスパイダーマンを窮地に立たせる悪役エレクトロを熱演したジェイミー・フォックスが撮影を振り返った。

■ニューヨークロケにキャスト全員が興奮!

Q:約2年ぶりの続編! ファンは心待ちにしていたと思います。

アンドリュー・ガーフィールド(以下、アンドリュー):とにかく撮影の期間がすごく長かったよ。ニューヨークのロケが約半年あったからね。ファンのみんなには久しぶりに感じられるかもしれないけど、パート1が公開されて以来、なんだかずっとスパイダーマンでいる気がするんだ。でも自分たちが作り上げた作品を、ようやくみんなと分かち合えるのはとてもうれしいな。

エマ・ストーン(以下、エマ):今回は映像も演出も前作とは違う雰囲気になっていて、1作目とはちょっと違う楽しみ方ができると思う。ジェイミーも参加して、さらにエキサイティングになったと思うし! 撮影もすっごく楽しかった。

ジェイミー・フォックス(以下、ジェイミー):ありがとう。実はパート1が公開されたとき娘に「パパ、スパイダーマンは絶対に観た方がいいよ! 最高に面白いから!」って薦められたんだよ。だから今回、自分がエレクトロ役で出演することが決まったとき、誰よりも喜んでくれたのが娘たちだった。現場にも遊びに来てとにかく楽しそうにしていたからうれしかったな。

Q:ジェイミーさんも参加された撮影はいかがでしたか?

アンドリュー:最高の現場だったね。遊びの時間の延長のような感じだった。僕にとってスパイダーマンは、3歳のころからのスーパーヒーローだから。昔はハロウィーンのたびにスパイダースーツを着ていたんだよ。そんな自分が、もっとお金を掛けた(笑)スパイダースーツに身を包んで、セットで暴れ回ることができるんだからひたすら楽しい半年間だったよ。まさに夢がかなった感じだよね。

エマ:今回はニューヨークで撮影できたってこともうれしかった! それに脚本家の顔ぶれが、前作からがらりと変わったことも面白い変化の一つだったと思うな。彼ら(アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチー、ジェフ・ピンクナー)の脚本はどのセリフも本当にすてきなのよ。アクションも、コメディーも、恋愛も悲劇まで一度に演じることができるなんて女優冥利(みりょうり)に尽きると思う。

ジェイミー:僕は何といっても生まれて初めてのアクションスーツ体験が一番エキサイティングだったよ。ハリウッドに長くいると、「すげー楽しいぜ!」って感じる瞬間に対する感覚が鈍くなってくるんだけど、今回は毎日が「何か特別なことをしているな、俺たち!」っていう高揚感に包まれていた。それにしてもエレクトロのスーツが、まさかあんなに自分に似合うとはね!

■タイムズスクエアをイチから作り上げた美術監督に感謝!

Q:エレクトロとスパイダーマンが、タイムズスクエアのど真ん中で対決するシーンはとても迫力がありました。

アンドリュー:ありがとう。実際にニューヨークで撮影したシーンもあるけど、タイムズスクエアでの対決シーンは、ある島の一部の土地を借りて、そこにセットを作り上げた。美術監督にマーク・フリードバーグという天才がいるんだ。何もないところから、タイムズスクエアそのものを作り上げてしまったんだからね。彼には本当に感謝している。

エマ:現場は本当のニューヨークの真冬みたいで、ものすごく寒かったの。何百人というエキストラが凍えながら撮影に協力してくれていたんだけど、そのときジェイミーが、わたしやエキストラに向けてマイケル・ジャクソンの物まねをしてくれたりして、すごく楽しかったのよ!

ジェイミー:あれくらいなら、いつでもやるよ! でも、実際あのシーンでエキストラのみんながあそこまで協力してくれたのは、全員がこの映画を大好きだったからだろうって思うよ。その気持ちがあるから、あれだけ過酷な撮影でも文句も言わずにがんばってくれたんだと思う。

Q:ジェイミーさんが、あれだけのアクションをこなしていることも驚きでした。

アンドリュー:僕もだよ! ジェイミーって本当にものすごく器用な役者さんだと思った。マックスという孤独な男が、怒りに満ちたエレクトロに変わっていくさまもきっと観客の共感を呼ぶと思うしね。それにあれだけのアクションをこなしながら、複雑な演技も見せていくんだから。最高の悪役だったよ。

ジェイミー:ありがとう。特に準備という準備はしていなかったんだけど、まあリラックスを心掛けながら頑張ったよ。自分自身、体を動かすことは大好きだから、楽しめたよ。

エマ:本当にいい悪役だったわ!

ジェイミー:光栄だね。エマ、君のチャーミングな彼氏(アンドリュー)もとってもすてきだったよ(笑)。

■マーク・ウェブ監督は愛を愛する男!

Q:パート1に続き、ピーターとグウェンのロマンスがとても切なくロマンチックに描かれていましたね。

エマ:ウェブ監督は、役者の好きなように演技をさせてくれるの。前作でピーターは、グウェンの父親と彼女には近づかないって約束をしている。そして今回、距離を置いていた二人が再会するシーンがあるんだけど、監督からアドリブOKって言われたのよね?

アンドリュー:そうそう。それで、「君が鼻の頭をかくと、また恋に落ちちゃうからやめて」という僕のセリフがあるんだけど、それはアドリブだった。つい本音が出ちゃったのかな(笑)。

エマ:ウェブ監督もすごく喜んでくれて、かわいいシーンになったよね! マークは「愛」をこよなく愛する人。もちろんアクションシーンの演出も楽しんでいるけれど、グウェンとピーターの恋愛になると、ものすごく張り切りだすのよ。こういう映画って、どうしてもアクションにばかり演出の重みが置かれて、ヒロインとの恋は軽く描かれることが多いのだけど、監督はそこが違うの。だから女性ファンも多いんじゃないかな。

ジェイミー:正義の味方として戦う一方でガールフレンドにも悩み、いろんな人に対して秘密を持って……。よく考えたらピーターって、アメリカで一番複雑な18歳だよな。

アンドリュー:ところで、僕から一つ質問があるんだけど、二人にとってのヒーローは誰だったの?

エマ:わたしはスパイス・ガールズ。

アンドリュー:え~っ!(笑)。

エマ:スパイス・ガールズはかっこよかったんだから! あのガールズパワーに惹(ひ)かれたのよ!

ジェイミー:俺はスパイダーマンとスパイス・ガールズになりたかった!

3人がそろったインタビューで一番大はしゃぎしていたのは、大ベテランのジェイミー。前回来日したときと変わらずラブラブなアンドリューとエマが、爆笑しながらジェイミーの悪ノリに付き合う姿はとてもほほ笑ましく、撮影現場が「遊びの延長かってくらい楽しかった」というアンドリューの言葉にも納得できた。本作ではジェイミーだけでなく、若手注目株のデイン・デハーン、実力派俳優のポール・ジアマッティが悪役として参加。まさに最強の敵を迎えた撮影を、役者たちも大いに楽しんだようだ。

映画『アメイジング・スパイダーマン2』は4月25日より全国公開

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