格上のセクシー！ジュード・ロウの華麗な紳士の遊びに世界が注目

　40歳を超えても熟成された色気で、世界中の女性たちをとりこにしているハリウッド俳優ジュード・ロウ（42）。「男の色気は余裕から」と言いますが、やはり彼らのような格上の男たちの遊び方はケタが違いました。世の女性たちをメロメロにする英国紳士のジュードが、『ハンニバル』『007/慰めの報酬』などのベテラン俳優ジャンカルロ・ジャンニーニ（73）を相手に、“紳士の賭け”に興じているある動画が、今世界中から注目を浴びています。

　　巨匠リドリー・スコットの息子ジェイク・スコットが監督し、『紳士の賭け事 II』と名付けられた本作ですが、なんと作ったのは映画会社ではなく、世界で愛されているウイスキーブランドの JOHNNIE WALKERの最高峰「JOHNNIE WALKER BLUE LABEL」。意外でしょう？　ですが、あまりの出来栄えの良さから、公開されている動画には「（長編）映画化はいつなの？」「本当にこのシリーズ好き！　もっと作って！」と長編化を熱望する声が多数寄せられています。

■豪華出演者が結集した『紳士の賭け事 II』

　彼らが賭けの対象にしているのは、すでに40年以上走っていない壊れた1台の車。今はなきフランスの高級車メーカーが作ったレア中のレア車「ドライエ135S」です。この車を求めてジュードは、「24時間以内にこの古びた車で、ローマの南にあるジャンカルロの邸宅からモナコまで到着できたら、この車を自分に譲る」というほぼ勝つ見込みのない勝負をジャンカルロに持ち掛けるのですが、少年のように目をキラキラさせた男たちが楽しむ姿のなんともかわいらしいこと！　ジュードの到着をモナコで待つジャンカルロがせっせと冠作りに勤しむ姿には、母性本能をくすぐられます。

　またジュードやジャンカルロのほかの出演陣も短編映画と思えないほど豪華。旅の途中ジュードを助けるレディ役で『少林サッカー』などのヴィッキー・チャオ、ジャンカルロをモナコまで送り届けるヘリコプターのパイロット役で、有名F1レーサーで昨年末に道端ジェシカと結婚したジェンソン・バトンが登場しています。

　ラストにウイスキー片手に歩き出すジュードやジャンカルロの姿は、残り香が漂ってきそうなほどセクシー。今月11日に都内で行われた本映像のローンチメディアセッションでは、おいしいウイスキーの飲み方「パーフェクトサーブ」が紹介されました。この飲み方を覚えれば、彼らのようにラグジュアリーな雰囲気でお酒をたしなむことができるのかしら……。

　ちなみに昨年公開された前作『紳士の賭け事』も、世界中で4,500万回も再生されています。（2分30秒ごろからのダンスシーンは必見！　これから始まる忘年会・新年会シーズンに向けて練習するのもありですよ！）

■オマケ　奇跡の長回し動画「The Man Who Walked Around The World」

　それと最後にもう一つ！　JOHNNIE WALKER が手掛けている動画としては「The Man Who Walked Around The World」も一見の価値があります。こちらは『トレインスポッティング』やドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム」のゴールド役などで知られるイギリス人俳優ロバート・カーライルが山道を歩きながら、ワンカットで6分近くしゃべり続ける動画なのですが、途中でぽつんと置かれているドアを開いたり、さっとお酒のグラスを手に取ったり、被っている帽子を帽子掛けのものと交代してみたりと、とにかくオシャレ。

　一度失敗すれば全撮り直しの長回しのため40テイクもNGを重ねたそうですが、その分映像の見ごたえは十分。2008年に撮影されたこの動画をきっかけに、同社は映画のような動画の撮影に取り組むようになったのだとか。で、JOHNNIE WALKER さん、長編映画制作はいつですか？

JOHNNIE WALKER BLUE LABEL オフィシャルサイト