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山本美月&玉城ティナ
『貞子vs伽椰子』
二大ホラークイーンの役者魂に脱帽!
『貞子vs伽椰子』山本美月&玉城ティナ 単独インタビュー

取材・文:くれい響 写真:金井尭子

共にシリーズ化され、ハリウッドリメイク版も製作された日本を代表する二大ホラーキャラクターが激突する『貞子vs伽椰子』。見たら必ず2日後に死に至る“呪いのビデオテープ”を手にした女子大生・有里と、足を踏み入れた者を容赦なく絶命させる“呪いの家”にかかわった女子高生・鈴花を演じた、山本美月と玉城ティナ。女性ファッション誌の専属モデルとしても活躍する2人が、初共演を果たしたホラー映画に対する思いを語り合った。

■ホラー好きな山本と苦手すぎる玉城

Q:今回、出演オファーを受けて、正直どんな気持ちでした?

山本美月(以下、山本):Jホラーの代表作である『リング』と『呪怨』、その両方に出られる女優さんはなかなかいないと思うので、とてもラッキーな気持ちになりました。私は『リング』を観たことがなかったので、今回出演が決まり初めて作品を観たのですが、伽椰子だけじゃなく、貞子にも悲しい過去があったことを初めて知りました。

玉城ティナ(以下、玉城):私は怖がりで、ホラー映画を一本も観たことがなかったんです。だから、「ホラー映画ってどんな風に作られるのかな?」という興味というか、好奇心みたいなものが沸きました。出演が決まって、初めて『リング』と『呪怨』シリーズを観ましたが、あえて女優さんの演技を観るようにしていました。

Q:そんな玉城さんが苦手なホラー映画について、お二人はどのような印象がありますか?

山本:中学生のときに、友達と一緒にホラー映画を観るのが流行って、白石晃士監督の『ノロイ』とか、中田秀夫監督の『仄暗い水の底から』とか、古澤健監督の『オトシモノ』とかを観ました。あと韓国映画の『人形霊』とか、とにかく楽しんで観ていました。ただ、私、お化け屋敷とかには入れないタイプで、ホラー映画も一人では観られないんですよ(笑)。

玉城:私が苦手な理由って、両親がホラー映画好きなのも原因の一つなんです(笑)。ホラー映画好きは周りに多いのですが、私が怖がりなのを知っているから、これまで「一緒に観よう!」って誘われもしなかったんです。

Q:現在、「CanCam」と「ViVi」の専属モデルとしても活躍中のお二人ですが、それぞれ持っていた印象や撮影現場で実際にお会いした印象を教えてください。

山本:ティナちゃんは「ViVi」を見るかぎり、クールなお人形さんのようなイメージがあったんです。だから、絶対にホラーが好きだろうな、と勝手に思っていました。だから、苦手と聞いてビックリしました。こんなかわいらしいのに、現場ではスゴく謙虚で、私を先輩のように慕ってくれたんですよ。あまりそういうことがなかったので、とても新鮮でうれしかったです。

玉城:「CanCam」での山本さんは、本当に笑顔が素敵なお姉さんのイメージがありました。あまり演技の経験がなかったこともあり、いろいろと心配なことがあったんですが、現場に入ってみると、山本さんが気さくに話しかけてくださり、気持ちが和みました。

■二人が認めるチャーミングな白石監督

Q:有里と鈴花を演じるにあたって、それぞれどんな役づくりをされました?

山本:有里は友達思いで正義感が強いキャラなので、親友役の佐津川愛美ちゃんとは休憩中もずっとしゃべっていました。だから撮影では、どんどんヒドい目に遭う親友に対するリアクションをとるのが、精神的にキツかったです。

玉城:鈴花ちゃんも、私と同じ怖がりキャラだと思います。それで訳がわからないうちに、呪いに巻き込まれてしまうので、私も「怖い」と思った感情などをできるだけ素直に出すように心がけました。あとは、何度も『呪怨』シリーズを観て、叫び方を勉強しました!

Q:これまで多くのホラー作品を手掛けている白石晃士監督の印象は?

山本:ドキュメンタリータッチな作風のイメージがあったので、今回のようなストーリー性のあるホラーを撮られると、どういう感じになるのかって思いました。実際お会いすると、穏やかでスゴくチャーミングな監督さん。お芝居の演出はもちろんですが、それ以上に、怖がり方や髪の毛が手に付いたときの見せ方とか、ホラー的な演出にこだわられる監督さんでした。

玉城:白石監督とは監督が台本を書かれる前、初めてお会いしたんですが、「鈴花ちゃんはティナちゃんぽいコだよ」と言ってくれたので、それが自信に繋がりました。現場での白石監督は全然怖くなくて、怖がり方とか悲鳴とか息遣いなどの細かい動きを見せてくださって、それがとてもチャーミングで、勉強になりました。

山本:私、それやってもらってない! 見たかったなぁ(笑)。

Q:撮影現場での印象的なエピソードなどはありますか?

山本:撮影が12月末だったので、かなり寒かったですね。でも、裸の俊雄くん、薄着の伽椰子さんや貞子さんに比べれば、私たちはまだまだ。皆さんに初めて会えたときは嬉しかったです(笑)。ティナちゃんとの共演は、最初お互い探りながらの雰囲気もありましたが、二人で怖がって叫んでいたら、チームワークみたいなものが芽生えてきたよね!

玉城:だんだん叫ぶのが楽しくなっちゃって、カメラが止まった瞬間に笑い合っていました。叫び過ぎると、体力を消耗して、お腹空くんですよ。だから、お菓子をつまみながら頑張りました。ホラー映画とは思えないほど、とにかく楽しい雰囲気で、休憩中に動きの練習をしている伽椰子さんと貞子さんがいたので、その横でマネしてたら、ダメ出しされちゃいました(笑)。

■「あと2日で死ぬ」なら何をする?

Q:もし、この映画のように「あと2日で死ぬ」と言われたら、お二人は何をすると思いますか?

山本:好きなアニメを観るとか、お家で日常的にやってることをして、過ごすと思います。あと、犬といたいから、散歩に行くかも。ただ、美味しいもの、肉とかは必ず食べに行きたいです!

玉城:私もあまり騒いだりしないで、家族と一緒に過ごすと思います。それに、美味しいものは食べたいな。いちばんの幸せは美味しいものを食べることだと思っていますから。めっちゃ小籠包を食べたいです(笑)。

Q:玉城さんのように、ホラーが苦手な方でも本作を楽しめるポイントがあれば教えてください。

山本:今回の貞子と伽椰子は、あくまでも「THEお化け」として登場するんです。だから、今回はCG盛りだくさんのエンターテインメントとして、皆さんに楽しんでいただけると思います。

玉城:4DXでの上映もあるようなので、お化け屋敷のようにも楽しめる映画だと思います。タイトル通り「対決もの」なので、ホラー映画の苦手な方にもオススメです。怖がりの人は友達と思い切り叫びながら観て楽しんでもらえたらスッキリするかも(笑)。

山本:それに、安藤政信さんが演じる霊媒師の経蔵と助手の珠緒ちゃん(菊地麻衣)のキャラにも注目してほしいです。ちょっと現実離れしたアニメチックなキャラなので、画に起こしやすいですし、これはアニオタにも刺さると思います(笑)。

同世代の女子から絶大な支持を集め、取材中もまるで姉妹のような仲の良さを見せていた二人。作品の性質上、別撮りのシーンも多かったため、山本は自身がオフの日も「ティナちゃん今頃、頑張ってるかな?」と思って過ごすほどだったそう。そんな二人のチームワークが最大限に発揮される怒涛のクライマックスは、まさに必見といえるだろう。

(C) 2016「貞子vs伽椰子」製作委員会

映画『貞子vs伽椰子』は6月18日より全国公開

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