[シネマトゥデイ映画ニュース] 現地時間22日、第60回カンヌ国際映画祭「批評家連盟週間部門」に選出された、映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』(日本公開は7月)の主演・佐藤江梨子、佐津川愛美、吉田大八監督が日本メディアの取材を行った。佐藤は、南仏カンヌの開放的な陽気も手伝ってか、爆裂トークを展開した。
取材時間より約20分の遅刻をしてきた佐藤は「すいません。胸の谷間を作るのに時間がかかってしまって」と、冒頭から絶好調。カンヌの印象を尋ねられると、「私、実は昨日、フランス人に『地元を案内してあげるよ』とナンパされたんです。向こうは私をロシア人だと思っていたみたい」と自らネタを提供するサービスぶりだ。
佐藤が同映画祭に参加するのは2度目。その際はテレビ番組の取材で、記者として参加していたため、レッドカーペットで大勢のカメラマンにフラッシュをたかれている女優たちをうらやましく見ていたという。
「だから今回は、少しでも目立ってやろうと思ってます。23日に、吉田監督と一緒にレッドカーペットを上がるんですけど、オートクチュールで作った着物ドレスを作りました。(北野)武さんのちょんまげのヅラには負けません」と、”世界のキタノ”に対抗意識を燃やした。
また、招待作品「A Mighty Heart」で参加しているアンジェリーナ・ジョリーを見かけたそうで、「以前、伊東美咲ちゃんと『芸能人で誰に似ているか?』と話していた時、私は美咲ちゃんに『中山美穂さんに似てるね』と言ったら、代わりに美咲ちゃんに『アンジェリーナ・ジョリーに似てるね』と言われて喜んでいたけど、実際に見たら、全然似てないなと思いました(笑)」と語り、記者たちの笑いを誘った。
ハイテンションでしゃべりまくる佐藤の横で、佐津川も吉田監督も押され気味。佐津川は「佐藤さんは外人さんみたいなんです。パッと物事を話すので、最初は正直、ちょっと怖い人かなぁと思ったんですけど(苦笑)、劇中で私をいじめるシーンでも気を遣ってくれて……優しい人です!」と佐藤をフォローしていた。
同作品は本谷有希子原作の同名小説の映画化で、自意識過剰で売れない女優(佐藤)が、「自分が売れないのは家族のせい」と思いこみ、波乱を巻き起こす家族ドラマ。吉田監督が「この人しかいない」と佐藤にオファーした。佐藤は「役を頂いた時に、どこか隠しカメラで見られていたんじゃないかと思うくらい、自分に近いなと思いました」とサバサバと語った。
同作品は現地時間23日に公式上映。また、「大日本人」の松本人志監督同様、吉田監督も新人監督に贈られる「カメラ・ドール」の対象となっており、受賞者にはスポンサーのコダック社から賞金50、000ユーロ(約820万円)と次回作用のフィルムが提供される。
第60回カンヌ国際映画祭コンペ作品
http://cinematoday.jp/page/A0001380
『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』オフィシャルサイト
http://www.funuke.com/
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