[シネマトゥデイ映画ニュース] 小林多喜二の不朽の名作小説「蟹工船」を新たなイメージで映画化した映画『蟹工船』の記者会見が撮影現場の栃木県足利市にて行われ、SABU監督をはじめ主演の松田龍平、西島秀俊ら主要キャストが作品について語った。
今回の記者会見自体、撮影の合間を縫って行われたもので、撮影セットをバックにし、劇中の衣装そのままで作品について語る姿に、本作に対する情熱と自信を見て取ることができた。それを証明するかのように、SABU監督は開口一番「おれがやる以上は名作にします!」と断言。「スタッフも含め、皆が一つの方向へ進んでいます。世界中がひっくり返る名作になると確信している」と力強く語り、男だらけの撮影現場に渦巻く、熱い連帯感を感じさせた。
虐げられる労働者を演じる松田は、本作について「第一印象は、つらい話。最後までつらいだけなら、やりたくないと思いました。でも、脚本を読んでいくと、つらいだけじゃなくて僕の中で面白い方向へ進んでいってくれたので、ぜひやりたいと思いました。衣装が特殊な遊び心のある衣装で……あとセットが本当にいいです。始め現場に入ってすごいなと。まったく想像していなかったので、テンションが上がりました。まだ完成していないので一言では難しいですが……。今はいい映画にしたいという気持ちで作っています」とコメント。また労働者を酷使する鬼監督を演じる西島は「挑戦的な作品に参加できてうれしい。全力を出して皆を殴り倒しています」と語り、独特のメークと衣装を身にまとった姿から冗談に聞こえない雰囲気があった。
一方、コンビで出演となったお笑いコンビTKOの木下隆行と木本武宏はそれぞれ「工場のシーンでは何時間も立ちっぱなしで、本当に労働者の気分」「お笑い芸人の僕たちだったので、(出演オファーは)ドッキリかと……」とキャラを生かしたコメントを聞かせ、劇中では見せることないキャストたちの笑顔を引き出していた。
映画『蟹工船』は2009年、全国公開
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