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三谷幸喜の伝説とは?常人とはかけ離れた才能の秘密をさぐる(1/2)

三谷幸喜の伝説とは?常人とはかけ離れた才能の秘密をさぐる
映画ファンにはたまらない仕掛けがたくさん! 映画『ザ・マジックアワー』 - (c)2008フジテレビ 東宝

 舞台やテレビドラマ、映画と幅広いジャンルで多才な才能をみせ、常に最高のエンターテインメント作品を作り続けている三谷幸喜監督の常人とはかけ離れたエピソードを探ってみた。果たして、どんな伝説の持ち主なのだろうか。

三谷伝説1:三谷監督は少年時代、一人十二役のアフレコをつけた伝説を持っていた! 
 ある日、シドニー・ルメット監督の映画『十二人の怒れる男』を観た三谷少年。陪審員室で繰り広げられる12名の登場人物による会話劇は映画史に残る名作だが、三谷監督の場合は、そのあまりの面白さにとっぴな行動に出る。作品をビデオデッキに録画すると、何と一人十二役でアフレコをつけたのだとか。これを寂しい少年期と見るか、才能の芽生えと見るかはさておき、映画との付き合い方は並の少年とはひと味もふた味も違う! この『十二人の怒れる男』伝説が基となり、三谷監督は多くの面白いせりふ劇を書き上げた。後に、『十二人の怒れる男』をパロディー化した舞台「12人の優しい日本人」が、三谷監督の演出によって上演され、3度も再演されることとなった。

三谷伝説2:巨匠、ビリー・ワイルダー監督との出会いがなければ、2作目以降の映画は存在しなかった!?
  ビリー監督の映画『お熱いのがお好き』『アパートの鍵貸します』が大好きな三谷監督。それから数十年、映画『ラヂオの時間』で映画監督デビューを飾った直後に、何とテレビの企画でビリー監督に会えることに!  しかし、ビリー監督は周防正行監督の映画『Shall we ダンス?』をしきりに褒め、三谷監督は苦虫をかみつぶした。しかし、このときに「『Shall we ダンス?』を超える映画を作ろう」と心に誓ったというから、その後も三谷作品が作られ、今も観客が大笑いできるのは、こんな体験のおかげかもしれない。しかし、本来ならトホホなエピソードとなるところだが、自らコラムのネタにして、今や伝説として語られるところが何とも三谷監督らしい。

 三谷伝説3:過去の名作を参考にしつつも、登場人物にオリジナリティーを出すのが三谷流! 
三谷監督は、映画の撮影現場などでは「あの作品のこんなシーン、この人の役を参考に」と細やかな指示を役者に伝えるという。例えば『ザ・マジックアワー』は、西田敏行演じるギャングのボスが映画『ゴッドファーザー』のマーロン・ブランド風だったり、月の上に乗ってステージで歌う深津絵里の姿には、映画『ペーパー・ムーン』『ギター弾きの恋』をほうふつとさせたり、映画ファンを楽しませる仕掛けがふんだんに盛り込まれている。幼いころから積み重ねた映画体験が、ストーリーや登場人物、ひとつひとつのシーンにまでに影響を与えている。もちろんただ人物を似せるのではなく、三谷監督独自のイメージを吹き込ませ、オリジナリティーを生み出しているのだ。彼が思い描いた登場人物に対するイメージに決して妥協はなく、俳優がイメージに近くなるまで何度も撮り続けるそうだ。そんな三谷流を貫くところは、今や伝説の一つとして挙げられる。


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