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本日公開!『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の監督が語る「原作と映画は別もの」(1/5)

本日公開!『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の監督が語る「原作と映画は別もの」
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』撮影中の風景

 J・K・ローリング原作による世界的ベストセラー小説「ハリー・ポッター」シリーズの映画版第6弾映画『ハリー・ポッターと謎のプリンス』が、日本で本日15日より公開されるが、第5弾の映画『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』に続き本作でも監督を務めたデヴィッド・イェーツに話を聞いた。デヴィッド・イェーツ監督は最終章映画『ハリー・ポッターと死の秘宝』でもメガホンを取っている。

−そもそも2作続けて監督されたのはあなたの意志だったのですか?

それは両者が合意して決めたんだ。前作はとても楽しかったから、そこで終わりにするのはとてもつらいものがあったね。プロデューサーたちをはじめ、スタジオ側も皆とても協力的で、これまでやってきたことを絶賛してくれていたから、それを手放してしまうのはとても難しかったんだ。前作以上に本作の製作を楽しんでいるよ。今では自分の置かれている環境について以前よりわかるようになったし、お互いのことをより深く理解できるからかもしれないね。そういったわけで今回も引き続き楽しんでやれるのはうれしいね。

−原作から少しストーリーを変えられたようですが、それは映画的観点から監督の意向でなさったわけですか?

映画化する際は必ず変えなければならないところが出てくるわけだけれど、ハリー・ポッターのこれまでの映画化においても、原作の中で失いたくない部分を失ってきた。(本と映画というのは)まったく違う媒体だから、残念ながらそういうプロセスは避けられない。本作で変えたところというのは、J・K・ローリングにも見てもらって、納得してもらっているんだ。彼女はいつでも僕たちのやることに満足しているようで、支持してくれるんだよ。彼女は、2つの媒体がまったく違うものだということを理解してくれている。映画では2時間半の間、暗い映画館の中で劇的なものを用いてオーディエンスの心をつかむものだから、本を読むのとはまったく違うわけだ。彼女はいつも脚本を読んで、いくつかコメントを書いたりはするけど、全体的にしっかりとサポートしてくれるんだ。

−前作では原作はそれまでで一番長いのに、映画としては一番短い作品でしたが、あなた自身子どもが観る映画なのでできるだけ短くしたいということがあったのでしょうか? 今回もまた短くなったりするのでしょうか?

本作は前作よりは長くなると思う。前作を短く収めなければならないと思ったのは、その旅はオーディエンスにとって長い旅になるかもしれないと感じたからなんだ。映画はよく長過ぎることが多いと思うんだ。オーディエンスに甘えて、自己満足に陥り長過ぎる作品となってしまうことがよくある。時には、過ぎたることはおよばざるがごとしということはあるよね。最終的には映画としては一番満足したと感じることができる長さにするべきで、前作は特に短い映画を作るのを目的としてやっていたわけではないけれど、あの長さが一番ストーリーをうまく語ることができる長さなのではと思えたからなんだ。そうは言っても、僕自身は長過ぎる映画に対する偏見のようなものはあるかもしれないな。オーディエンスは観ていて疲れてしまうと思うんだ。


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