[シネマトゥデイ映画ニュース] 映画『カムイ外伝』の完成披露試写会が22日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、主役の松山ケンイチをはじめ、監督の崔洋一、脚本の宮藤官九郎の3人が舞台あいさつを行った。忍者としての1年間の訓練を受けた松山ケンイチは、壁走りを習得するまで成長したことが崔監督の口から明かされると、会場からは驚きの声があがっていた。
本作は、白土三平原作の伝説のコミック「カムイ外伝」を初めて実写化した時代劇だ。舞台は17世紀の日本、忍者のおきてを破り、組織を追われた抜忍・カムイがたった独りで生き抜いていく孤独なヒーローの物語。主役・カムイを演じた松山は、「日本でこういう仕事をさせてもらっている以上、時代劇は絶対にやるべきだと思った」と崔監督からの出演オファーを快諾。初のアクション映画出演だったが、1年にわたる訓練を受けて忍者の動きを習得すると、撮影時には壁を走ることができるまでに成長を遂げたという。その役者魂には役者の指導に厳しいことで知られる崔監督も、「ケンイチはすごい。役者を辞めても忍者でいける」と手放しで称賛していた。
撮影開始までに1年をかけ、さらにカムイの必殺技である「変移抜刀霞切り」「飯縄落とし」などのさまざまな忍術も劇中に登場する。ワイヤーアクションとVFXが駆使されてはいるが、崔監督によれば「ほとんど生身の人間が演じた」とのこと。その成果もあってか撮影終了後、崔監督と松山で原作者の白土のもとにあいさつに行ったところ、松山の姿を見た途端、「本物だ」と口走り、「初めて生身のカムイと会ったような気がする」と原作者の心を動かしたエピソードも披露された。崔監督もこの光景には「感動した」とふり返り、松山も「これ以上の幸せはない」と改めて思いをかみしめていた。
映画『カムイ外伝』は9月19日より全国公開
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